2019年5月7日 更新

鬼灯の花言葉とは?贈る際の注意点と鬼灯の楽しみ方!

鬼灯(ホオズキ)という植物、皆さん見たことあると思います。鬼灯にも、「私を誘って」「浮気」といった花言葉があることは、ご存知ですか?この記事では、意外と知らない鬼灯の花言葉や、鬼灯を送る時の注意、その魅力についてご紹介します。

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (246696)

花言葉を紹介するこの章の冒頭でも使った、「不思議」という言葉。
これは、ある言葉の略であること、皆さんはご存知ですか?

「不思議」は「不可思議」という言葉の略です。
略というにはあまりにも短い略し方ですね。

「思議」という言葉には、「あれこれ考えをめぐらせること」という意味があります。「不可」は「できない」という意味なので、「不可思議」は、「あれこれと考えることが到底できない」「考えられない」といった意味になります。

鬼灯の花言葉の由来

Mindmap Brainstorm Idea - Free photo on Pixabay (246714)

今までは、鬼灯の花言葉を解説してきました。
この章では、花言葉の由来をご紹介します。

どうして正反対な花言葉を持っているのか、それはこれらの花言葉の起源が、それぞれ違うからなのです。

それぞれの花言葉の由来について、見ていきましょう。

「偽り」「欺瞞」「ごまかし」の由来

Smartphone Face Woman - Free photo on Pixabay (246721)

マイナスな意味である、「偽り」「欺瞞」「ごまかし」。これらの言葉には、ある共通点がありましたね。
それぞれに「嘘」という意味が含まれている点です。

鬼灯が人をだましているのか?と言うと、実はそうなんです。ですが、鬼灯が喋って、人を惑わせたり、だましたりしているわけではありません。

鬼灯には、特徴的な大きな赤い実がありました。
そしてその赤い実の中には、小さな種が入っていると説明しました。

Physalis Fruit Berry - Free photo on Pixabay (246727)

つまり、あの大きな赤い実の大きさがあるにも関わらず、種がとても小さいことから、「見掛け倒し」で「人をだましている」と言われるようになったのです。

その特徴から、花言葉には「偽り」「欺瞞」「ごまかし」といった、マイナスの言葉が当てられるようになりました。

「心の平安」「自然美」「不思議」の由来

Butterfly Insect Macro - Free photo on Pixabay (246737)

これは、日本独自の花言葉です。どの花言葉も、鬼灯の実の特徴から、当てられた花言葉です。
同じものを見ているのに、マイナスな言葉とプラスな言葉が生まれるのは、視点が違うからでしょうか?

「心の平安」は、実が風船のようにふわふわしたイメージであることから付けられました。あのふわふわした風船のような実をみていると癒される人が多かったそうです。

「自然美」「不思議」は、鬼灯の実の形が、芸術的であるとか、不思議であるから、といったことから付けられました。

Question Mark Survey - Free photo on Pixabay (246749)

また、「不思議」にはもう1つ由来があります。
鬼灯は毒を持っているのですが、同時に漢方としても使われることがあります。

人間の体にいいものなのか、悪いものなのか。どちらかわからないというところから、「不思議」と付けられたとも言われています。

鬼灯の特徴的な花言葉「私を誘って」

Beautiful Girl Woman - Free photo on Pixabay (246757)

鬼灯の花言葉には、魅惑的な花言葉もあります。
なぜこのような花言葉が当てられたのか、由来と合わせてご紹介します。

花言葉「私を誘って」の意味

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「私を誘って」という、なんとも大胆な花言葉です。
文字通り、「私のことを誘ってください」という意味なので、例えば女性から男性に鬼灯の花を贈るとすると、少し勘違いさせてしまうかもしれませんね。

好きな異性に贈るにはいいかもしれませんが、ただ友達として親しくなりたいと思っている異性であれば、この花を贈るのはやめましょう。

「私を誘って」の花言葉の由来

Dictionary Reference Book Learning - Free photo on Pixabay (246768)

鬼灯の花に込められた、魅惑的な花言葉。なぜこのような花言葉が付けられたのでしょうか?
これには、先ほど紹介した、鬼灯の花名の由来が関係しています。

鬼灯の花名の由来に、「鬼灯の実が人の頬が紅潮したときの色に似ているから」という説があることをご紹介しました。

その頬を赤らめているのが、好きな男性のことを考える女性であり、「私を誘って」と言わんばかりに見えることから、この花言葉が付けられたと言われています。

Smile Mouth Teeth - Free photo on Pixabay (246775)

また、別の由来もあり、これにも鬼灯の花名の由来が関係しています。
いくつかある花名の由来の中に、「カメムシがつくことから」という説がありました。

鬼灯の実を女性、このカメムシを、悪い虫、すなわち女性に寄ってくる悪い男たちという意味で捉えると、女性が頬を紅潮させて、悪い虫を誘っているように見えることから、この花言葉が付けられたとする説もあります。

鬼灯の怖い花言葉「浮気」「偽りの愛」

Brain Head Psychology Closed - Free image on Pixabay (246794)

鬼灯には、怖い花言葉もあります。「浮気」や「偽りの愛」といった花言葉です。
この章では、そんな怖い花言葉の由来をご紹介します。

「浮気」とは、「1つのことに集中できず、心が変わりやすいこと」です。
性的な愛情の対象としての意味は、「特定の人に心を惹かれやすいこと」を指します。

おそらく後者の意味で使われることが多いと思います。
つまり鬼灯は、「移り変わりやすい心情」を表していると言えます。

「偽りの愛」は、似たような花言葉がありました。鬼灯には、「偽り」という花言葉もありました。
つまり、鬼灯は「嘘の愛」も表しているのです。

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