2019年4月3日 更新

3日間のファスティングの効果とは?具体的なやり方とスケジュール

テレビや雑誌で一度は目にしたことのあるファスティング。どういう効果があるのでしょうか。初心者でも取り入れやすい3日間のファスティングの具体的なやり方とスケジュールやメニューをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

準備期間は、食事量を減らし、ファスティングを行う準備をする期間のことです。運動を行うときにはストレッチやウォーミングアップを入念にしてから始めます。

それと同じようにいきなりファスティングを行なって体がびっくりしないように、食事の内容や量を調節し準備を行うのです。

準備を十分にせずファスティングを行うと、急激な食事量や塩分量の減少から頭痛や吐き気などの症状があらわれることがあります。

また準備期間があることで、心の準備もでき食べられないことへのストレスの軽減からファスティングを最後まで行うことができ、効果も高まります。

この期間には外食は控え、「まごわやさしい食品」を取り入れた和食の食事を心がけましょう。もちろんお酒やたばこ、お菓子などは控え、動物性食品を避け、減塩、添加物にも気をつけることが大切です。

断食期間

Detox Detoxify Diet - Free photo on Pixabay (127359)

ファスティング期間は、基本的に発酵ドリンクと水だけで過ごす期間のことです。ファスティング中でも日常生活が送れるように必要な栄養素を補いながら行なっていきます。

発酵ドリンクは、酵素ドリンクやグリーンスムージーのような飲み物のことで、安全にファスティングを行えるよう良質な栄養素が含まれるものを選ぶことが大切です。

この期間にはお酒やタバコ、お菓子はもちろん、ジュースやカフェイン入りの飲料、冷たいものは摂取しないようにし、激しい運動も控えましょう。

回復期間

Potato Soup Bear'S - Free photo on Pixabay (127362)

回復期間は、ファスティング後に少しずつ食べて体を元に戻していく期間のことです。ファスティングを行なった後は、内臓の機能が回復し、消化吸収の機能が高まっています。

体に良いものも悪いものも体内に取り込まれてしまうためこの期間はとても大切だと言われています。回復期間では、おかゆや薄めの味噌汁から始め、徐々に普通の食事内容や量に戻していきましょう。

この期間には体が驚いてしまわないよう、香辛料や唐辛子など刺激物は避け、脂の多い食品、嗜好品なども控えるようにします。お酒なども酔いが早くなってしまうので控えましょう。

3日間のファスティングの効果

Soup Spoon Cutlery Metal - Free photo on Pixabay (127368)

3日間のファスティングの方法、どういったことに注意して行うかを紹介してきましたが、ファスティングを行うことでどのような効果が期待できるのでしょうか。

ダイエット効果

Scale Weigh-In Mass - Free vector graphic on Pixabay (127375)

ファスティングを行うことで、その期間に摂取するエネルギーは普段よりも大幅に減ります。そのため、摂取したエネルギーよりも活動で使うエネルギーが上まれば、体内に蓄えられている糖質などのエネルギーを使います。

そのエネルギーを使いきると、体内で脂肪を燃焼させエネルギーに変えようとします。脂肪が燃焼することでダイエット効果が得られます。

ファスティングを行う期間のエネルギー摂取量は少なく、回復期間まで考えると脂肪を燃焼させることは十分に可能です。3日間の1回のファスティングで大幅な体重の減少が起こることは少ないですが、期間をあけ何回か行うことで徐々に減らすことは可能です。

デトックス効果

Salad Plate Girl Young - Free photo on Pixabay (127379)

デトックスとは、日々の食べ過ぎで溜まったものや蓄積していく老廃物など体内に溜まった毒素を外へ排出させることです。体の機能は毒素を排出するようにできていますが、入ってくるものが多い為排出が追いつかなくなっています。

吸収と排出は同時に行えない為、排出が終わっていないところにどんどん吸収するものが入ってきて、毒素や老廃物が蓄積されていってしまいます。

食べ過ぎ、飲み過ぎた翌日、お腹が張ったりむくんでいたりすることがあると思います。一気に食べ過ぎ飲み過ぎなくても、毎日の食生活で徐々に蓄積され、むくみなどが起こっていることもあるのです。

ファスティングを行い最低限しか食べないことで、排泄が活発になりデトックス効果が望めます。デトックスできることで、肌の調子を整えたり、むくみがとれ体が軽くなったり、冷えが改善したりするようです。

腸内環境の改善

Adult Body Close-Up - Free photo on Pixabay (127387)

テレビや雑誌などでも「腸活」という言葉が注目されており、ダイエットや健康のために腸内環境が大切だと言われています。腸内を健康に保つことで、ダイエット、美肌にも繋がり、大腸がんなどの深刻な病気の原因を減らすことができます。

腸はいつも消化、吸収、排泄とたくさんの活動をしていますが、ファスティングを行うことで、消化、吸収の活動を抑え、排泄を集中的に行うことができます。

溜まった便が排出されることでも体には効果が見られそうですが、新陳代謝もよくなるので脂肪を溜めにくく痩せやすい体へと導くことができます。

3日間のファスティングの注意点

Woman Happiness Sunrise - Free photo on Pixabay (127393)

体にとっていいことがたくさんあるファスティングですが、行う際の注意点などはあるのでしょうか。行ってはいけない時期や、ファスティング中に行わない方がいいことなどをご紹介します。

生理中は行わない

Sanitary Napkin Towel - Free vector graphic on Pixabay (127398)

生理中はホルモンバランスの影響でダイエット効果が表れにくいと言われています。そのため、生理中に行うより生理が終わった時期に行う方がダイエット効果は期待できます。

そして生理痛がある場合などはファスティングの食べられないことがストレスに感じやすくなります。生理中や生理前に体調を崩しやすい、不調に感じやすい人は、あえてその期間に行うことにメリットはないでしょう。

妊娠中や授乳中もNG

Pregnant Mother Body - Free photo on Pixabay (127402)

体をリセットしたり、内臓の調子を整えるファスティングは、体重増加を気にしている妊娠中や授乳中にも良さそうに感じますが、3日間でも断食で、胎児にも母体にも栄養が回らないなどトラブルが起こる可能性があるので基本的に推奨できません。

健康のために回復期のような食事を心がけたり、朝食を酵素ドリンクやスムージーに置き換えることなど無理をしないものは行なっても問題ないと思いますが、問題が起きてからでは遅いので、この時期に無理に行うメリットはありません。

薬の服用は避ける

Pills Medicine Medical - Free image on Pixabay (127406)

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