目次
- 妻側の精神的DVも増えている
- 精神的DVとは
- 肉体的暴力以外の暴力行為
- 無視や言動によって相手の精神を追い詰める行為
- 知らず知らずのうちに深刻な状況に陥るケースが多い
- モラルハラスメントと呼ばれる
- 精神的DVの後遺症
- ストレスにより精神病を発症
- 異性に対してトラウマを抱え接触できなくなる
- 自尊心を築けなくなり社会生活に支障をきたす
- 子供への影響
- 精神的DVチェック
- 怒りの沸点が低い
- 陰湿で粘着質
- 謝っても許してくれない
- 他者から笑われることが嫌い
- 舌打ちや無視など発言以外で威圧することも多い
- 何をしても否定的な発言が見られる
- 人間性を否定する発言が見られる
- 相手と向き合うと動悸・頭痛など自身に身体症状が見られる
- 精神的DVを行う人の特徴
- 外面が良くて世間での評判が高い
- プライドが高く自身を特別視する
- 自身の境遇・現状に満足していない
- 疑い深い
- 嫉妬深い
- 他者の意見を聞き入れない
- 目には目を精神
- 他人を利用し思い通りに動かしたいという願望を持っている
- 精神的DVへの対処法
- 話し合い
- 非がない場合は謝らない
- 周囲に助けを求める
- 別居
- 精神的DVの証拠を集める
- 離婚を視野に入れる
- 精神的DVによって離婚できるのか
- 離婚事由としては精神的虐待が第2位となっている
- 離婚するためには民事法のいずれかに該当する必要がある
- 精神的DVの証拠が必要になる
- 慰謝料請求及び離婚が可能
- 精神的DVの証拠を集める方法
- ボイスレコーダー
- 病院の診断書
- 家計簿や通帳
- 日付と出来事をメモ
- 精神的DVは心に大きな傷を残してしまう
via pixabay.com
精神的DVでも離婚は可能ですが、法的な措置を伴う場合は当然ながら証拠が必要となります。多くの場合、精神的DVの証拠は被害者が自分自身で集めなければなりません。
また、証拠を集める時に注意しなければならないのは、加害者に証拠を集めていることを悟られないようにすることです。無自覚で精神的DVをしている場合気付かれることはほとんどありませんが、意図的に精神的DVを行っている場合は自分の悪事が露呈しないように証拠を隠滅しようとするので自己防衛が必要です。
また、証拠を集める時に注意しなければならないのは、加害者に証拠を集めていることを悟られないようにすることです。無自覚で精神的DVをしている場合気付かれることはほとんどありませんが、意図的に精神的DVを行っている場合は自分の悪事が露呈しないように証拠を隠滅しようとするので自己防衛が必要です。
慰謝料請求及び離婚が可能
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精神的DVによって離婚する場合も、身体的DVと同じように慰謝料の請求が可能です。慰謝料の額は婚姻期間によっても変わりますが、50万円～200万円が相場になることが多いと言われています。
しかしながら、精神的DVが原因でうつ病になったり精神的DVの回数が多かったり期間が長い場合は相場以上の慰謝料になる可能性もあります。離婚の時にしっかり慰謝料を取りたいのであれば、些細なものでも精神的DVの証拠を確保するようにしましょう。
しかしながら、精神的DVが原因でうつ病になったり精神的DVの回数が多かったり期間が長い場合は相場以上の慰謝料になる可能性もあります。離婚の時にしっかり慰謝料を取りたいのであれば、些細なものでも精神的DVの証拠を確保するようにしましょう。
精神的DVの証拠を集める方法
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証拠を集めるのが難しいのが精神的DVの特徴です。また、加害者に気付かれてしまうと証拠を隠滅されてしまう可能性もあるでしょう。精神的DVの証拠を集めるのは、どのように集めれば良いのでしょうか。おすすめの方法と注意点を紹介していきます。
ボイスレコーダー
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ボイスレコーダーで配偶者の発言を録音することで証拠にすることができます。しかしながら、配偶者の同意がなく撮れらた録音は「無許可録音」と呼び、データ自体が違法だと考えられるため原則的に民事では証拠能力が低いと言われています。
そのため、話し合いを開始する前に「今から話し合いを録音する」などの宣言をする必要があるでしょう。しかしながら、精神的DVをしている自覚がある加害者の場合は録音中は証拠になるような発言をしないというデメリットがあることを覚えておく必要があります。
そのため、話し合いを開始する前に「今から話し合いを録音する」などの宣言をする必要があるでしょう。しかしながら、精神的DVをしている自覚がある加害者の場合は録音中は証拠になるような発言をしないというデメリットがあることを覚えておく必要があります。
病院の診断書
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精神的DVが原因でうつ病や摂食障害を発症することもあるでしょう。その場合も病院にかかるだけではなく、しっかり診断書を取るようにしましょう。診断書を取れば、客観的な証拠として離婚や慰謝料請求のための強力な武器になります。
しかしながら、注意しておきたいのは診断書は有料だということです。もし精神的DVだけではなく経済的なDVも受けている場合は、通院はできても診断書は発行できないこともあるでしょう。周りの人にお金を借りるなど、なんとかお金を準備する必要がある場合もあります。
しかしながら、注意しておきたいのは診断書は有料だということです。もし精神的DVだけではなく経済的なDVも受けている場合は、通院はできても診断書は発行できないこともあるでしょう。周りの人にお金を借りるなど、なんとかお金を準備する必要がある場合もあります。
家計簿や通帳
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「あなたは仕事ができないからお小遣いはこれくらいで良いでしょう」や「どうせ無駄遣いするんだから給料は全部寄越せ」のように、精神的DVはしばしば経済DVと一緒に行われることがあります。経済DVも行われている場合は、家計簿をつけたり記帳して証拠を確保しましょう。
家計簿や通帳の記帳であれば、加害者に対して証拠を集めていると気付かれづらいというメリットもあります。自分の収入と支出のバランスが明らかにおかしいことを証明するためにも毎日つけるようにしましょう。
家計簿や通帳の記帳であれば、加害者に対して証拠を集めていると気付かれづらいというメリットもあります。自分の収入と支出のバランスが明らかにおかしいことを証明するためにも毎日つけるようにしましょう。
日付と出来事をメモ
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無視や舌打ちなど、録音もしづらく経済DVでもない場合は証拠が取りづらいと悩んでしまう人もいるでしょう。しかしながら、日付や出来事をメモするだけでも離婚のための証拠にすることができます。どういった状況で無視されたか、どういった発言に対して舌打ちをされたかを詳細にメモするようにしましょう。
状況だけではなく、その日の天気や大きなニュースなども一緒にメモしておくと証拠能力が高まると言われています。ただしメモを取る時は加害者にバレやすいので日記のように不自然ではない証拠の収集方法を考えるようにしましょう。
状況だけではなく、その日の天気や大きなニュースなども一緒にメモしておくと証拠能力が高まると言われています。ただしメモを取る時は加害者にバレやすいので日記のように不自然ではない証拠の収集方法を考えるようにしましょう。
精神的DVは心に大きな傷を残してしまう
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精神的DVは目には見えないDVですが、決して傷つかないわけではありません。むしろ信頼している配偶者から精神的DVを受けることで、長年にわたって心が傷ついてしまうこともある深刻なDVです。周りに精神的DVを受けている人がいたら、助けてあげましょう。また、もし万が一あなたが加害者の立場なら、被害者の心を守るためにも一刻も早く精神的DVをやめて正常な関係を築くようにしていきましょう。
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