2019年6月11日 更新

情緒不安定で泣くことが増える?情緒不安定の原因と改善方法

情緒不安定になってしまうと泣くことが増えたり普段は許せていたことに怒りを感じることもあります。特に女性は生理前や妊娠後期は情緒不安定にることが多いです。そんな情緒不安定の原因はピルが関係しているのか、他にも原因があるのかなど、とことん追求していきます!

目次

情緒不安定になりやすいタイミング

Sad Depressed Depression - Free photo on Pixabay (366717)

女性には情緒不安定になりやすいタイミングがいくつかあります。女性の身体はとても難しいもので様々な変化があります。生理前にはイライラしてしまう女性が多いと言うのもホルモンバランスの影響からです。

男性はそんな女性の身体的なことをまずは理解してあげることが必要になってきます。上手に対処することで情緒不安定になる前になんとか食い止めることができることもあります。

難しいことですがそのタイミングが来た時だけは、何か言われても言い返さないようにするなどの対処をすることで悪化を防ぐことができます。そして本人も苛立っていることはわかっているので病院へ行くことを勧めるのもありです。

生理前後

Organizer Calendar Schedule - Free photo on Pixabay (366950)

生理前後はどうしても自分ではコントロールできないような情緒不安定になってしまうことがあります。特に生理前にイライラや不安を感じてしまうことが多いです。

普段は許せていたことが許せなくなってしまうこともよくあります。生理が来ると嘘のようにスッと落ち着くので不思議なものです。

この場合はPMS(月経前症候群)の可能性が高いです。生理前にイライラしてしまうことで悩んでいると言う方は婦人科を受診することをおすすめします。

妊娠後期

Pregnant Mother Body - Free photo on Pixabay (366969)

妊娠中はホルモンバランスが崩れるため情緒不安定になりやすいのです。特に妊娠後期は不安な感情を強く感じてしまうことがあります。

プレグナンシーブルー、マタニティーブルー、産前うつ、産後うつなど様々なものがあるようにまさにいつ情緒不安定になってもおかしくありません。

妊娠中の情緒不安定は、出産をすることで解消されることが多いです。ですが産後も育児で不安になっていくこともあります。とにかくパートナーがしっかりと支えてあげることが必要です。

子育て中

Baby Infant Child - Free photo on Pixabay (366998)

子育て中はライフスタイルも子供が中心になっていきますし、今までは自分の時間にあてていた時間をほとんど子供のための時間にする必要があります。

そして初めての育児の場合は様々な不安が常に押し寄せて来ます。夜泣きで寝不足になってしまうこともあり、一度情緒不安定になってしまうとどんどん深みにハマっていってしまいます。

特に育児に対して神経質になってしまう人は、様々なことを完璧にこなそうとして思いつめてしまうようになります。楽にポジティブに考えようとしてもできなくなってしまうのです。

大きな環境の変化があった時

Girl Young Lifestyle - Free photo on Pixabay (367018)

人は変化を恐れるものです。なかなか変化を受け入れることができないことはよくあります。大きな環境の変化があった時にはどうしても情緒不安定になりがちです。

特に自分が望んでいるような変化ではなかったり、変化することによって自分に負担がかかってしまう時などは情緒不安定になってしまいます。

その変化をどうしても受け入れなければいけない時は、きちんと周りにその変化が自分にとっては辛いものであることをしっかり伝えなければ自分だけが辛い思いをしているのだ、と孤独に感じて情緒不安定が深刻化していきます。

大切な人・物を失った時

Retouching Beauty - Free photo on Pixabay (367060)

大切な人や物を失った時、自分が生きがいにしている仕事や趣味を失ってしまった時の喪失感がきっかけで情緒不安定になってしまうこともあります。それは人として普通のことですし、そうなってしまうのも仕方のないことです。

時間が過ぎて行くことなどで、その喪失感も少しずつ薄れていくものです。ですが、それでも薄れていかない、どれだけ時間が経っても傷が癒えることはなくずっと悲しみしかない、と言う場合はうつ病などになっている可能性が高いです。

情緒不安定なまま毎日を過ごすことはとても辛いものです。周りの人もどう関わっていけばいいのか悩んでしまう可能性があります。まずは情緒不安定なことを認めて、病院を受診することが一番です。

情緒不安定は病気の可能性も

Checklist Clinic Daily Report - Free photo on Pixabay (367099)

情緒不安定を放置しておくと、いつの間にか病気になってしまっていることもあります。ちょっと気分が不安定なだけだから、と軽く見ているとなかなか完治が難しいものに変化していくこともあります。

自分がまさか病気と言うことはありえないだろう、と決めつけてしまうのはやめてしっかりと情緒不安定な自分を認めることが大切です。自分のためだけではなくて周りの家族のためにもなります。

周りに病院を勧められた際も、素直にそれに応じることが大切です。ちょっとしたことで気持ちが物凄く安定することもあります。まずは病院へ行く、その一歩が重要です。

うつ病

Nature Rocks Edge - Free photo on Pixabay (368612)

うつ病にも様々な種類があります。とにかく常に無気力な場合はうつ病ですが、情緒不安定な方の場合は非定型うつ病の可能性が高いです。

非定型うつ病は普通のうつ病に比べてもテンションが高い時があったり、急に落ち込むことがあったりとまさに情緒不安定な状態が続いているような症状があります。

そのため診断も難しいのですが、20代から30代の女性に多くただの情緒不安定だと思っていたら非定型うつ病と言う方は少なくありません。

双極性障害

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以前は躁うつ病とも言われていましたが、現在では双極性障害と呼ばれています。まさに情緒不安定な状態と同じように落ち込んでしまう時もあれば眠らなくても平気なくらいにハイテンションになってしまいます。

両極端な症状が出るので双極性障害と言われるようになりました。早めに受診をして、薬でコントロールをすれば普通の生活を送ることができますが、放置してしまうと躁状態とうつ状態を何度も繰り返してしまうことになります。

そのため、周りの人間関係をどんどん悪化させてしまうことにも繋がりかねません。うつ状態の時には死にたいと思う気持ちが強くなってしまうこともあるため、注意が必要な病気です。

統合失調症

Document Paper Office - Free photo on Pixabay (368628)

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