高知白バイ事件は冤罪だった?事件の真相と関係者のその後や現在

高知白バイ事件は、スクールバスと白バイによる衝突事件ですが、内部告発や冤罪ではないかと噂され疑問点も多く注目を浴びた事件です。加害者とされている人物の再審請求は、現在も裁判官の不可解な判断で棄却されています。高知白バイ事件の概要やその後について紹介します。

目次

高知白バイ事件は冤罪だった?

Police Crime Scene Blue Light - Free image on Pixabay (403667)

皆さんは「高知白バイ事件」をご存知でしょうか。この「高知白バイ事件」は、2006年3月にスクールバスと白バイが衝突した事故のことを指します。内部告発や冤罪疑惑も噂されており、冤罪だと言われている元バスの運転手は、再審請求を行いましたが、裁判官の不可解な判決により棄却されています。

警察官は証拠を捏造していると言われており、また不可解な点が多いことなどから大きな注目を集めた事件です。。この「高知白バイ事件」の真相について、事件の概要や裁判判決、その後について詳しく紹介していきます。

高知白バイ事件とは

Schoolbus Vehicle Bus - Free photo on Pixabay (403727)

高知白バイ事件とは、2006年に高知県高知市で起きた、白バイとスクールバスとの衝突事故です。バスの運転手を逮捕し非を主張した高知県警ですが、その主張にはさまざまな疑義や捏造の噂が立っています。

高知白バイ事件の概要2006年3月、スクールバスと白バイが衝突し、白バイに乗っていた警察官が1名死亡しています。バスの運転手が逮捕されましたが、周りの証言などから運転手は冤罪だと言われています。

2006年3月3日に発生

Sink Chicks Hina Dolls Doll - Free image on Pixabay (429747)

2006年といえば、2月には トリノ冬季オリンピックが開催され、10月には、競馬のフランス凱旋門賞にディープインパクトが出走し3位入線するも、その後、禁止薬物使用を事由に失格処分となりました。また、硫黄島からの手紙・ラダを着た悪魔などの映画が公開された年でもあります。

そんな2006年。3月3日午後2時30分頃、高知県でスクールバスがレストランの駐車場から国道へ出ようとした際に白バイと衝突しました。

高知県高知市吾川郡春野町で発生

Fog Road - Free photo on Pixabay (429748)

高知白バイ事件は、高知県高知市(事故当時は吾川郡春野町)で、国道56号の交差点に道路外から右折横断進入しようとした際に起きました。

吾川郡春野町は高知県の中央部に位置し、町の北側には山地を挟み高知市があり、西側には仁淀川を挟んで土佐市があります。町全域には吾南平野が広がっており、南側は土佐湾に面している。春野町(はるのちょう)は高知県中央部の吾川郡内に存在した町です。2008年(平成20年)1月1日 - 高知市に編入。同日春野町廃止はされています。

スクールバスと白バイが衝突

Headlamp Accident Auto - Free photo on Pixabay (429750)

お別れ遠足としてボーリングに出掛け、その後昼食として、春野町にある焼き肉や寿司などの食べ放題のお店に寄りました。国道56号沿いで、バスや大型トラックも止められる広い駐車場があるお店です。

昼食後、道路左側のレストラン「グローバルバイキング」の駐車場から出てきたスクールバスが、国道56号の交差点に道路外から右折横断進入しようとしたところ、高知県警察交通機動隊の巡査長が運転する白バイと衝突するという事故でした。

白バイを運転していた巡査長が死亡

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道路外から右折横断進入しようとしたスクールバスと白バイが衝突しました。耳をつんざくような高音のあと、バスの車体が大きく揺れたといいます。運転していた片岡さんは、「ロケットが飛んできたような衝撃。どこから出てきたのか…何が起こったその衝突事故分からなかった」と話しています。

衝突事故により、バスの運転手と乗客である仁淀川町立仁淀川中学校3年生の生徒22人と教員3人に怪我はありませんでした。しかし、白バイを運転していた高知県警察交通機動隊の巡査長(当時26歳)は死亡しました。

巡査長の死因は胸部大動脈破裂

Heart Pulse Health - Free image on Pixabay (429927)

「お別れ遠足」をしていたスクールバスと衝突した白バイですが、スクールバスの車体に潜り込むような形で白バイが倒れました。その白バイを運転していた巡査長の死因は、胸部大動脈破裂でした。

胸部大動脈は、心臓より流れ出し全身に血流を送り出す大元となる動脈であり最大の動脈です。全身への血液循環の大元となる動脈が破裂するという衝突事故であり、その事故による衝撃というのは想像を絶するものだったのではないでしょうか。

スクールバスには26名が乗車していた

Bus Vehicle Public Transport - Free vector graphic on Pixabay (429946)

卒業式を12日後に控えたこの日、「お別れ遠足」として最後の思い出として選んだ場所はボーリングでした。バスを運転していたのは片岡晴彦さんで、観光バスなどの運転のほかに、仁淀川町の教育委員会から委託を受け町内の保育園や小・中学校の登下校の送迎をしていました。生徒たちからは「ハルさん」と呼ばれるなど慕われていたと言います。

事故に遭ったスクールバスには運転手の他に、教員3人と中学生22人が乗車していましたが、全員怪我もなく無事でした

安全不十分としてスクールバス運転手逮捕

Handcuffs Trouble Police - Free photo on Pixabay (436960)

事故から約20分後に救急車が到着し、大勢の警察官が続々と事故現場に集まってきました。スクールバス運転手が安全確認不十分のまま道路に進入したことによって事故を起こしたとして、スクールバスの運転手を業務上過失致傷罪で現行犯逮捕し、同日、警察官死亡により業務上過失致死罪容疑に切り替えました。

事故から1時間以上が過ぎ、見分に立ち会うために片岡さんは現場に戻ってきましたが、その手には手錠がされていました。その姿を見た生徒は、「なんで手錠をかけられないといけないのか」「ハルさんは悪くないのに」と泣いていたと言います。

1年4カ月の実刑判決

Freedom Will Prison Barbed - Free photo on Pixabay (429969)

2006年12月、片岡さんは業務上過失致死罪で在宅起訴されました。罪に問われたのは、「道路の右方向の安全確認を怠り車道に出て進行した過失」というものです。2007年1月から始まった裁判において、弁護側は一貫として「無罪」を主張しました。

そして2007年6月7日、判決公判を迎えます。裁判官が「主文、被告人を禁固1年4月に処する」と判決を読み上げました。支援者たちは「執行猶予」がつくものと思っていたようですが、結果は実刑判決という重いものでした。

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