2019年4月4日 更新

我が強いのは長所?我が強い原因や診断する方法と直す方法も

我が強いと聞くと仕事に差し支えたり、なんとなく悪いイメージを持ちますが、厳密に言うとどう言う意味なのか、長所となり得るのかをここでは説明しています。我が強くなる原因も子供時代まで遡り解説しています。我の強さ診断と直す方法も是非試してみてください!

目次

これまでお話ししてきた通り、我の強い人が1番苦手とする事は人のアドバイスや忠告を素直に聞く事です。
人に指摘されることは悪いことではなく、むしろ自分の欠点を改善する良い機会と言えますが、どうして我の強い人は受け止め切れないのでしょうか。

幼少期、親や祖父母などの身近な人や、習い事の先生などに、欠点や失敗を強く指摘したり否定する人がいた事が多く見られます。欠点を指摘されるのは自分が否定されることであり、良くないことだとインプットされてしまっているのです。

両親の教育

Family Baby Crawling - Free photo on Pixabay (140397)

子は親の鏡です。我が強い性格が生まれ持ってのものでなかったとしたら、教育になんらかの問題があり、我が強くなったと考えるのが自然です。

保護者自身が我が強い性格の場合は自然と似てきますし、自己主張をきちんとするように自然と教育されていく事が多いでしょう。

我の強い性格の保護者でなかった場合に問題視されるのは、否定的な親や命令する親に育てられることです。自己肯定感は幼少期に自身を認められることで育つものですが、その様な環境では期待できません。その結果、人に褒められたり讃えられたりする事が生き甲斐の我の強い大人が生まれるのです。

繊細

Affection Beach Parents - Free photo on Pixabay (140406)

最近の子育てに多く見受けられるのが、子供を大事にしすぎるやり方です。
子供が苦手なことに挑戦させず、親が先回りして失敗する経験を与えないことがあります。また、お姫様や王子様の様に大げさに可愛がったり、上手に叱らなかったりすることも。

温室で育てられた子供たちはいざ集団生活が始まった時、乱暴なお友達や厳しい先生に対応できない繊細すぎる子供になります。
その繊細さを守るための1つの手段として、自分のすごさをひけらかして認めてもらい、幼少期に親にされた様に大事にしてもらおうとするのです。

負けず嫌い

Box Boxing Match Uppercut Ricardo - Free photo on Pixabay (140411)

幼少期から負けず嫌いな性格の子供は、我が強かなりがちです。負けず嫌いな性格は決して悪いものではなく、スポーツなどの人との競争が必要な場面では良い結果をもたらすことも多くあります。

しかし、あまりにも勝ち負けにこだわるようだったり、比べる必要のないことまで比較して優劣をつけるようだと考えものです。周囲から距離を取られてしまうことになりかねません。

幼少期甘えられなかった

Girl Sad Desperate - Free photo on Pixabay (140414)

両親の教育の項でも少し触れましたが、厳しいばかりの両親に育てられた子や、家庭環境が複雑だった子などは、一般的な家庭では普通に体験する、人に甘えるという経験が著しく少なくなります。

また、環境的に甘えられなかっただけでなく、性格的に人に甘える事が苦手な場合もあります。
人に甘えられない人は、自分の弱さや欠点を人に見せる事が出来ない人だとも言えます。

このように、信頼できるのは自分だけという環境で長く過ごしてきてしまうと、人の意見などを受け入れる事が苦手になり、我の強い性格になってしまう事が多くあります。

我が強い人への対処法

Wall Site Build Play - Free photo on Pixabay (140418)

我の強い人は逞しい人に思えますが、心の中を覗いてみると意外に不安定なものを抱えている事がお分かりいただけたでしょうか。
それが理解できれば、我の強い人にはどのように接すれば良いのかも自ずと見えてきます。

話を聞いてあげる

Listen Informal Meeting Chatting - Free photo on Pixabay (140420)

我の強い人は自分の話をするのが大好きですから、思う存分話ができるように聞き役に徹しましょう。会話の中心が自分であることも我の強い人が満足できるポイントです。

しっかり聞いてあげた上で、相手の自己肯定感を高めてあげられるように相槌や返事をするようにしましょう。難しいように思うかもしれませんが、我の強い人は求めているものが言動に溢れ出てきますので、そのとおりに満足させてあげれば良いのです。

そう言ったことを繰り返していくうちに少しずつ自己肯定感が高まって、我の強さが収まってくることもありますよ。

理論的に説明する

Education Woman Girl - Free image on Pixabay (140426)

ハイハイ!と話を聞いてあげていれば良い間柄なら対処は割と簡単なのですが、我の強い人に意見したり注意したりしないといけない場面もあり得ますね。

おそらく相手は意見されたことに対してギャーギャー騒ぐと思いますが、同じように話をするとただの言い合いになってしまうので、こちらは必ず冷静に、淡々と説明する事が必要です。理論的に説明し、自分の間違いや理解不足を分からせらば良いのです。

非の打ち所がない完璧な説明の前には、我の強い人も言い返す事が出来なくなります。

否定しない

Conversation Talk Talking - Free image on Pixabay (141604)

もし、我の強い人と話をしている中で、間違ったことや一般的にみて良くない事があった場合、自分に害がなければ全て聞き流しましょう。同意してしまうと良くないので、そうなんだ〜くらいに流しておけば良いです。

我の強い人が口に出すことのすべては、自分の中で間違っていないことなので、たとえ常識的にこちらの方が正しいことを言っていたとしてもちょっとやそっとのことでは受け入れません。

自分に害が無ければ、好きなように言わせておいた方が平和で簡単です。放っておきましょう。

適切な距離を保つ

Tape Measure Pay - Free photo on Pixabay (143007)

我が強くて苦手だな、と思う人とは関わらないで済むのであれば距離を取るのが1番良い方法ですが、そうはいかない場合がほとんどだと思います。

そのような場合は、まず前述した通りに聞き役に徹すること。我が強い人に敵対心を抱かれると、あとあと厄介なことになるので否定せずにふんふん聞いておけば良いです。
聞き役に徹することで、自分の話をしなくて良いと言うメリットもあります。話題の共有は仲を深めますし、相手の負けず嫌いを発揮させてしまうネタを提供しかねません。

縁の切れない相手と距離を取りたい時は、自分の話を極力しないこと、これが1番です。もしなにか聞かれても適当にはぐらかしましょう。我の強い人以外が相手でも役に立つので、覚えておいて損はありませんよ。

長所でもある?我が強い人の長所と短所

Girl Looking Away Portrait - Free photo on Pixabay (143067)

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