ドクターハラスメントの具体例と対処法!できる対策と相談先も

ドクハラを経験したことがある人は世の中にたくさんいます。あなたも病院で嫌な思いをしたことはありませんか?それ、もしかしてドクハラかも知れません。具体例を出しながら、ドクハラ医師への対策・対処法から、医療問題の相談にのってくれる機関まで紹介します。

目次

ドクターハラスメントとは

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現在日本では、様々なハラスメントが取りざたされています。有名なところではセクハラ、パワハラ、マタハラ、スメハラなど。その中の一つにドクターハラスメント、「ドクハラ」があります。

言葉からドクター=医師にされる行為ということはすぐにわかりますが、ハラスメントというとどのようなことを指すのでしょうか。

私たちの健康の維持を手伝ってくれ、病気やケガの治療をしてくれる医師。かかりつけ医がいる方もたくさんいらっしゃるでしょう。今回はそんな身近な存在の医師のハラスメントについて解説します。

医療従事者や患者への嫌がらせ

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ドクハラの被害者は、まずは患者である私たちです。「治してもらう」立場の私たちは、どうしても下手にでてしまいがちです。「先生」と呼んでいるというのもあり、目上の人に話しているようになってしまいます。そのためかドクハラ被害にあっていても、昔からの習慣が根付いているお年寄りなどは気が付いていないこともあるようです。

そして第二の被害者は、医療従事者の方々です。看護師を始め、検査技師、薬剤師、医療事務・・・医療現場にはたくさんの種類の専門家が働いています。

現代はチーム医療というのが基本の治療スタイルで、それぞれの専門家が知識を出し合って治療に当たるものなのですが、その中心にいるのが医師。

あくまでもチームなのですが、指示を出すのが医師であるためどうしても医師が頂点にいるような扱いになり、医療従事者はそれに従うような形になってしまうのです。それを逆手に取った嫌がらせが、医療現場には山のようにあります。

大学病院や総合病院などで見られる

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ドクハラは大学病院や総合病院などの大きな病院で起こりやすいと言われています。その理由は、大病院のブランドがあるからです。「自分はかの有名な○○病院の医師である」という事実が、医師の態度を尊大にさせるのかもしれません。

また大学病院の医局には、長きにわたる縦社会が存在します。上の役職についている医師などが偉そうにしているのを研修医時代から見ていると、「医師とはこのようなものだ」と勘違いしてしまうのでしょう。そして実際にドクハラで問題を起こしても、大きな組織に守ってもらえるという安心感がドクハラを増長させている原因となっています。

ドクハラ医師が増える原因

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「ドクターハラスメント」という言葉は、外科医の土屋繁裕さんが使用したのが始まりだそうです。彼はがんの治療や告知をしている中でこの言葉を生み出したようですが、一般の人たちの対人関係の常識が医師には通じない場面が多いと語っています。

なぜ医師には一般の常識が通じないのでしょうか。彼らは患者とも医療関係者とも常に接しており、対人スキルを身に着ける機会は一般人より多いはずです。どのような理由で、ドクハラ医師が増えてしまうのか紐解いてみましょう。

患者から感謝される機会が多い

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病気やケガが治ったとき、患者である私たちは医師に「ありがとうございました」とお礼を言うことが多いです。これは社交辞令の場合もありますし、心から感謝している場合もありますが、何も言わずに治療を終えるということはあまりないでしょう。

そう考えると、医師は一日に何度も人に感謝されています。日々新しいことを勉強し、人の命を預かっている仕事ですから感謝の気持ちを受け取る機会が多いのは当然のことと言えますが、その仕事の特殊性が医師の態度を横柄にしてしまうのかもしれません。

親や先輩の影響で特権階級と勘違いする

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医大生の両親の職業を調べたところ、私立医大の場合5割、公立医大の場合3割は親も医師というデータがあります。他の職業に比べ、医師は親と同じ職業を選んでいる人が多いということです。小さなころから「医師の常識」をもった親の背中を見て育っているということですので、自然とその常識が世間の常識と勘違いしても仕方がありません。

また、大学・就職とずっとまわりを医大生と医師に囲まれているのですから、世間の常識に触れる機会が私たち一般人より少なくなってしまうようです。これは物理的な問題であり、医師本人が気が付いて積極的に別の職業の人たちと接する以外解決策がありません。

狭い価値観

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常識が一般と違うということは、価値観も違うということは容易に想像がつきます。私たちにとっての医師の価値は、安心感・信頼感・治療技術などで決まるわけですが、医師にとっては違うのかもしれません。

患者にとって、医療従事者にとって、どのような医師が理想とされるのか、周囲に医師ばかりの生活では気が付くことができないのでしょう。狭い価値観で一元的な思考しか働かないため、中には収入・権威などで価値を測る医師もいるようです。

医療社会の閉鎖性

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医療の世界はその専門性や、個人情報の観点からあまり開かれていない業界といえます。昔に比べてカルテ開示や、接遇改善など開かれたものになってきてはいますが、旧態依然とした体制は一部まだ残っていると言えるでしょう。

医師が医療従事者にハラスメントを行ったとしても、そういうものだと受け入れる医療従事者は数多くいます。新人の頃から先輩に、そういうものだと教えられているからです。それどころか、新人歓迎会で年長の医師の隣に座らされ、直属の上司から医師へのお酌を強要されることすらあるのです。

閉鎖的な医療業界ではそれが暗黙のルールと化しており、疑問すら持たれない長い歴史があります。医療業界の閉鎖性が、ドクハラをしやすい環境を作り出しているのは間違いないでしょう。

ドクハラ医師を見抜く方法

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一昔前は大病院の医者と言えば、皮の大きな椅子に座り、患者に上から目線で話すというイメージがありました。ドラマなどでそれが誇張表現されていることもあるほどです。

現代ドクハラが世間に知られてから、各病院は医師の接遇教育を強化したと言われています。患者もやられっぱなしで黙っていたわけではないので、色々なところで医師の悪評が伝わるようになりました。SNSなどで悪評が流布されて困るのは、その医師を雇っている病院側です。

そのため若い医師などは、医学生時代から患者のメンタルケアや人間関係の構築の仕方など、きちんと教育されている人がほとんどです。昔ほどドクハラをする医師は多くないと言えるでしょう。

しかしドクハラ医師はいまだ健在です。たくさんの医師の中から、そのドクハラ医師に当たってしまったら・・・。ここではそんなドクハラ医師をどのように見分ければよいのか、その方法をご紹介します。

あいさつをするか

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