2019年6月11日 更新

情緒不安定で泣くことが増える?情緒不安定の原因と改善方法

情緒不安定になってしまうと泣くことが増えたり普段は許せていたことに怒りを感じることもあります。特に女性は生理前や妊娠後期は情緒不安定にることが多いです。そんな情緒不安定の原因はピルが関係しているのか、他にも原因があるのかなど、とことん追求していきます!

目次

統合失調症は脳の機能障害によって起こる病気と言われています。感情表現が乏しくなってしまったり、無気力になることもあります。そして些細なことで怒ったり泣いたりするようになることもあります。

最近急に情緒不安定になるようになった、急に感情の起伏が激しくなってきた気がする、と言う場合は統合失調症の可能性があります。幻聴が聴こえてきたり幻想が見えるようなこともあります。

いかに家族や周りの人が気づいてあげられるかが重要になってくるので、いつもと行動や性格が違うと感じるようなことがあれば病院へ行くことを勧めて見てください。

パーソナリティ障害

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パーソナリティ障害と一言に言っても様々な種類があります。その中でも情緒不安定性パーソナリティ障害はまさに情緒不安定さが強く現れます。衝動的に行動をすることが多く、急に怒り始めたりと不安定になってしまいます。

そしてそれが悪化していくと自傷行為をしてしまう方もいます。どんどん自暴自棄になっていってしまうのです。この場合は境界型パーソナリティ障害と診断されることもあります。

神経症性障害やうつ病にも似たような症状が出ることもあります。この病気はとにかく自分でもどこかおかしい、どうにかしたいと思う人が多く自ら心療内科を受診しにくる方が多いです。

自律神経失調症

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自律神経失調症は思いつく原因も特にないにも関わらず慢性的な疲労であったり、偏頭痛や耳鳴り、めまいなどの症状があります。そして精神障害としては感情の起伏が激しいなどがあります。

自律神経は全身の体調に関わってくるので、バランスが乱れてしまうと様々な不調が出て来てしまいます。また、自律神経失調症にも様々なタイプがあります。

神経型自律神経失調症の方は特に感情の起伏が激しくなります。自分で勝手に自律神経が乱れているだけなのかな、と放置をしてしまう方もいますが、放置しているとうつ病なども発症してしまう可能性があります。

ピルを服用すると情緒不安定になりやすいのか

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経口避妊薬であるピルを服用している女性は意外と多いものです。そんなピルには様々な副作用があると言われています。ピルを飲むと情緒不安定になるのか…と不安に感じている方のために、ピルについて解説していきます。

これからピルを飲もうと思っている、今現在飲んでいるけれど身体にどんな影響があるのかを知りたい、と言う方は是非参考にして見てください。

女性のクオリティオブライフに影響を与えると発表された

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ピルは女性のクオリティオブライフにマイナスな影響を与えると言われています。クオリティオブライフとは、生活全体の豊かさのことです。

18歳〜35歳の女性340人を2グループに分け、両方のグループにピルを服用させたが、片方のグループにはピルに見せかけたものを服用させて実験をしたところ本物のピルを服用していた方の女性が気分の落ち込みを訴えたようです。

ですがピルが悪いと言うわけではなく、人それぞれなのです。気分が落ち込む、情緒不安定になると言う副作用が出る人と出ない人がいるのでどうしても合わないと感じた場合は他の方法で避妊をするべきです。

うつ症状やその他の精神疾患の要因にはなり得ないとの報告

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ピルを服用することによって、気分の落ち込みを感じたと言う方はいたが、結果的にそれがうつ病に繋がっていくようなことや、その他の精神疾患になることはなかったと言う報告もされています。

そのため、ピルの服用で少し情緒不安定に感じてしまう人はいるけれど、それが病気に繋がることはないとされています。そのため安心して服用することができます。

基本的にピルを服用していなくても、生理前には情緒不安定になると言う方が多いですし100%ピルの副作用とは言い難いところもあります。

相性があるため他の手段を選択するのも一つの手

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ピルの副作用は様々なものがありますし個人差があります。全く何も副作用を感じることはないと言う人もいれば、気分が不安定になってしまう人もいます。

どうしても身体に合わない場合は無理をして飲まないで他の方法を考えることをおすすめします。最近では様々な避妊方法があります。

避妊リングや子宮頸管キャップなど様々な方法があるので一度婦人科で相談をしてみてください。無理をすることは身体に負担がかかるのでやめましょう。

副作用を感じたらすぐに医師に相談

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生活に支障を来さない程度の副作用であればそのまま飲み続ける人も多いですが、少しでも副作用がきついと感じた場合はすぐに医師へ相談してください。

無理をして飲み続けることだけはやめて下さい。また、最初の数ヶ月は頭痛や吐き気が起こることもありますがほとんどの場合は数ヶ月で副作用がなくなります。身体が慣れてくるのです。

そのためどうしてもピルを飲みたいと言う方は医師に相談をしつつまずは数ヶ月飲んでみる、と言うことも時には必要です。副作用を心配する方も多くいますが、基本的にピルはリスクはないと言われているお薬です。

情緒不安定の改善方法

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情緒不安定になってしまうことは、自然なことなので受け入れる他ありません。ですが、その情緒不安定さを改善させる方法がいくつかあるのでご紹介します。

まずは少しでも改善するようにいろいろと試してみて、それでも改善が見られない時には病院にまずは行くと言うことが大切です。

視覚・臭覚を活用してリラックス

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とにかくリラックスをすることが大切です。普段パソコンなどのモニターばかりを眺めているような方はどんどん気持ちが滅入ってしまうことがあります。

時には自然の景色のある場所で時間を忘れてぼーっとした時間を過ごすことも大切です。そして嗅覚としてはアロマなどで部屋全体をいい香りに包むだけでもリラックスすることができます。

ハーブティーであれば嗅覚だけではなくて味覚でもリラックスできるのでおすすめです。

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