2019年7月12日 更新

長生きしたくない人の心理とは?結婚観や年金との関係も

長寿大国ニッポン。人生100年時代と声高々に叫ばれ、長生きが世の当たり前となりつつあるこの時代、一方では長生きしたくないと感じている人々が現れ始めています。今回は、そんな長生きを望んでいない人々の心理や特徴をご紹介していきましょう。

目次

長生きしたくないと感じる若者が急増中

Hands Human Old - Free photo on Pixabay (454191)

日本の平均寿命は2017年時点で過去最高を記録し男性81.09歳、女性87.26歳と男性は世界3位、女性は世界2位と世界に誇る長寿国家日本。病気や飢餓で若いうちに死ぬようなリスクは低くなり、誰もが定年後を見据えることができるような時代になりました。

しかし、そんな人生100年時代に「私は長生きしたくない」という感じる若者が急増しているのです。長生きすればするほど人生を謳歌する時間が増えていくのに、なぜ彼らは長生きをしたくないのでしょうか?

今回は、そんな長生きを望んでいない若者たちの心理と特徴をご紹介していきます。彼らは何を思いその台詞に至ったのか。ご一緒に確認していきましょう。

若者が長生きしたくないと感じる理由

Shoes Walking Railroad Tracks - Free photo on Pixabay (454197)

戦争や病気、飢餓やケガで長生きすることが難しかった時代、誰もが長生きすることを望んで日々を生きていました。明日には死ぬかもしれない、そんな不安を抱えながらも1年でも長く生きて人生を全うしたいと考えられていたのです。

しかし、昔の人々が願っていた夢が叶った時代。日本での戦争は無くなり、医療の発展により病気での死亡率が急減し、食べ物が溢れている中で長生きは当たり前のような時代に若者たちは長生きをしたくないというのです。

なぜそう思うのか?その理由は7つあります。

年金問題

Coins Currency Investment - Free photo on Pixabay (454198)

最近何かと話題に上がりがちな年金問題。「公的年金では老後2000万円足りない。」そう日本政府の審議会が報告書をまとめメディアが大きく報道したこともあり、若者の将来に対する不安は一層駆り立てられました。

東京都日比谷ではこの問題に若者約2000人が集まるデモがあった程、若者の年金問題に対する懸念は大きいものがあります。日本の年金制度は現役世代が払った保険料を今の高齢者に給付する賦課方式となっています。

しかし、若者の人口が減少している一方で高齢者の人口が急増している超高齢社会の今の日本では均衡を保たなくては成り立たないこの賦課方式はもう崩壊間近なのです。そのため、若者が定年後の将来を悲観するのは至極当然のことと言えます。

貧困問題

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モノが溢れ戦時中後のような貧困が消え去った現代で、さも貧困問題も消え去ったかのように語る人々もいますが、今若者の貧困が問題になっています。

若者は働けば自立でき、まともな生活が送れるという昔ながらの労働万能説ですが、今は働いてもまともな生活が送れないワーキングプア問題が生じています。

非正規雇用やブラック企業に勤め、労働時間のわりに手取りの賃金が安く、家賃や食費・光熱費を払うと手元に残るのは残り僅か。貯金ができないため毎月毎月の自転車操業をくりかえし、将来を考えるだけの余裕が彼らにはないのです。

独身による孤独への不安感

Sea Beach Water - Free photo on Pixabay (454205)

ここ数年女性の結婚・出産の高齢化が話題になっていますが、近年のデータでは男性の4人に1人は生涯結婚することが無いというデータもあります。

昔と比べ、成人したら仕事に就き、結婚し、子どもを家族みんなで育て、定年まで働くといったスタイルは徐々に減り、結婚しない人も増えそれ故に独身の人が増えています。

独身で一人暮らし。職場や休日は誰かといるからそこそこ楽しいけれど、家に帰ったら独りで孤独を感じこの先もずっとこの状況が続くのかと不安に駆られます。自分が老人になってもこの生活だろうかと考えてしまい、将来への不安が増加するのです。

生きづらさを感じる日本の現状

Airline Architecture Buildings - Free photo on Pixabay (454206)

若者を取り巻く日本の現状は昔と比較すると激変しています。終身雇用が保証されない企業、貰えるか不確かな年金、上昇し続ける税金、余裕の持てない低い給与、協力を見込めない殺伐とした地域社会、多様性と同調性を同時に求める社会…。

生き辛さを感じる日本の現状には思わずため息が出る程です。「今後どうなっていくのだろうか」と先行きの見えない将来を考えると気が滅入り、長生きしたくないと感じてしまう人は少なくありません。

毎日同じことの繰り返し

Hiking Walking Shoes - Free photo on Pixabay (454207)

けたたましく鳴る目覚ましを止め、掻き込むように朝食を胃に入れ、仕事では上司の圧に耐え、飲み会では接待をし、帰宅したら泥のように眠りまた翌日を迎える。

毎日同じことの繰り返しで、「なんで自分はこんなことをしているのだろう」とふとした疑問を抱えることもあるでしょう。人生のライフステージを順調に進んでいる知人をSNSで確認しながら、日々代わり映えしない自分の生活と比べては将来を悲観する生活では、長生きしたいと思える人はいないでしょう。

目標がない

Woman Beautiful Girl - Free photo on Pixabay (454208)

「5年後には昇進して部長になってやる!」「40歳までに自分のお店を持つのが夢なんです」「世界一周するために仕事してお金を貯めています」「今の彼女と結婚したいから、結婚費用を2人で貯金しているんです」

1年後、5年後、10年ごと先々に成し遂げたい目標がある人は長生きしたくないと感じることはありません。彼らにはやりたいこと、なりたい姿、成し遂げたい夢があるため、大変であっても今を頑張って生きています。

しかし、そうした目標が無いと毎日何のために頑張って働いているのかが時に分からなかくなってしまいます。

病気や体調の不安

Stethoscope Doctor Medical Blood - Free photo on Pixabay (454209)

幼い頃からの持病や社会人になってから続く体調の不調。そうした生きていくのに不安材料となる要素を抱えていると、どうしても将来のことを考えるのが難しくなってしまいます。

「どうせ長生きできないのではないか」と不安から自分の将来を決めつけてしまったり、この苦しい状況を何十年もずっと続けてまで生きたくないと考えてしまったり、他の人には考えられないような不安と毎日付き合い続けているからこそ、長生きしたくないと感じてしまうのです。

長生きしたくないと感じる深層心理

Key Heart Feather - Free photo on Pixabay (454214)

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