2019年6月30日 更新

【診断】広場恐怖症の症状とパニック障害との違いは?原因と克服法も

こちらは最近芸能人でも公表する方が多くなってきたとされる広場恐怖症についての紹介記事になります。症状をはじめ、原因や診断についてご紹介しています。またパニック障害との違いや克服体験談なども併せて記載しておりますので、興味がある方はご覧になってみて下さい。

毎回恐怖や不安を引き起こす

 (374040)

こちらの症状は「DSM-5」によるとCに該当し、症状の深度はまだ浅くもあるが放置すれば必ず日常に支障をきたすであろうことが伺えます。

その前のAの項目では、公共交通機関の利用、広い場所、囲まれた場所、列や群衆に紛れている、家の中に一人でいるといった中から2つ(またはそれ以上)でも恐怖や不安を感じことがある場合、広場恐怖症の疑いが強いと診断しています。

またBでは、パニック様の症状、転倒や失禁といった当惑する症状から、その場を回避する行動がみられる場合、広場恐怖症である疑いが強いとされています。

自分にとっての脅威が社会的に釣り合わない

 (374044)

社会における状況が一般的な人と比べて普通ではないと感じる場合、広場恐怖症である可能性が高くEと診断されています。

社会は自分中心に回っているわけではありませんので自己判断がしにくく、勝手にそれが正しい反応だと判断してしまい気付くのに遅れてしまうという場合もあります。

このように不安に思ったことをそのまま放置するのは危険という事になります。少しでもおかしいと思った場合は周りの人に聞いてみたりと、状況をしっかり理解する必要があると言えます。

6ヶ月以上症状が持続している

 (374042)

こちらの診断基準はFとなっていて症状としても重度のものと予想できます。6ヵ月以上にもなると、それが当たり前という習慣から治療に向かうきっかけも失ってしまうなど、かなり深刻な状態と言えます。

これ以降にも、社会や職場において恐怖や不安といった障害を引き起こしているG項目、パーキンソン病などの疾患から恐怖や不安が明らかに過剰であると診断されるH項目などがあります。

自分の状況を自分で判断することは簡単なようでとても難しいです。常に自分に気を張っているのも疲れてしまいますので、適度に自分を見つめなおす期間を設ける習慣を身に付けておきたいところです。

もしかしたら広場恐怖症かも?広場恐怖症自己診断

 (374046)

皆さんは、もやもやした不安に対して「自分は大丈夫!」と安心していませんか?しかし、その考え方は少しだけ変えた方がいいかもしれません。

確かに、今やることがあるし「後で!」というのは分かります。ですが、そのまま答えを出さず放置したままにしておくと、大変なことに発展してしまうパターンも十分にあります。

気付いてないだけで、実は「自分も!?」という事はよくあるので、少しだけ記憶の片隅に置いておくのがいいと言えます。では、広場恐怖症に該当するか皆さんも自己診断してみましょう。

長い間症状が続いている

 (374047)

広場恐怖症の恐れの感覚は、症状の出ていない人からすると理解の及ばないケースが多く、周りも「気にしすぎ」「精神的弱い」と決めつけたり、そう感じる自分は普通ではないという観念に囚われ症状を長引かせてしまう場合があります。

本人からすると見えない敵と戦っているような状況をずっと続けているという事になりますので、精神的に見ると相当辛いものがあると言えます。ここから復帰を成した人は、精神的にも相当強くなっていたりと、結果的には自分のためになっていたというケースも少なくはありません。

実際に危険はないはずなのに危険だと感じる

 (374048)

何かいるかもしれないという恐怖は誰にでも感じることがあります。例えば、先の見えない真っ暗な道を何も予期せず堂々と進んで行く人はいません。

しかし広場恐怖症の場合、これを日常の中でほぼ毎回、同じ場所で引き起こされます。この症状とずっと向き合わないといけないと分かったら、誰でも精神的にまいってしまうのではないでしょうか。

こういった思考が根付くのは恐怖が大きな要因ですが、それがありふれた日常的なものから引き起こされるというのは、かなり異常であることが分かります。

1人で外出することに強い恐怖を感じる

 (374049)

皆さんは外に出るとき一人では恐怖を感じてしまうといった経験はありますか?多くの方は恐れを抱くことは少ないと答えることでしょう。

それは生活している経験から習慣的になっているというのもありますが、外で出会う大半が怖くないものと理解しているからと証明できます。

誰でも怖いものがいっぱい詰まった箱の中に手を突っ込もうとはしません。そこに何かあるか分からないといった場合でも足を踏み入れることはしません。こういった恐怖の塊を少しずつ取り除いていく、これが解決に向けて非常に重要な要素となります。

日常に支障をきたしている

 (374053)

広場恐怖症は常に同じ状況で引き起こされるので日常生活に支障をきたしてしまいます。本人からしてみれば、ゲームで自分の不得意とするところを何度も強制的にやらされているような感覚でしょう。

当然、嫌気が差したりして諦めるといった事も出てきます。諦めたことによって自宅に引きこもりがちになるといったこともあります。しかし、逆に捉えればそこを乗り越えれば自分が成長できるといった意味になります。

その場は辛いけどいつかは自分のために返ってこないとも言い切れません。しかし無理をしている状態なので治療という休息とってから、ことに臨むのがより安全と言えるでしょう。

いつも同じような状況で恐怖を感じる

 (374051)

毎回同じような状況で恐怖を感じている人は、広場恐怖症の可能性が高いです。具体的には、人前のスピーチなどで異常な恐怖を感じ倒れてしまうといったパターンでしょうか。

何をしたわけでもないのに人前に立ったというだけで恐怖を感じることは、自分が悪い事をした・するという意識が強いことを意味しています。もちろん前に立っただけなので何も悪くはありません。

ですが、これから発言する事に対して相手に不都合になるという予測を、過去の経験から想起させて自己嫌悪に陥るというケースがよくあります。自分を許してくれない自分が強いため自分を責めてしまうのですね。

ほかの病気との違い

 (374083)

広場恐怖症はパニック障害のなかの一つの症候に該当し、これ以外にパニック障害は「パニック発作」「予期不安」の症状を引き起こします。注意するのはパニック障害とパニック発作は別の意味として記述されているところです。

パニック障害は名前、パニック発作は一つの症例として区分されています。パニック発作だけであれば、パニック障害以外の可能性もあるので間違えないよう理解を深めていく必要があります。

他にも分離不安症や社会不安症、減極性恐怖症-状況型などが存在し、分類は別のものとされています。では、これらの病気との違いについて見ていきましょう。

3 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪

飛行機恐怖症の症状と原因は?飛行機恐怖症の克服法と有名人も

飛行機恐怖症の症状と原因は?飛行機恐怖症の克服法と有名人も

世の中には沢山の「恐怖症」が存在しますが、その中の一つ「飛行機恐怖症」をご存知でしょうか。今や当たり前のように人々の足となっている飛行機ですが、この飛行機に対して恐怖を抱いている人がたくさんいるのです。ここではそんな「飛行機恐怖症」について詳しくご紹介します!
【診断】女性恐怖症の原因はトラウマ?女性恐怖症の症状と克服方法

【診断】女性恐怖症の原因はトラウマ?女性恐怖症の症状と克服方法

あなたは女性恐怖症を知っていますか?自分が女性恐怖症か診断し、特徴や原因を探り自分がどんな症状があるのか知ることが必要です。多くの場合はトラウマから女性恐怖症になる可能性が高いです。今回は克服方法も一緒にいていき、考えていきましょう。
【診断】高所恐怖症の症状と原因は?克服方法と治し方も

【診断】高所恐怖症の症状と原因は?克服方法と治し方も

みなさんは高いところが苦手ではありませんか?この記事では、高いところに恐怖を感じる「高所恐怖症」のチェック診断から、その原因や症状、そして治し方まで幅広く紹介します。高所恐怖症は大人になってからかかることもある身近な病です。ぜひこの記事で知識を深めてください。
【チェック】閉所恐怖症の症状と原因は?克服する方法と生活習慣

【チェック】閉所恐怖症の症状と原因は?克服する方法と生活習慣

閉ざされた空間にいるとパニック発作を起こしたりする閉所恐怖症は、生活に支障をきたす場合もあるため早期治療が必要です。そこで、症状や原因、MRIが苦手といった閉所恐怖症あるある、チェック表、克服方法などをご紹介しますので、気になる方はチェックしてみてください。
【診断】失笑恐怖症の症状と原因は?克服方法と失笑恐怖症の芸能人

【診断】失笑恐怖症の症状と原因は?克服方法と失笑恐怖症の芸能人

失笑恐怖症という症状をご存知ですか。こうした失笑恐怖症の症状に悩まされている人は意外に多く、実は芸能人の中にもこうした症状を持っている人がいるのです。失笑恐怖症の症状はなぜ起こるのか、そしてどのように対処するべきなのかも合わせて解説します。

この記事のキーワード