目次
- 海洋恐怖症とは?
- 海洋恐怖症とは
- 何に恐怖を感じるか?
- 海洋恐怖症の症状
- 海洋恐怖症になる原因
- 海や大量の水に対するトラウマ
- 暗所恐怖症
- 水に囚われ行動が制約されることへのストレス
- 見えないものを想像で補い過ぎてしまう
- 親が海洋恐怖症で海が怖いものだと刷り込まれている
- 海の何が怖い?海を恐れる心理
- 溺れる苦しみや恐怖を想像してしまう
- 流されて帰れなくなる気がする
- 津波など自然災害に巻き込まれる恐怖を想像してしまう
- 底が見えない海に飲み込まれそうな恐怖を感じる
- 水中で自由を奪われているように感じ無力感や不安感を覚える
- 海の音や海底を踏む感触が不愉快で強いストレスを感じる
- 水中に潜んでいる生物に襲われる恐怖や痛みを想像してしまう
- 怪物や幽霊などが水中に潜んでいる気がしてしまう
- 本物でなくても怖い!海洋恐怖症の人が恐れる写真や絵
- 海中に巨大生物がいる
- 海面に鮫などの危険生物のヒレが出ている
- 海の中が暗く見えないところで人が泳いでいる
- 巨大な波が立っている
- 海に巨大な穴や滝がある
- 海洋恐怖症とどう付き合う?決める前にすべきこと
- 海洋恐怖症を恥じずに怖いという感情を認める
- 過去の記憶を探るなどして恐怖の原因を理解する
- 海洋恐怖症が自分の人生に与える影響を考えてみる
- 克服できる?海洋恐怖症とうまく付き合うコツ
- 周囲にありのままを話し理解を得る
- 海や海を連想させるものを避けて生活する
- 克服するにはセラピーやカウンセリングが必要なことも
- 実際に海は危険?海に潜む危険には何がある?
- 離岸流
- 潮の満ち引きによる水位の変化
- 座礁などによる船の事故
- 鮫
- クラゲ
- ダツ
- 恐怖の対象は人ぞれぞれ!海洋恐怖症に理解を持とう!
これまでに挙げた原因は、全て自分の経験がきっかけで海洋恐怖症になってしまうものでした。しかし、経験だけではなく、海洋恐怖症の親を持っている方は、その子供も海洋恐怖症になってしまうケースが多いのです。
しかし、それは遺伝ではありません。その多くは、親による刷り込みが行われています。
海洋恐怖症の方は、海に対して相当な恐怖心を持ってます。自分だけではなく、「子供も溺れてしまうかもしれない」「海に行った時にサメに襲われてしまうかもしれない」と想像してしまうので、子供にも気をつけて欲しいと思うのは当たり前です。
ただ、子供にとって親の言うことは絶対。恐怖心を植え付けられた子供は、行ったことがなくても海は怖いものと思ってしまうのは想像に難くないでしょう。
しかし、それは遺伝ではありません。その多くは、親による刷り込みが行われています。
海洋恐怖症の方は、海に対して相当な恐怖心を持ってます。自分だけではなく、「子供も溺れてしまうかもしれない」「海に行った時にサメに襲われてしまうかもしれない」と想像してしまうので、子供にも気をつけて欲しいと思うのは当たり前です。
ただ、子供にとって親の言うことは絶対。恐怖心を植え付けられた子供は、行ったことがなくても海は怖いものと思ってしまうのは想像に難くないでしょう。
海の何が怖い?海を恐れる心理
via pixabay.com
海洋恐怖症といっても、ただ海が怖いと漠然に感じる方だけではありません。海で溺れることが怖かったり、海中の生物が怖かったり、恐怖の対象になるものや状況は人それぞれです。
ここでは、海の「何が」怖いのか、そこに焦点を当てて解説します。
ここでは、海の「何が」怖いのか、そこに焦点を当てて解説します。
溺れる苦しみや恐怖を想像してしまう
via pixabay.com
海洋恐怖症の方の中で多くは、溺れることに対して恐怖を感じてしまいます。人は溺れると息ができません。とても苦しく、恐ろしいことには間違いありません。
実際に、溺れる経験をしたり、溺れた人を見たりした人はトラウマとして残っているのはもちろん。経験をしていない方も、テレビの再現VTRで人が溺れている様子を見たり、溺れたことのある人から体験談を聞いたりすることで恐怖を感じてしまうケースもあるのです。
実際に、溺れる経験をしたり、溺れた人を見たりした人はトラウマとして残っているのはもちろん。経験をしていない方も、テレビの再現VTRで人が溺れている様子を見たり、溺れたことのある人から体験談を聞いたりすることで恐怖を感じてしまうケースもあるのです。
流されて帰れなくなる気がする
via pixabay.com
海の中は、とても水の流れが速くなっています。波にのみ込まれようものなら、あっという間に自力で泳いでも戻れないくらい、浅瀬から遠のいてしまうこともあります。
現実に気をつけなければいけないことですが、海洋恐怖症の方は想像だけでも動悸がしてしまうくらい、恐怖を感じてしまうのです。
また、海は広く終わりが見えません。だからこそ「流されたら戻れない」という恐怖がより大きくなってしまうのでしょう。
現実に気をつけなければいけないことですが、海洋恐怖症の方は想像だけでも動悸がしてしまうくらい、恐怖を感じてしまうのです。
また、海は広く終わりが見えません。だからこそ「流されたら戻れない」という恐怖がより大きくなってしまうのでしょう。
津波など自然災害に巻き込まれる恐怖を想像してしまう
via pixabay.com
多くの人は海水浴を楽しんだり、綺麗な砂浜を想像したり、海に対して良い印象を持っているでしょう。しかし、そんな海が人間に対して牙をむく瞬間があります。それが、津波などの自然災害です。
実際に、2011年の3月に起きた東日本大震災では、多くの人が津波の被害に見舞われました。津波を実体験した方や、映像で津波の映像を見た方などは、今でもそれがトラウマになっている人がいるそうです。あれだけの津波の被害が大きかったので、無理はありません。
そのことがきっかけで、海洋恐怖症になってしまった方も中には存在するのです。
実際に、2011年の3月に起きた東日本大震災では、多くの人が津波の被害に見舞われました。津波を実体験した方や、映像で津波の映像を見た方などは、今でもそれがトラウマになっている人がいるそうです。あれだけの津波の被害が大きかったので、無理はありません。
そのことがきっかけで、海洋恐怖症になってしまった方も中には存在するのです。
底が見えない海に飲み込まれそうな恐怖を感じる
via pixabay.com
海洋恐怖症で且つ、暗所恐怖症の方は、暗くて底が見えない海に対して恐怖を覚えてしまいます。
実際に、世界で最も深いと言われているマリアナ海溝は、水面下10,911Mを記録しています。これはエベレストをひっくり返したとしても底につかないほどの深さなのです。
それだけ深い海ですから、想像すると自分もその海に飲み込まれてしまう気がしてしまいますね。
実際に、世界で最も深いと言われているマリアナ海溝は、水面下10,911Mを記録しています。これはエベレストをひっくり返したとしても底につかないほどの深さなのです。
それだけ深い海ですから、想像すると自分もその海に飲み込まれてしまう気がしてしまいますね。
水中で自由を奪われているように感じ無力感や不安感を覚える
via pixabay.com
前述では、水中にいる時の、水の抵抗によって身体が思うように動かず、その経験によって海洋恐怖症になってしまう方もいると紹介しました。
身体が思うように動かないと人は不安になってしまいます。泳げないとなると、その不安感はもっと大きなものになってしまうでしょう。
力を抜くと逆に浮くのですが、その無力感も普通の人にとっては心地良く感じても、海洋恐怖症の人には気持ち悪く感じてしまうのです。
身体が思うように動かないと人は不安になってしまいます。泳げないとなると、その不安感はもっと大きなものになってしまうでしょう。
力を抜くと逆に浮くのですが、その無力感も普通の人にとっては心地良く感じても、海洋恐怖症の人には気持ち悪く感じてしまうのです。
海の音や海底を踏む感触が不愉快で強いストレスを感じる
via pixabay.com
波が打ち返す海の音、海底を踏みしめる感触。みなさんはその音や感触についてどう感じますか。音に関しては、ヒーリング音楽などにも収録されていることもあるので、心地よく感じる方も多いのでしょう。
しかし、海洋恐怖症の方の中には、その音や感触が大きなストレスになる方もいます。海の大きな音を聞いただけで恐怖を感じたり、実際に海底のどろっとした感触が気持ち悪く思ったりするのです。
しかし、海洋恐怖症の方の中には、その音や感触が大きなストレスになる方もいます。海の大きな音を聞いただけで恐怖を感じたり、実際に海底のどろっとした感触が気持ち悪く思ったりするのです。
水中に潜んでいる生物に襲われる恐怖や痛みを想像してしまう
via pixabay.com
海の中にはたくさんの生物が潜んでいます。私たちが普段、海水浴をする場所では、危険な生物に出くわすことはほとんどありません。そのため、みなさんはあまり水中の生物に恐怖を感じることはないのではないでしょうか。
しかし、海洋恐怖症の方は水中の生物に対して大きな恐怖を感じてしまいます。例えば、「サメに襲われたらどうしよう」「クラゲに刺されたら痛いだろうな」と深く想像してしまうのです。
しかし、海洋恐怖症の方は水中の生物に対して大きな恐怖を感じてしまいます。例えば、「サメに襲われたらどうしよう」「クラゲに刺されたら痛いだろうな」と深く想像してしまうのです。
怪物や幽霊などが水中に潜んでいる気がしてしまう
via pixabay.com
これは見えないものを想像で補いすぎてしまう、海洋恐怖症の方によくあることなのですが、水中に怪物や幽霊がいるのではないかと恐怖を感じてしまうそうです。
確かに海はとても深く、深いところだと真っ暗なので、何だか怖くなってしまう気持ちもわかります。また、深海に潜む生物たちは少し怖い顔をしているので、それも恐ろしく感じてしまうのかもしれません。
確かに海はとても深く、深いところだと真っ暗なので、何だか怖くなってしまう気持ちもわかります。また、深海に潜む生物たちは少し怖い顔をしているので、それも恐ろしく感じてしまうのかもしれません。
本物でなくても怖い!海洋恐怖症の人が恐れる写真や絵
via pixabay.com
2 / 5