2019年5月27日 更新

パートナーとの死別を乗り越える生き方とは?立ち直る期間と再婚率について

恋人や配偶者との死別は離婚とは全く違った影響を与えるものです。死別に直面した時、立ち直る期間は人それぞれであり時にはうつ病になってしまう人も少なくはありません。死別後はどのような生き方をしている人が多いのでしょうか。再婚率などと併せて紹介していきます。

目次

恋人・子ども・配偶者との別れについて

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (314596)

生きていく上で「別れ」を経験する機会はたくさんあるでしょう。転校や卒業、異動など私たちは気付かないうちに何度も今生の別れを経験しています。時には、離婚など自らの意思で別れを選択する人もいるでしょう。

しかし、その中でも死別は悲しみの度合いが段違いに大きいと言われています。離婚など、相手と離れたくて自分で決める別れとは違い、死別は多くの場合大切な人を突然失ってしまうものです。死別を経験した人は、その後の生き方にどのような影響があるのでしょうか。実際に死別を経験した体験談を含めて紹介していきます。

交通事故で大切な子どもと死別

Car Accident Broken Glass Splatter - Free photo on Pixabay (314600)

子どもとの死別で最も多いのは、交通事故が原因の死別だと言われています。朝は元気に学校に行った子どもが帰ってこないなど、子どもの成長に伴って行動範囲が広がるにつれて事故に遭う確率も上がってしまいます。

また、自分が運転している車が事故に遭って自分は助かったのに同乗していた子どもだけが命を落としてしまうこともあるでしょう。その場合は「なぜあの時ブレーキを踏まなかったのか」や「家を出るのがあと10分遅ければ良かったのに」など後悔も尽きません。

職場での事故で夫と死別

Fire Flame Carbon - Free photo on Pixabay (314605)

突発的な事故で命を落としてしまうのは子どもだけではありません。職場でも事故が起きる可能性はあります。工事現場などで作業している夫が急に命を落としてしまうこともあれば、通勤中になんらかの事故に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。

一見危険がなさそうな職場でも、絶対に命を落とすことがないとは言い切れません。通り魔などに遭ってしまう可能性もあれば、天災や移動中の事故で命を落とす可能性もあります。愛する配偶者との別れは、年齢に関わらず心に深い傷を残します。

病気で子どもと死別

Thermometer Headache Pain - Free photo on Pixabay (314602)

多くの場合、子どもは親より長生きする存在です。親が年を取ってくることで、病気になって先に死んでしまう親を子どもが見送るケースを想定する人が多いでしょう。しかしながら、小さな子どもが病気になって親より先に死んでしまうケースもたくさんあります。

乳幼児突然死症候群などであっという間に死んでしまうこともあれば、小児がんなどの闘病生活の末に死んでしまうこともあるでしょう。いずれにせよ、苦しむ我が子を支えながらも見送らなければならない両親の苦悩は想像に難くありません。

病気で妻と死別

Medications Money Cure - Free photo on Pixabay (314603)

病気で死んでしまう可能性があるのは、もちろん子どもだけではありません。配偶者を見送ってしまう人もいます。時には、結婚してすぐの新婚の時期に病気が発覚し、あっという間に死別してしまう人もいるでしょう。

特に女性は子宮がんや乳がんなど女性特有の病気によって命を落とす人も少なくはありません。治る希望がない中で苦しむ妻を懸命に支えつつ、妻を見送った後も生きていかなければならない夫の心は深く傷ついてしまうでしょう。

自身の不倫によって妻が自殺

Rope Dew Leash - Free photo on Pixabay (314604)

悲しいことに事故や病気ではなく自殺によって命を落としてしまう人もいます。自殺の理由はなんでも悲しいものですが、その原因が自らの行動にあった場合は後悔してもしきれないでしょう。

遊びのつもりの不倫が原因で妻が自殺をしてしまったという人もいます。一夜限りだからバレないと思っていたり、継続的に付き合っていても何も言われないから妻の気持ちが冷めたと勘違いしていたら、ある日突然妻が自殺してしまうかもしれません。

死別を経験して変わったこと

Girl Sitting Jetty - Free photo on Pixabay (314606)

死別は人の感情を大きく動かすものです。死別を経験する前と後では、価値観に大きな違いがあるでしょう。また、価値観だけではなく人との接し方や健康状態にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

自分の祖父母や両親、配偶者や恋人や子どもなど、多かれ少なかれ人は死別を経験します。その時にどのようなことを思い、どのような変化があるのでしょうか。代表的なものを紹介していきます。

人の感情・物音に敏感になった

Record Player Disk - Free photo on Pixabay (314608)

死別を経験すると、人の感情や物音に敏感になります。特に先ほど紹介したように自分の不倫などの行動が原因で配偶者や子どもが自殺をしてしまった人は、大きなトラウマを抱えることになり感情や物音に対してとても敏感になるでしょう。

少しでも接している相手を傷つけたと感じた場合は、また自殺するのではないかと恐怖を覚えて必死にフォローするでしょう。また、違う部屋にいる時に大きな音が聞こえた場合は自殺を図ったのではないかと慌てて様子を見に行くこともあります。

子どもとの死別をきっかけに離婚

Hands Couple Red X - Free photo on Pixabay (314609)

愛し合って結婚した配偶者でも、子どもの死をきっかけに離婚という道を選ぶ人は少なくはありません。子どもの死の原因がどちらかにあれば、そのまま夫婦仲はぎくしゃくして離婚してしまうでしょう。

また、どちらにも原因がない通学時などの事故だったとしても離婚をする人も多いと言われています。お互いの顔を見ていると子どもを思い出してしまったり、子どもが生きていた頃の幸せだった時間が忘れられない辛さから離婚を選ぶのでしょう。

特に子どもが一人っ子だった場合は二人以上の子どもがいる場合に比べて、どうしても子ども中心の生活から抜け出せずに「このまま二人でいてもお互いに辛いだけだ」と感じて離婚を選ぶ可能性が高くなります。

心が不安定になった

Woman Face Divorce Sadness - Free photo on Pixabay (314610)

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