目次
- 高所恐怖症は原因や克服方法が存在!?
- 高所恐怖症とは
- 幼少期から恐怖症を持っている人が多い
- 大人になってからなる人も
- あなたは高所恐怖症?チェック診断
- バンジージャンプを何を言われてもしたくない
- 高い場所のすべり台が苦手
- 高いところに行くと手や足が震える
- 高所にいる人の映像・写真を観るだけでも怖いと感じる
- 漫画や映画での高所のシーンも恐怖を感じる
- ジェットコースターや観覧車が怖い
- 飛行機をみるだけでも怖い
- 階段やエレベーターも怖い
- 高所恐怖症で治療が必要とされている人は2タイプ
- 本人や周りの人にも影響がある
- 仕事や普段の生活に支障が出る
- 高所恐怖症の原因
- 幼少期のトラウマ
- 幼少期の環境
- 遺伝の関係
- 映画や漫画による影響
- 仕事上のミスによる影響
- 命の大切さや人間の体の脆さについて知りすぎている
- 高所恐怖症の症状
- 吐き気
- 不眠状態や食欲減退してしまう
- 常に不安な状態になる
- 高所を避けすぎて仕事や生活に支障が出る
- 高所恐怖症の克服・治し方
- 恐怖症に対して向き合う
- 高所であるからこその利点を考える
- 少しずつ高い所に慣れていく
- 友達・家族に協力してもらう
- 専門機関を利用
- 【番外編】高所恐怖症以外の恐怖症
- 閉所恐怖症
- 広場恐怖症
- 視線恐怖症
- 女性恐怖症
- 暗所恐怖症
- 高所恐怖症は治せる!
スリリングな展開の作品はもちろん、ファンタジー作品などでもよく高所のシーンというのは描写されるものです。そうした迫力ある構図のシーンは、物語を盛り上げる重要なものですが、高所恐怖症の人には逆効果となる可能性があります。
たとえ映画の中の迫力あるワンシーンだとしても、絵として描かれた漫画の一コマだとしても、高いところから見た景色が描写されると、自分自身がその場に立っていなくとも恐怖を感じてしまう。高所恐怖症とはそういうものなのです。
たとえ映画の中の迫力あるワンシーンだとしても、絵として描かれた漫画の一コマだとしても、高いところから見た景色が描写されると、自分自身がその場に立っていなくとも恐怖を感じてしまう。高所恐怖症とはそういうものなのです。
ジェットコースターや観覧車が怖い
via pixabay.com
娯楽の代表格とも言える特別な場所、といえば遊園地ですが、高所恐怖症の人にとっては苦行の場となる可能性があります。それは、アトラクションには高いところへ上るものが多いからです。
たとえばジェットコースターは、ゆっくりと高いところまで上った後に急激に落ちていきます。多くの人にとっては高速で落ちる時間が最大の恐怖ですが、高所恐怖症の人は前段階のゆっくり上っていく時間が何よりの恐怖です。
また、観覧車などはもってのほかです。お金を払い30分以上かけてただ高いところへ行って戻ってくる。誰にも邪魔されずに綺麗な景色を見られるというロマンチックな空間なのは間違いありませんが、高所恐怖症の人は恐怖でそれどころではなくなってしまうのです。
たとえばジェットコースターは、ゆっくりと高いところまで上った後に急激に落ちていきます。多くの人にとっては高速で落ちる時間が最大の恐怖ですが、高所恐怖症の人は前段階のゆっくり上っていく時間が何よりの恐怖です。
また、観覧車などはもってのほかです。お金を払い30分以上かけてただ高いところへ行って戻ってくる。誰にも邪魔されずに綺麗な景色を見られるというロマンチックな空間なのは間違いありませんが、高所恐怖症の人は恐怖でそれどころではなくなってしまうのです。
飛行機をみるだけでも怖い
via pixabay.com
上空10000メートルを毎日たくさんの便が行き交う飛行機ですが、それを下から見上げているだけでも、高所恐怖症にとっては恐怖を感ずるに十分な体験です。
飛行機に乗って恐れおののいた経験を思い出したり、あんな高さに自分がいたら、と客観的に見えるがゆえの想像をしてしまうなど、様々な形で恐怖の感情が訪れます。
ですので、地上からでも飛行機をずっとは見ていられません。乗った飛行機が落ちる確率は0.0009%程度だと言われますが、空高くに居続けることが危険であり恐怖なのですから、まったく安心などできないのです。
飛行機に乗って恐れおののいた経験を思い出したり、あんな高さに自分がいたら、と客観的に見えるがゆえの想像をしてしまうなど、様々な形で恐怖の感情が訪れます。
ですので、地上からでも飛行機をずっとは見ていられません。乗った飛行機が落ちる確率は0.0009%程度だと言われますが、空高くに居続けることが危険であり恐怖なのですから、まったく安心などできないのです。
階段やエレベーターも怖い
via pixabay.com
我々の日常生活に深く溶け込んでいる階段やエレベーターは、みなさんにとっても無くてはならないものであるはずです。しかしこれらは当然高いところに上るためのものであり、高所恐怖症の人にとっては天敵とも言えます。
特に、急な傾斜がついていたり段の間に隙間が空いているタイプの階段や、ガラス張りのエレベーターなどは下が見えるためとても苦手とします。また、真性の高所恐怖症にもなると、2階に上ることすらままならないほどだと言われています。
特に、急な傾斜がついていたり段の間に隙間が空いているタイプの階段や、ガラス張りのエレベーターなどは下が見えるためとても苦手とします。また、真性の高所恐怖症にもなると、2階に上ることすらままならないほどだと言われています。
高所恐怖症で治療が必要とされている人は2タイプ
via pixabay.com
さて、みなさんは以上のチェック項目にあてはまるものはありましたか?ひとつだけの方もいれば、たくさんの項目にあてはまっており、自分が高所恐怖症かもしれないと気づいた方まで様々かと思います。
ただ本来人間というのは高いところに危険を感じるもの。基本的にはチェック項目にいくつあてはまっても、今すぐにどうにか治療しなければならないということはありません。
とはいえ、明らかに過度な高所恐怖症は日常にも支障をきたしてしまう場合があります。ここではそんな、治療が必要な2つのタイプを紹介します。みなさんも念の為チェックしてみてください。
ただ本来人間というのは高いところに危険を感じるもの。基本的にはチェック項目にいくつあてはまっても、今すぐにどうにか治療しなければならないということはありません。
とはいえ、明らかに過度な高所恐怖症は日常にも支障をきたしてしまう場合があります。ここではそんな、治療が必要な2つのタイプを紹介します。みなさんも念の為チェックしてみてください。
本人や周りの人にも影響がある
via pixabay.com
高いところに対して度を越した恐怖を感じてしまうことで、本人はもちろん周りの人たちにもその影響が出てしまう場合は治療をうけるべきです。
恐怖の対象である高所を耐えようとして大きな苦痛を感じたり、異常に避けようとするあまり精神的に不安定になったりすると、その本人と付き合う周囲の人にも大きな負担を与えてしまう可能性があります。もしそうして人間関係に支障が出ると、さらに本人が悩む原因になるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
高所恐怖症の影響で苦痛を感じており、周りともうまく関係を築けないと思ったら、一度治療を受けてみるべきです。
恐怖の対象である高所を耐えようとして大きな苦痛を感じたり、異常に避けようとするあまり精神的に不安定になったりすると、その本人と付き合う周囲の人にも大きな負担を与えてしまう可能性があります。もしそうして人間関係に支障が出ると、さらに本人が悩む原因になるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
高所恐怖症の影響で苦痛を感じており、周りともうまく関係を築けないと思ったら、一度治療を受けてみるべきです。
仕事や普段の生活に支障が出る
via pixabay.com
また、高所恐怖症による苦痛が仕事や日常生活に支障をきたすレベルである場合も、治療を検討するべきです。
たとえば、海外出張が多い職業の人が渡航のたびに強い恐怖を感じていたり、とび職の人が高所での作業のたびに身体がうまく動かせなくなったりしていたら、仕事面で大きな支障が出ていると言えます。
日常でも階段やエレベーターを利用できなかったりと、普段の生活に支障が出るほどの苦痛を感じているのだとしたら、それはもはや過度な恐怖症であり、すぐにでも治療が必要だと言えるのです。
たとえば、海外出張が多い職業の人が渡航のたびに強い恐怖を感じていたり、とび職の人が高所での作業のたびに身体がうまく動かせなくなったりしていたら、仕事面で大きな支障が出ていると言えます。
日常でも階段やエレベーターを利用できなかったりと、普段の生活に支障が出るほどの苦痛を感じているのだとしたら、それはもはや過度な恐怖症であり、すぐにでも治療が必要だと言えるのです。
高所恐怖症の原因
via pixabay.com
このように、重度になると日常生活すら困難にしてしまうのが高所恐怖症です。ところで、人はどのようなきっかけで高所恐怖症となってしまうのでしょうか?
もしもなにかしらの原因がわかれば、いままさに高所恐怖症の人にとってはその改善に、いまそうでない人にとっても予防に役立つことでしょう。というわけで、ここからは高所恐怖症の原因となる事柄について詳しく解説していきますので、みなさんも思い当たるフシがないかぜひ確認してみてください。
もしもなにかしらの原因がわかれば、いままさに高所恐怖症の人にとってはその改善に、いまそうでない人にとっても予防に役立つことでしょう。というわけで、ここからは高所恐怖症の原因となる事柄について詳しく解説していきますので、みなさんも思い当たるフシがないかぜひ確認してみてください。
幼少期のトラウマ
via pixabay.com
子どもというのは怖いもの知らずな場合が多く、落ちるかもしれない危険な高所でも無邪気に遊び回るものです。基本的には保護者らによって安全が確保されますが、その予想外の行動をするのもまた子どもの性と言えます。
そして一歩間違えてしまうと、落下するなど実際に危険で恐ろしい体験をすることになってしまいます。幼い子どもにとってはそれが大きなショックとなり、トラウマになってしまうことさえあります。
そうした幼少期の恐怖体験によるトラウマが、高所恐怖症となる原因のひとつだと言われています。高所へ行くとトラウマが思い出され、肉体的にも精神的にも恐怖で緊張状態に陥ってしまうのです。
そして一歩間違えてしまうと、落下するなど実際に危険で恐ろしい体験をすることになってしまいます。幼い子どもにとってはそれが大きなショックとなり、トラウマになってしまうことさえあります。
そうした幼少期の恐怖体験によるトラウマが、高所恐怖症となる原因のひとつだと言われています。高所へ行くとトラウマが思い出され、肉体的にも精神的にも恐怖で緊張状態に陥ってしまうのです。
幼少期の環境
via pixabay.com
また、一度きりの恐怖体験だけではなく、幼少期を過ごした環境自体も高所恐怖症の原因となり得ます。
たとえば、保護者から念入りに高所は危ないから近づくなと躾けられてきた子どもや、高所恐怖症の保護者を見て育った子どもは、「高いところは危ないから近づかない」という考えが頭に刷り込まれる可能性があります。
そして幼少期の刷り込みというのは、成長してもその人の思考に影響を与えるものですから、大人になっても自然と高所に恐怖を感じ続けるようになるというわけです。
たとえば、保護者から念入りに高所は危ないから近づくなと躾けられてきた子どもや、高所恐怖症の保護者を見て育った子どもは、「高いところは危ないから近づかない」という考えが頭に刷り込まれる可能性があります。
そして幼少期の刷り込みというのは、成長してもその人の思考に影響を与えるものですから、大人になっても自然と高所に恐怖を感じ続けるようになるというわけです。
遺伝の関係
via pixabay.com
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