2019年6月2日 更新

【診断】完璧主義者の特徴と心理!仕事でも恋愛でも疲れる?

一緒にいて疲れることもある完璧主義者は、仕事上では大きな成果を出すことも多い人物です。完璧主義者はどのような心理や特徴を持っているのでしょうか。また、完璧主義者はその性格からうつ病になりやすいというリスクもあります。恋愛傾向や自己診断方法など全てご紹介します。

目次

完璧主義者とは

Hands Fingers Positive - Free photo on Pixabay (322002)

あなたの周りに完璧主義者はいないでしょうか。もしくはあなた自身は普通に生きているつもりなのに、いつも周りから「完璧主義ですごいね」などと褒められた経験はないでしょうか。

この記事では完璧主義者の長所や短所、恋愛傾向などを紹介していきます。完璧主義者がどういう特徴を持っているか分からないという人も、記事の最後の方には自分で診断できるチェックリストを紹介しますのでぜひ参考にしてください。

完璧主義者の意味

Dictionary Focus Book - Free photo on Pixabay (322003)

完璧主義者は、決して造語ではありません。心理学の中に「完璧主義」という項目が存在しています。心理学によると、完璧主義の人は「いつも万全を期すために努力を惜しまず、過度に高い目標を設定する人」です。他にも「自分に厳しい評価を下し、他人からの評価も気にする」という特徴や、「限られた時間の中で最大限の成果を残そうとする」という特徴を持っています。

ただし、日常生活で「完璧主義者だね」と言われる時には心理学的な意味を持っていないことがほとんどでしょう。上記で紹介した項目の一つでも当てはまっていると言われる可能性が高くなります。まだ同じ意味として使われる言葉には「ストイック」などの言葉もあります。

完璧主義者は3種類に分類できる

Cute Cats Kittens - Free photo on Pixabay (322004)

当然ながら完璧主義者といっても全員が同じ特徴を持っているわけではありません。同じように思われがちな完璧主義者も3つのタイプに分けられます。

1つ目は「自己指向型」と呼ばれ、自分への評価がとても厳しい人です。ストイックという言葉で表現されることも多いでしょう。2つ目のタイプは「社会規定型」と呼ばれ、自分が完璧であることが社会のためになると信じている人のことを言います。そのため、少しでも失敗してしまうととてつもない失敗をしたように落ち込むなど、強迫観念の強いタイプである場合が多いと言われています。最後の3つ目のタイプは「他者指向型」と呼ばれ、周りに完璧であることを求めます。時には失敗をした周りの人を強く批判することもあるでしょう。

自己指向型あるいは社会規型と他者指向型を併せ持っている人は周りから評価されます。ただし他社指向型のみの場合は周りから攻撃的な人と嫌われてしまうケースもあります。

完璧主義者の特徴

Hall Painted Greenwich - Free photo on Pixabay (322007)

それでは、完璧主義者はどのような特徴を持っているのでしょうか。先ほど紹介した3つのタイプの中でも、特に自己指向型と社会規定型に当てはまる特徴を紹介していきますので、チェックしてみてください。

なお、他者指向型に関しても全くこういった特徴を持っていないというわけではありません。他社指向型の完璧主義者だからといって、全く自分に対しては厳しくないということはめったにないので間違えないように注意してください。

高い理想を持っている

Ama Dablam Himalaya Mountain - Free photo on Pixabay (322010)

完璧主義者は多くの場合、高い理想を持っています。いつでもあるべき理想の姿を想定し、それに少しでも近付くために努力を惜しまないでしょう。

仕事でノルマなどを与えられた場合でも、さらにそれ以上の目標を自分で設定するでしょう。ノルマや自分で設定した目標が達成できてもそれに満足せず、さらに自分で新たな目標を設定して努力を辞めることはありません。タイムリミットが訪れるギリギリまで理想に少しでも近づけるように努力をし続けるのが特徴です。

自分に厳しい

Running Runner Long Distance - Free photo on Pixabay (322013)

高い理想を実現するために、完璧主義者は自分に対してもとても厳しく接します。たとえば毎日の筋トレをノルマにしている場合は「今日は疲れているから休もう」などと考えたりはせず、雨の日でもしっかり走ったり屋内でもできるトレーニングを行うなど妥協しません。

また、そうした厳しさは自分だけではなく周りの人に向けられることもあります。「なぜ努力をすれば成果が出ると分かっているのに努力をしないのだろう」と考えてしまうこともあり、時には周りの人から敬遠されてしまうこともあります。

負けず嫌い

Relay Race Competition Stadium - Free photo on Pixabay (322018)

自分に厳しく常に努力している完璧主義者の人ですので、当然ながら負けず嫌いな性格をしている人が多くなるでしょう。特に、表面的には努力していないように見える要領の良い人に負けることを極端に嫌う人が多いと言われています。

ただし、負けた場合でもめったなことでは逆恨みなどはしません。負けてしまった原因を冷静に分析し、相手の長所に勝つには自分のどの長所を伸ばして、どういった短所を克服すれば良いのかしっかり考えるでしょう。その結果、どんどん能力を向上させていけるのが完璧主義者の強みでもあります。

他人を信用していない

Manipulation Smartphone Gleise Run - Free photo on Pixabay (322022)

完璧主義者の人の多くは、しっかり努力しているため他の人に比べて能力が高い人が多いでしょう。そのため、他の人を頼るよりは全て自分で行った方が早いと考えてしまうことも多く、基本的には自分の周りの人を信用しません。

特に自分よりも勤続年数が低い人など、経験的に劣っている人のことは信用しないでしょう。信用しないためあまり仕事を任せることもせず、プレーヤーとしての能力は高いのにマネージャーとしてはその能力を発揮できないという一面もあります。

プライドが高い

Cup Podium Trophy - Free image on Pixabay (322029)

基本的に能力が高い人が多い完璧主義者ですので、それにともなってプライドも高くなっていきます。自分の努力や成果に見合った評価が受けられるべきだと考えるため、不当な評価を下されたと判断する場合は講義する場合もあるでしょう。

ただし、単にプライドが高く威張り散らしているだけではありません。プライドが高いため、自分が評価に見合った成果を出せないことがないようにしっかり努力するでしょう。その結果さらに評価されれば自分の能力をさらに伸ばすという良い循環が生まれる場合もあります。

細かい点をよく見ている

Calculator Calculation Insurance - Free photo on Pixabay (322031)

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