【診断】高所恐怖症の症状と原因は？克服方法と治し方も

高所恐怖症は原因や克服方法が存在！？

世の中にはたくさんの「○○恐怖症」が存在しますが、中でも有名なのが「高所恐怖症」です。みなさんの周りにも、高いところを極端に怖がる人というのはいるのではないでしょうか？その方はきっと高所恐怖症です。

高所恐怖症の人は、どうして自分は高いところが苦手なのかをわかっていない場合が少なくありません。気が付いた時にはすでに、高所へ恐怖を感じる体質になっているのです。

しかし実は、高所恐怖症にはなにかしらの原因があります。また、一度発症してしまってもそれを克服する方法があるのです。そんな高所恐怖症について、ここから詳しく解説していきます。また、高所に限らず「怖がり」だという方は、以下の記事も参考にしてみてください。

怖がりの心理と原因は？怖がりな性格の克服方法も！ - POUCHS（ポーチス）

怖がりな性格の原因は、子供の頃の経験や、発達障害の可能性もあるのをご存じですか？今回は、怖がりな性格の人の心理や特徴、克服方法などを詳しく解説していきます。また怖がりチェック診断もありますので是非参考にしてみてください。

高所恐怖症とは

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高所恐怖症というのは、高いところに行くとそこが安全な場所でも、落ちてしまうのではないかという恐怖に襲われる心理的な病です。とはいえ、高いところというのはそもそも人間にとって危険な場合が多いため、本能的に怖がってしまうのは普通のことだと言えます。

しかし、他には誰も怖がっていない高さでひとり恐怖に震えていたとしたら、それは高所恐怖症かもしれません。そしてその程度も様々であり、ただ単に高いところが苦手だという「高所恐怖癖」から、脚立の上に立つだけでもパニックになってしまう真性のものまで幅広い症状の人が存在します。

幼少期から恐怖症を持っている人が多い

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高所恐怖症を持っている人には、幼い頃からずっと高いところが怖かったという記憶がある場合が多いです。赤ちゃんの頃から「高い高い」を怖がって泣いていたり、幼稚園の頃にはゲレンデのリフトに乗っただけで顔面蒼白だったりと、高所恐怖症エピソードが頭に刻まれています。

こうした場合は特に、自分が高所恐怖症になったきっかけがわからないものです。高いところが怖かった経験は数あれども、その原因は何なのかと言われてもピンとこないことが多いのです。

大人になってからなる人も

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反対に、それまでは平気だったにも関わらず、大人になってから高いところが怖くなるという人もいます。子どもの頃は高さなど気にもせず遊んでいたのに、大人になって同じ高さがひどく危険に感じるようになったという経験、みなさんにはありませんか？

単純に身体能力の衰えてから子どもの頃のようには動けないという自覚のもと、子どもたちの遊びに身の危険を感じることは普通かもしれません。しかし、ただ「高所」というだけで恐怖を感じてしまうのはまた別の話です。

あなたは高所恐怖症？チェック診断

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成人およそ2000人を対象としたある調査によると、様々な恐怖症の中でも高所恐怖症の人が最も多く、高いところが非常に怖いと答えた割合は23％にまで上りました。さらに、やや怖いと答えた割合を含めると50%以上です。

これほど多くの割合を示しているのですから、もしかするとみなさんも自覚していないだけで、深層心理では高いところへの恐怖感がある可能性があります。そこでここでは、高所恐怖症か否かのチェック項目をいくつか紹介していきます。

バンジージャンプを何を言われてもしたくない

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バンジージャンプといえば、たった一本の命綱だけを頼りに、橋などの高所から飛び降りるアトラクションです。バラエティー番組の罰ゲームでよく使われることからも、進んで飛びたがる人が多くないことが伺えます。

しかしそのスリルは非日常であり、一度飛ぶとハマる人というのもまた少なくありません。また飛ぶ前は駄々をこねても、カウントダウンが始まったら多くの人が観念して飛び降りていきます。

そんな中、カウントダウンが始まろうとも、飛んだらご褒美がもらえると言われようとも、絶対に飛ぼうとしない人がいたなら、きっとその人は高所恐怖症です。命綱があろうが他の人が飛んでいようが関係ありません。一刻も早くその場を離れたいということ以外は、頭になくなってしまうのです。

高い場所のすべり台が苦手

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幼い頃には誰もが遊んだすべり台。高ければ高いほどスリルも楽しさも増すため、子どもたちは列を作って何回もすべりに行きます。とてつもなく長いすべり台というのも日本各地に点在しており、地元の名物になっていることが多いです。

そんな名物すべり台を、童心に還って子どもと一緒にすべってみよう、とはならないのが高所恐怖症です。はしゃぐ子どもの隣で青ざめている親御さんがいたら、その高さに戦慄している高所恐怖症の可能性があります。バンジージャンプよりも数段安全そうには見えますが、高所恐怖症はとにかく「高さ」が恐ろしいのです。

高いところに行くと手や足が震える

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高いところに行くと無意識に手足が震えてしまうという方は、高所恐怖症かもしれません。ここから落ちて死んでしまうのではないかという恐怖から、本能的に身体が緊張して震えを起こしてしまうのです。

震えてしまうとそれまでより身体の自由が利かなくなり、精神的にも不安定になってパニックになってしまうことがあります。たとえ自分にとっては何も怖くないような安全な場所でも、高いところで震えている人がいたら、馬鹿にせず寄り添って真剣に心配しましょう。

高所にいる人の映像・写真を観るだけでも怖いと感じる

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高いところというのは非日常的な空間である場合が多く、高層ビルや名峰などの観光地で動画や写真を撮る人も多いです。しかし高所恐怖症の人はそんな映像や写真を観るだけでも恐怖を感じてしまいます。自分がその場所にいたら、と想像して戦慄するのです。

高いところに恐怖感を覚えない勇敢な人たちの中には、高層ビルを綱渡りしたり高所でアクロバットを披露したりする人がおり、実際に映像などをネット上でシェアしています。それを見ているだけなら危険が及ぶはずもないのですが、高所恐怖症の人は最後まで目を開けていられないことがほとんどです。

漫画や映画での高所のシーンも恐怖を感じる

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