目次
- ドクターハラスメントとは
- 医療従事者や患者への嫌がらせ
- 大学病院や総合病院などで見られる
- ドクハラ医師が増える原因
- 患者から感謝される機会が多い
- 親や先輩の影響で特権階級と勘違いする
- 狭い価値観
- 医療社会の閉鎖性
- ドクハラ医師を見抜く方法
- あいさつをするか
- 威張ったり自慢話をしないか
- 怒らないか
- 説明なしに検査をしないか
- 恩着せがましくしないか
- ドクハラの具体例
- 医師の態度がめんどくさそうに見える
- 脅して治療に服従させる
- 不必要に怒ったり怒鳴ったりする
- 患者をサンプル・データ扱いする
- 患者意見は聞くつもりがない
- 患者の状況を理解せず傷つける
- 患者よりも病院の利益を優先する
- 産婦人科などで女性を傷つける
- ドクハラ医師の種類
- 人間失格型
- ミスマッチ型
- 脅し型
- 銭ゲバ型
- 子供へのドクハラ型
- セクハラ型
- 告知型
- ドクハラ医師への対策・対処法
- ほかにも病院はあるという意識を持つ
- 自分の意見をしっかりと伝える
- 自分の病気はできるだけ勉強する
- 病気の経過や疑問点はまとめておく
- セカンドオピニオンをする勇気を持つ
- 重要な説明は録音する
- ドクハラの被害を受けた時にどこに相談したらいいか
- 東京都の場合は「患者の声相談窓口」
- 医療問題を扱っている市民団体やNPO
- 厚生労働省
- 医師の言いなりになるのはNG!
東京都福祉保健局が運営しているのがこちらの「患者の声相談窓口」です。電話で医療に対する疑問や悩みを聞いて、患者本人が解決するにはどうしたらいいか助言をしてくれます。
ただしドクハラに関して医師が悪いかどうかを判断したり、診断が合っているかどうかなどを教えてくれるわけではないので注意しましょう。あくまで自己解決の手伝いをしてくれるということです。
相談時間は30分程度のようなので、電話する前に要点をまとめて電話したほうが良さそうです。
ただしドクハラに関して医師が悪いかどうかを判断したり、診断が合っているかどうかなどを教えてくれるわけではないので注意しましょう。あくまで自己解決の手伝いをしてくれるということです。
相談時間は30分程度のようなので、電話する前に要点をまとめて電話したほうが良さそうです。
医療問題を扱っている市民団体やNPO
医療問題を扱っている市民団体やNPOはたくさん存在しています。患者の権利を訴えることを目的にしているところから、医療情報の公開・開示を目的にしているところまでそのカラーは団体により様々です。
自分がどのような問題を抱えているかによってどの団体に相談すればいいかは自分で判断しなければなりませんが、日頃から積極的に活動しているところならすぐに対応してくれることでしょう。
どのようなドクハラを受けて、これからどうしていきたいのかを客観的に説明できるように、整理してまとめておくとよよりスムーズに事が進みます。
自分がどのような問題を抱えているかによってどの団体に相談すればいいかは自分で判断しなければなりませんが、日頃から積極的に活動しているところならすぐに対応してくれることでしょう。
どのようなドクハラを受けて、これからどうしていきたいのかを客観的に説明できるように、整理してまとめておくとよよりスムーズに事が進みます。
厚生労働省
医師に医師免許を発行しているのは厚生労働省です。免許取得後の医師の管理も、病院の監査の指示も行っています。厚生労働省に直接電話をして対応してもらうのは難しいですが、厚生労働省の管轄である「医療安全支援センター」という施設が全国に設置されているようです。
こちらはドクハラの相談はもちろん、医療に対する苦情や心配事の相談などに広く対応してくれます。また問題解決のために必要な関係機関との連携もしてくれるのでより安心です。
こちらはドクハラの相談はもちろん、医療に対する苦情や心配事の相談などに広く対応してくれます。また問題解決のために必要な関係機関との連携もしてくれるのでより安心です。
医師の言いなりになるのはNG!
大きな医療問題であるドクハラ。被害を受けるのは弱い立場の患者ばかり、と思っていた方も多いことでしょう。しかし現代社会において、医療は「サービス」です。
患者は適切な「サービス」を受ける権利があります。確かに治療には痛みが伴ったり、嫌な検査があったり、薬で副作用が出たりとすべてが患者の思い通りにいくことばかりではありません。そこは私たち患者が病気を治すために、辛抱しなければならないところです。
ですが、医師にドクハラを受けて辛抱する必要はありません。嫌なものは嫌だ、傷ついた時は傷ついたと主張して、適切な医療を受けましょう。
患者は適切な「サービス」を受ける権利があります。確かに治療には痛みが伴ったり、嫌な検査があったり、薬で副作用が出たりとすべてが患者の思い通りにいくことばかりではありません。そこは私たち患者が病気を治すために、辛抱しなければならないところです。
ですが、医師にドクハラを受けて辛抱する必要はありません。嫌なものは嫌だ、傷ついた時は傷ついたと主張して、適切な医療を受けましょう。
5 / 5