目次
- 「自分軸」と「他人軸」とは
- 軸とは生きるうえでの信念のこと
- 自分軸とは「何かを決断する時に規準となる、自分の中にある信念」のこと
- 他人軸とは「何かを決断する時に規準となる、他人の中にある信念」のこと
- 今の自分の「他人軸」度合いを診断
- 人の意見に流されがち
- 他人の評価が気になる
- 自分の意見が言えない
- 自分が大切にしていることがわからない
- 人から意見を求められると頭が真っ白になってしまう
- 自分に自信が持てない
- 自分の責任になるのが怖い
- 「自分軸」形成を阻害する要因
- 権威的な親
- やたらと口を出してくる先輩・上司
- 「皆一緒」を求める日本的文化
- 「自分軸」は意識的に作る必要がある
- 今から始める「自分軸」の作り方
- 「自分軸を作らなきゃ」という焦りは禁物
- ありのままの自分の現状を受け入れる
- 他人軸で生きている自分に気づく
- 自分の中の「これは好き」「これは嫌い」に敏感になる
- 人との考え方の違いを大切にする
- 小さな「これがしたい」「あれがしたい」を積み重ねる
- 明確な理想を持つ
- 自分軸があると仕事も恋愛も上手くいく!
- 素直な自分でいられる
- 他人に振り回されない
- 過度な依存体質を脱することができる
- 不満を抱え込まない
- 自分を偽らなくていいから気が楽
- 自分の決断に自信が持てる
- 次に自分のしたいことが自然と見えてくる
- 行動に主体性・積極性が出てくる
- 「自分軸」で真にあなたらしい人生を!
自分軸で生きている人は自立していますので、自分で考えて行動することが出来ます。一方、他人軸で生きている人は、他人の意見や考え方に依存し、普段から自分で考えるということをしていないので、人から意見を求められると頭が真っ白になってしまうのです。
上司や先輩に意見を求められたり、会議で意見を聞かれたとしても、頭が真っ白になってしまい自分の意見が言えなかったり「○○さんと同じです」という風に、他人の意見が自分の意見になってしまうのです。
上司や先輩に意見を求められたり、会議で意見を聞かれたとしても、頭が真っ白になってしまい自分の意見が言えなかったり「○○さんと同じです」という風に、他人の意見が自分の意見になってしまうのです。
自分に自信が持てない
via pixabay.com
他人軸で生きている人は、自分を肯定する自己肯定感が低いため、自分に自信を持つことができません。仕事や恋愛が上手く行っている時は自分を肯定することができるのですが、上手く行っていない自分を受け入れることができないのです。
つまり、自分に条件を付けて愛している状態と言えるでしょう。実はこれは、私たちが親密な人間関係の中で、例えばテストで100点取ったら親に褒められ、テストで50点取ったら親ががっかりした、そんな条件付きの愛を与えられた経験に起因すると言われています。
このような経験をしたことのある人は沢山いるし、良くあることと思われるかもしれませんが、実はこれは相手にとって良いことをしなければ、自分は受け入れてもらえないという思いと結びつきやすいのです。
つまり、自分に条件を付けて愛している状態と言えるでしょう。実はこれは、私たちが親密な人間関係の中で、例えばテストで100点取ったら親に褒められ、テストで50点取ったら親ががっかりした、そんな条件付きの愛を与えられた経験に起因すると言われています。
このような経験をしたことのある人は沢山いるし、良くあることと思われるかもしれませんが、実はこれは相手にとって良いことをしなければ、自分は受け入れてもらえないという思いと結びつきやすいのです。
via pixabay.com
そうすると人は、ありのままの自分に自信をもつことが出来ず、他人に愛されるために、相手に合わせた行動をとるようになるのです。
自分の責任になるのが怖い
via pixabay.com
自分軸で生きている人は、自分の判断で行動し、その結果起こる出来事や結果に対し責任を持っています。もちろん責任を持つということは誰にとっても怖いことですし、自分軸で生きている人も例外ではありません。
しかし自分軸で生きている人は、自分の心に従い自由に生きることを大切にしているため、自分の決めたことに責任を持つ覚悟をしているのです。
しかし自分軸で生きている人は、自分の心に従い自由に生きることを大切にしているため、自分の決めたことに責任を持つ覚悟をしているのです。
via pixabay.com
一方、他人軸で生きている人は、自分の責任になるのが怖いので、周囲の意見や考えに身を任せて、自分で判断することを放棄しています。周りの意見に流されていれば楽ですし、安全だと思っているからです。
ですが、責任を取ろうとしない人間が仕事で責任のある立場を任されることはありませんし、恋愛もいつも恋人の判断に任せっきりでは愛想をつかされてしまいます。本当は心の底で望んでいることがあるのに、いつも人生が思うようにいかない、そんな不自由な感覚がずっとついてまわるのです。
ですが、責任を取ろうとしない人間が仕事で責任のある立場を任されることはありませんし、恋愛もいつも恋人の判断に任せっきりでは愛想をつかされてしまいます。本当は心の底で望んでいることがあるのに、いつも人生が思うようにいかない、そんな不自由な感覚がずっとついてまわるのです。
【診断】メンタルが弱い人の特徴と原因!改善方法と弱い人への対処法 - POUCHS(ポーチス)
自分はメンタルが弱いと悩んでいますか?女性の場合すぐ泣くことも…しかし、メンタルは改善できます!そこで、今回はメンタルが弱い人の特徴と原因、仕事で一緒に働く時の注意点、彼氏への対応の仕方を解説していきます。メンタル診断も載せてますのでチェックして見てください!
「自分軸」形成を阻害する要因
via pixabay.com
「自分軸」を持っていなくても人は生きていくことが出来ますが、「自分軸」を持つことによって、周りに流されずブレない自分に成れたり、目標を達成することが出来たり、仕事で説得力や一貫性のある発言が出来るようになったりと、人生の可能性が広がることは確かです。
ですが「自分軸」は何もしなくても育つものではなく、自分を取り巻く人間関係や環境の影響を大きく受けるものです。「自分軸」形成を阻害する要因についてご説明します。
ですが「自分軸」は何もしなくても育つものではなく、自分を取り巻く人間関係や環境の影響を大きく受けるものです。「自分軸」形成を阻害する要因についてご説明します。
権威的な親
via pixabay.com
自分軸を上手く形成できない要因には様々なものがあるでしょうが、その中でも親との関係性が「自分軸」の形成を阻害する要因の一つであると言われています。
とりわけ子供にとって親というのは絶対的な存在です。親の言うことを聞いて良い子にしていなければ、愛してもらえないかもしれませんし、もし見捨てられでもしたら、経済能力のない子供にとっては死活問題です。
そのため、親から教えられることと、自分が感じた事が違っていた場合、子供は「私がいけないんだ」「私の感じたことが間違っているんだ」と幼いながらも自己否定を繰り返すようになってしまい、「自分軸」が上手く育たない場合があるのです。
とりわけ子供にとって親というのは絶対的な存在です。親の言うことを聞いて良い子にしていなければ、愛してもらえないかもしれませんし、もし見捨てられでもしたら、経済能力のない子供にとっては死活問題です。
そのため、親から教えられることと、自分が感じた事が違っていた場合、子供は「私がいけないんだ」「私の感じたことが間違っているんだ」と幼いながらも自己否定を繰り返すようになってしまい、「自分軸」が上手く育たない場合があるのです。
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特にその特徴が強いのは、権威的で相手を一方的にコントロールしようとする親を持つ子供と言われており、彼らには、自分の意見を主張しようとせず、他人との摩擦や衝突を避け、従順でいようとする傾向が目立つのです。
やたらと口を出してくる先輩・上司
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「そんなやり方じゃ、ダメだ。」「私の言う通りにすればいいんだ」「どうしてそんな事も出来ないんだ」こんな風に貴方を自分の思う通りにコントロールしようとしたり、貴方のやる事にいちいち干渉してくる先輩や上司はいませんか?
実はこうした、やたらと口を出してくる先輩・上司も「自分軸」の形成を阻害する要因の一つです。もしかしたら、彼らは善意でやっているつもりなのかもしれませんが、他人のやることに口出ししたがる人達の実態と言うのは、自分と向き合うことから逃げた人達なのです。
彼らは、自分の本心や本当にやりたいことと向き合うことから逃げ、自分で諦めることを選んだのですが、周りに目標を持って努力している人がいると、無意識のうちに足を引っ張ろうとしてしまうのです。他人の成長や成功を望んでいないのですね。
実はこうした、やたらと口を出してくる先輩・上司も「自分軸」の形成を阻害する要因の一つです。もしかしたら、彼らは善意でやっているつもりなのかもしれませんが、他人のやることに口出ししたがる人達の実態と言うのは、自分と向き合うことから逃げた人達なのです。
彼らは、自分の本心や本当にやりたいことと向き合うことから逃げ、自分で諦めることを選んだのですが、周りに目標を持って努力している人がいると、無意識のうちに足を引っ張ろうとしてしまうのです。他人の成長や成功を望んでいないのですね。
「皆一緒」を求める日本的文化
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日本的文化には「皆一緒」を求める特徴があります。昔から日本人には和を大切にするという考えが根付いており、幼稚園から小学校・中学校・高校・大学まで、私たちは皆と同じ考えを持ち、行動するよう教育されてきました。
そのため、少数派と集団の意見では、仮に集団の方が間違っていたとしても正しくなります。「赤信号、皆で渡れば怖くない」という言葉がありますが、これは日本人の特徴を分かりやすく表した言葉です。
こうした特徴がなぜ生まれたのかというと、それは日本が元々島国であり、外から入ってくる人間をよそ者として受け付けない文化であったことに起因しているとされます。島の中では、皆が同じ考え方や行動をするのが当たり前であり、集団と違う考え方は争いを生む種として嫌われていました。
そのため、少数派と集団の意見では、仮に集団の方が間違っていたとしても正しくなります。「赤信号、皆で渡れば怖くない」という言葉がありますが、これは日本人の特徴を分かりやすく表した言葉です。
こうした特徴がなぜ生まれたのかというと、それは日本が元々島国であり、外から入ってくる人間をよそ者として受け付けない文化であったことに起因しているとされます。島の中では、皆が同じ考え方や行動をするのが当たり前であり、集団と違う考え方は争いを生む種として嫌われていました。
via pixabay.com
ご存知のとおり日本は農耕民族で、米を主食として生活してきましたが、昔の日本では田植えや稲刈りを自分が所属するコミュニティで協力して行っていたため、もし集団と違う意見を主張して嫌われるようなことがあれば、コミュニティから追放されてしまい生きていけなくなる可能性がありました。
こうした要因もあり、日本人の心の中には、長い間「自分軸」が形成されにくかったのかもしれません。
こうした要因もあり、日本人の心の中には、長い間「自分軸」が形成されにくかったのかもしれません。
「自分軸」は意識的に作る必要がある
via pixabay.com
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