目次
- 自己憐憫はいけないこと?
- 自己憐憫の意味
- 自己憐憫の類語
- 自己憐憫になる心理
- 被害者意識がとても強い
- すべて人や環境のせい
- トラウマで覆われている
- かわいそうな自分が可愛い
- 自分だけが特別な存在に感じる
- なんでもマイナスに考える
- 結局自分が好き
- 自己憐憫になっている人の特徴
- ネガティブな発言が多い
- 構ってちゃんな態度が多い
- 自らトラウマを語る
- 気づいてほしくてジッと見てくる
- 嘘を平気でつく
- 現実逃避をする
- 自己中心的な態度をとって振り回す
- 自己憐憫はうざいと思われる?
- ネガティブばかりでうざい
- かわいそうと思えない
- 自分に甘いと感じる
- 責任逃ればかりで信用がない
- 結局わがまま
- 自己憐憫は病気も関わっているの?
- 非定型うつ病の症状として出ることも
- 自己憐憫になっていないかチェック!診断してみて!
- 自己憐憫の診断について
- 自己憐憫の克服方法とは?
- 自分で問題を解決する
- 人に依存しない
- 自分の思いを書いて発散させる
- 物事を客観的に考える
- ポジティブな気持ちを常に思い出す
- 自分が一番かわいそうではないと思う
- 専門家に相談する
- 自己憐憫は早めに克服しよう!
自己憐憫に陥る人は「かわいそう」と思ってもらうことに大きな目的があります。だけど実際に、自己憐憫になっている人に対して周囲は本当に心から可哀想と思っているのか?疑問ですよね。
この項目では、同情を誘う行為は本当に成功しているのか?自己憐憫になっている人に対して、周囲はどのように反応しているのかをご紹介していきます。
この項目では、同情を誘う行為は本当に成功しているのか?自己憐憫になっている人に対して、周囲はどのように反応しているのかをご紹介していきます。
ネガティブばかりでうざい
via pixabay.com
自己憐憫に陥っている人は考え方がネガティブでですが、それは言動にも表れています。自己憐憫の人と一緒にいると、ネガティブな発言ばかりで周囲の人は疲れてしまいます。
同じ時間を共有する人とは、楽しく安心できる関係を築きたいのが人間の心理です。何に対してもネガティブで自分だけを特別扱いしてほしいというような、すぐ自己憐憫に陥る人は気遣ってもらえるわけもなく、みんなに避けられる傾向にあります。
同じ時間を共有する人とは、楽しく安心できる関係を築きたいのが人間の心理です。何に対してもネガティブで自分だけを特別扱いしてほしいというような、すぐ自己憐憫に陥る人は気遣ってもらえるわけもなく、みんなに避けられる傾向にあります。
かわいそうと思えない
via pixabay.com
自己憐憫になっている人は「自分だけが可哀想」ということが前提で話をします。ですが、実際その内容は誰もが日々体験しているような悲しい出来事であることが多く、それを乗り越えてきた人からすると「そんな程度で?」と思ってしまう人もいます。
実際に悲しい度合や傷ついた度合は目に見えて量ることができませんので、本人の感性に依存しているところが大きいのですが、自己憐憫になっている人は‟悲しい出来事”という内容ではなく‟可哀想な私”に焦点が当たっていることが、聞き手には伝わってしまいます。
人は、不思議なもので見返りを求めてくるような行動には反発心が出てしまい「大して可哀想とは思えないな...」と否定するようにします。
実際に悲しい度合や傷ついた度合は目に見えて量ることができませんので、本人の感性に依存しているところが大きいのですが、自己憐憫になっている人は‟悲しい出来事”という内容ではなく‟可哀想な私”に焦点が当たっていることが、聞き手には伝わってしまいます。
人は、不思議なもので見返りを求めてくるような行動には反発心が出てしまい「大して可哀想とは思えないな...」と否定するようにします。
自分に甘いと感じる
via pixabay.com
自己憐憫は行き過ぎてしまば「自分への甘え」の行動になります。「こんなに可哀想な私だから、しなくていいでしょ?」と自己憐憫を利用して、やりたくないことから逃げるための手段にしてしまいます。
自己憐憫になっている人の中には、巧妙に嘘をついて策略的に人を動かす頭の良いタイプの人も存在します。日ごろから自分をしっかりと律している人からみれば、そんな策略は小手先のものでしかなく、できるのにやろうとしない‟単に自分に甘い人”という見方しかされていません。
自己憐憫は時と場合によっては自分を弱くみせる手段になり、周りの人を加害者にしてしまいますので周囲から距離を置かれてしまうのです。誰も悪者にはなりたくないので、自己憐憫の人からは当然距離を取ります。
自己憐憫になっている人の中には、巧妙に嘘をついて策略的に人を動かす頭の良いタイプの人も存在します。日ごろから自分をしっかりと律している人からみれば、そんな策略は小手先のものでしかなく、できるのにやろうとしない‟単に自分に甘い人”という見方しかされていません。
自己憐憫は時と場合によっては自分を弱くみせる手段になり、周りの人を加害者にしてしまいますので周囲から距離を置かれてしまうのです。誰も悪者にはなりたくないので、自己憐憫の人からは当然距離を取ります。
責任逃ればかりで信用がない
via pixabay.com
自分に甘いということは、逃げてばかりで責任感がないと言い換えることができます。自己憐憫に浸っている人は、話す言葉や行動にも周りから信用してもらえません。
話に尾ひれがついて小さな嘘が大きな嘘になっていることも多く、やりたくないことは言い逃れして責任を持ちません。
いざ仕事を任せてみても、ミスを指摘されるのが怖くて、自分の落ち度を認めたくなくて環境や人のせいにして責任転嫁しますので、最終的には何も任せてもらえず寂しい思いをします。
話に尾ひれがついて小さな嘘が大きな嘘になっていることも多く、やりたくないことは言い逃れして責任を持ちません。
いざ仕事を任せてみても、ミスを指摘されるのが怖くて、自分の落ち度を認めたくなくて環境や人のせいにして責任転嫁しますので、最終的には何も任せてもらえず寂しい思いをします。
結局わがまま
via pixabay.com
自己憐憫に浸ってしまう人は、自分のことしか見えていません。「‟自分が”どうみられるか?」ということにしか興味がないとも言え、可哀想に思ってもらうためには手段を選ばないようなところがあります。
自分の都合のいいように相手に罪悪感をあたえるように仕向け、したいように振る舞いうため、自己中心的で結局わがままな人になってしまいます。
自己憐憫に陥る人にとってみれば「こんなに可哀想なのに、誰もわかってくれない」と思いでいっぱいですが、周りからみると、ただのワガママな人であり自分の期待通りに人を動かしたい傲慢な人なのです。
自分の都合のいいように相手に罪悪感をあたえるように仕向け、したいように振る舞いうため、自己中心的で結局わがままな人になってしまいます。
自己憐憫に陥る人にとってみれば「こんなに可哀想なのに、誰もわかってくれない」と思いでいっぱいですが、周りからみると、ただのワガママな人であり自分の期待通りに人を動かしたい傲慢な人なのです。
自己憐憫は病気も関わっているの?
via pixabay.com
自己憐憫に陥りがちな人は、単なる甘えやワガママとして見られることも多いのですが、実は精神的な疾患と関係していることもあり精神が不安定になっているがゆえに自己憐憫になっていることが考えられています。
自己憐憫の特徴の項目で、考え方がネガティブで自分に対しての肯定感が低いところがあるとお伝えしましたが、このネガティブになってしまう部分に現代の若い世代に多い「非定形うつ病」が隠されており、自己憐憫との関連性があります。
自己憐憫に陥っているからといって、簡単にワガママや甘えと切り離してしまうことはできない面があります。次の項目で、非定形うつ病について触れていきます。非定形うつ病をを知ることで、自己憐憫に陥ってしまう人の心を理解しましょう。
自己憐憫の特徴の項目で、考え方がネガティブで自分に対しての肯定感が低いところがあるとお伝えしましたが、このネガティブになってしまう部分に現代の若い世代に多い「非定形うつ病」が隠されており、自己憐憫との関連性があります。
自己憐憫に陥っているからといって、簡単にワガママや甘えと切り離してしまうことはできない面があります。次の項目で、非定形うつ病について触れていきます。非定形うつ病をを知ることで、自己憐憫に陥ってしまう人の心を理解しましょう。
非定型うつ病の症状として出ることも
via pixabay.com
非定型うつ病とは、よく知られている通常のうつ病とは違い、症状が定期的に出るのではなく非定型であるうつ病のことをいいます。
非定型うつ病の特徴は、10時間以上の過眠と多食、全身がだるいような鉛様疲労感があります。特に自己憐憫と関係性のある症状として、拒絶過敏性という‟他者からの否定に敏感に反応してしまう”ことで、ネガティブに捉え怒りやすくなることです。
人の好意的な言葉を信用できず、悪く捉えてしまい怒りやすくなったり、ふさぎ込んでしまうような症状です。そして、代表的な特徴として、気分反応性がみられます。
非定型うつ病の特徴は、10時間以上の過眠と多食、全身がだるいような鉛様疲労感があります。特に自己憐憫と関係性のある症状として、拒絶過敏性という‟他者からの否定に敏感に反応してしまう”ことで、ネガティブに捉え怒りやすくなることです。
人の好意的な言葉を信用できず、悪く捉えてしまい怒りやすくなったり、ふさぎ込んでしまうような症状です。そして、代表的な特徴として、気分反応性がみられます。
via pixabay.com
気分反応性は、自分の好きなことには気分が乗ってノリノリでいられますが、嫌なこととなると途端に気分が落ち込んでしまい手に付かなくなってしまうことです。周囲からはワガママや甘えたことを言っているようにみられますが、これも病気の症状なのです。
性格的な問題でワガママなのか、病気の症状として出ているのかを見分けるポイントは、その人物のこれまでの行動にあります。‟真面目で周りの要求に答えようとする”‟自己主張はしない”‟良い子タイプ”だったかどうか?があげられます。
性格的な問題でワガママなのか、病気の症状として出ているのかを見分けるポイントは、その人物のこれまでの行動にあります。‟真面目で周りの要求に答えようとする”‟自己主張はしない”‟良い子タイプ”だったかどうか?があげられます。
自己憐憫になっていないかチェック!診断してみて!
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自己憐憫の感情は誰の心にも備わっていて、気が付きにくいものです。自己憐憫に陥っているかどうかは自分自身では気づいていないことがほとんどで、気づいた時には周りには誰も居なくて独りぼっちになっていることも少なくありません。
孤独を感じてからでは人間関係を修復させることは難しいものです。この項目では、あなた自身が自己憐憫に陥っていないかの診断ポイントをご紹介していきます。
孤独を感じてからでは人間関係を修復させることは難しいものです。この項目では、あなた自身が自己憐憫に陥っていないかの診断ポイントをご紹介していきます。
自己憐憫の診断について
via pixabay.com
自己憐憫は心理学ではこれまであまり注目されていなかったのですが、現在では研究が進み、自己憐憫を測定する「自己憐憫尺度」というテストが存在します。自己憐憫尺度のテスト内容は大きく分けて、運命に対する悲観、同情に対する不信感、思いやり希求の3つがあります。
「なぜいつも自分ばかりが不幸なの」という考えや「どうせ人に話してもわかってもらえない」といった気持ちになったり、気づけば不幸自慢や苦労自慢が増えていれば要注意ですので気をつけましょう。
「なぜいつも自分ばかりが不幸なの」という考えや「どうせ人に話してもわかってもらえない」といった気持ちになったり、気づけば不幸自慢や苦労自慢が増えていれば要注意ですので気をつけましょう。
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