高知白バイ事件は冤罪だった?事件の真相と関係者のその後や現在

高知白バイ事件は、スクールバスと白バイによる衝突事件ですが、内部告発や冤罪ではないかと噂され疑問点も多く注目を浴びた事件です。加害者とされている人物の再審請求は、現在も裁判官の不可解な判断で棄却されています。高知白バイ事件の概要やその後について紹介します。

目次

B警部に対して注意処分のみ

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一番根が深いものが裏金などでもそうですが、警察上層部がこうした隠蔽や組織を守るため冤罪にも手を染めているのを、警察官全体がわかっていて、多少悪さをしてもお咎めはない事を前提としている一部のワル警官がいることではないでしょうか。

捏造に関わったとされるB警部は、公用車を好き勝手に使っているという話ですが、県警は注意処分しかしていないと言います。注意処分は昇任に若干の影響があるのみであり、ほとんど処分がないのと一緒なのです。

定年退職したC警部を再雇用

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正義を全うしようとする前に自分や組織を守ることが先行する意識が根付いていくのが問題なのではないでしょうか。高知白バイ事件に関わった警察官は、いずれも特進になり給与も退職金も上がっているといいます。そして、白バイ事件の証拠捏造が内部で知れ渡っているために、不祥事を起こしても処分されない警察官が続出しているといいます。

定年退職したC警部は、再雇用されており、守秘義務で縛っているともっぱらの噂です。

内部告発を報道しないメディアたち

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高知白バイ衝突死事件にはいろいろな疑惑があったため、真実を知るために動いた人もたくさんいました。その一人である高知市の土地改良換地士の男性は、真実を追求している自分のところに警察からの内部告発の手紙がたくさん届いたと公表しています。内部告発の手紙には証拠ねつ造があった事実やねつ造に関わった人物も記されています。

内部告発の手紙に記されているねつ造に関わった人物の証人申請も行いました。大きな注目を集めている事件で、警察から多数の内部告発があったというのは大きな事件であるはずですが、高知の各新聞社はこの内部告発があった事実に関して全く触れませんでした。警察の内部告発を新聞社が全く報道しないというあまりに不自然な行動によって、多くの人が高知白バイ衝突死事件に対する疑惑を深めることになりました。

高知白バイ事件は「一億円保険金詐欺」だった?

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高知白バイ事件の加害者となった片岡さんですが、業務上過失致死罪の問われた刑事裁判の他に、白バイ隊員の遺族が、片岡さんとバスの運行を委託していた仁淀川町に損害賠償を求めた民事裁判が行われました。民事裁判は、亡くなった隊員が受け取るはずだった給与などの逸失利益と慰謝料などを連帯して1憶5700万円支払うよう求められたものです。

刑事裁判では、一審の第5回公判で被告質問が終わり、佳境に差しかかった頃でした。高知地裁の和解勧告を経て遺族に和解金が支払われました。しかし、公務中の事故であるなら国または公共団体が支払うべきものだったのではないか・これは詐欺にあたるのではないかという話が出ているのです。

遺族に支払われた和解金1憶円

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遺族からの訴状が送られて来た頃、片岡さんは町の総務課長から「弁護士の選任を委ねてくれれば、訴訟費用は町が負担する」という連絡を受け、その後の裁判については町に一任していました。しかし蓋を開けてみると、被告側が事実関係を争わず損害賠償額のみを争っていることがわかったのです。「事実関係を争わない」ということは、原告の遺族側が主張する事故の形態を認めるということなのです。

迂闊にも町を信頼しきっていたことで起きたことではありますが、このことが分かってからは町と片岡さん、それぞれが弁護士をたて、別々の方針で裁判に挑むことになりました。しかし、裁判は思わぬ形で終焉を迎えます。高知裁判所が、裁判を二つに分離し、被告の仁淀川町が総額1億円を原告に支払うよう和解勧告、片岡さんに対しては、遺族側が訴えを取り下げる意向を示したのです。和解勧告を受け入れ、1憶円が支払われました。

支払いをしたのは全国自治協会・保険会社

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1億円という賠償金は、全額が全国の自治協会・保険会社が支払いました。しかし、この保険金の支払いはあくまで巡査長が公務中の殉職とみなされたからであり、これが仮に違反の高速走行による自損事故による死亡だったとしたら、保険金は保険会社ではなく、警察庁が支払うことになります。

なので、警察が多額の保険金の支払いを避けるために、巡査長には原因がなかったということに真実をねじ曲げたのではという疑惑が出ているのです。この高知白バイ衝突死事件がもし警察の手によって真実を曲げられた冤罪事件であるならば、同時に保険金詐欺も行ったことにもなります。

警察が保険金の支払いを避けるために真実を捻じ曲げた?

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事故の約2週間前、警察庁は、あってはならない公道上の高速訓練を黙認する通達を、全国に散らばる配下の警察本部長宛てに出していました。つまり、若い白バイ隊員の異常なまでの速度超過を警察庁が黙認するとした内部通達の存在が、この事故と事件を惹起したと言えます。死亡した隊員は特殊訓練上の殉職とされなければならず、ご遺族に対する賠償金は、本来、警察庁(国)が支払うべきものなのです。

ところが、警察庁官僚と県警本部長らは一蓮托生関係にあるから、自分たちの責任を免れるために公道高速訓練(黙認)通達の存在を隠し、国民が税金を積み立てた(財)全国自治協会の保険金をだまし取るために真実を捻じ曲げたと言われています。

高知白バイ事件の疑惑

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交通事故による「初犯の罪」にも関わらず実刑判決を受けた片岡さん。「初犯で禁固刑は、犯罪者の中でもエリート中のエリート」と揶揄されたりします。軽い刑事罰であれば身柄を送致されても初犯であれば不起訴になることも多く、略式起訴され罰金のみという場合もあります。有罪判決が出たとしても執行猶予が付くことが多いにも関わらず、片岡さんは実刑判決だったのです。

高知白バイ事件は多くの疑問点・疑惑が残り、「疑わしきは被告人の利益に」という大原則が軽視された結果なのではないでしょうか。

裁判官の対応に大きな矛盾

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裁判では、事故直前に高知県警の巡査長が走行しているのを見た高知県警の警察官がいて、時速60キロくらいで走行していたと証言しましたが、事故直前に事故現場近くで白バイがものすごいスピードで自分の車を追い抜いて行ったという目撃証言もありました。

それでも裁判では目撃した警察の証言が有効であると判断され、巡査長の高速走行が原因による自損事故という被告側の主張は却下されました。スクールバスに同乗していた人達の証言はかばって証言している可能性があるので信ぴょう性が欠けると判断され、同じ高知県警の警察官が巡査長をかばうカタチとなる証言は信ぴょう性があると判断されました。この裁判の判決には一貫性がなく、裁判所と高知県警がつながっているのでは?という疑問をもたれても仕方がありません

内部告発のもみ消し

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多くの疑惑がある高知白バイ事件ですが、真相を究明しようとした人たちも多くいます。その中の一人である土地改良換地士の男性は、多くの良心的な警察官から内部告発文書が寄せらたと公表しています。

これらの内部告発文書から作成された資料には、証拠のねつ造に関わった警察幹部の名前もあげられており、真実を捻じ曲げた冤罪事件であることを訴えました。さらに、ねつ造工作に関わったとされる警察幹部の証人申請もしています。

警察から多くの内部告発者が出た高知白バイ事件ですが、これほど大きな事件となったにもかかわらず、高知の各新聞社からの報道がないという不自然な状況も、警察側の証拠ねつ造や冤罪疑惑を高めることとなりました。

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