2019年4月24日 更新

共働きでの家事分担のコツ!時短できる分担表の作り方と育児との両立も

共働きの家庭が増えている中、家事の分担が必要不可欠です。仕事・育児・家事とこなすのは大変でどちらか一方だけの負担では疲れてしまいます。夫婦でお互いの協力がないと離婚の原因にもなります。タイムスケジュールを書いた分担表と使って上手に家事をこなすコツを紹介します。

共働きは家事の分担が大事

Old Couple Sitting Grandparents - Free photo on Pixabay (199420)

女性の社会進出も増え共働きの世帯が増えています。最近では核家族が多いなか、女性一人が家事・育児・仕事とこなしていくのは大変ですね。お互いが不満がないようするにはどうすればいいでしょうか。

「誰が・何を」を明確に分かりやすくしておく方が不満が少なくなるでしょう。家事の分担表を作ると家族全員が何かしら家庭での役割を持ちます。役割分担があることで責任感も出てきます。

共働き家庭の割合や家事の分担率

Mindmap Brainstorm Idea - Free photo on Pixabay (200414)

共働きの家庭は全国平均でおよそ50%です。全国で一番共働き世帯が多い都道府県は福井県でおよそ60%の世帯が共働きです。

反対に一番共働きの世帯が少ない奈良県でもおよそ40%でした。どちらか一方の収入で過ごす家庭もありますが、共働きでなかった場合に大黒柱にもしもの時があれば収入が途絶えてしまいます。

共働きの家庭が増えている理由は、収入の安定、貯蓄、女性の社会進出が挙げられています。共働き世帯の家事分担率も詳しく見て行きましょう。

共働き加速はどれくらいいる?

Notebook Work Girl - Free photo on Pixabay (200493)

1980年代では共働きの世帯はまだまだ少なく、専業主婦がいる世帯が共働き世帯のおよそ2倍を占めていました。しかし1980年頃から反転し2017年代になると、共働き世帯が専業主婦がいる世帯の2倍になっています。

その原因として考えられるのが、1980年代にバブルが崩壊をはじめ、派遣切りやボーナスカットで長引く不景気で収入が減少していたのが原因です。各家庭安定した収入を考え共働きの世帯が増えたと言えます。

家事の分担率は?

Checklist Check List - Free photo on Pixabay (200546)

共働きで働く女性が増えている中、日本の家事の分担率はどうなっているのでしょうか。2012年に実施した国際社会調査プログラムでは残念ながら日本が最下位で、子どもがいる男性の世帯での家事分担率が18.3%でした。

世界一家事をしないのが日本人男性といわれています。今では1位のスウェーデンも30年ほど前は日本と同じで、男性の家事参加率が少なかったです。しかし、専業主婦としての社会的地位が低いとされていたスウェーデン女性は、働くことで社会貢献を選び、男女どちらも取得ができる「育児休業制度」ができ、制度によって父親も育児休業を取りやすくなった背景があります。

日本も男性の育児休業制度を取れる会社も増えてきましたが、実際問題として他の国と比べても制度を活用している人はまだまだ少ないようです。

家事にはどんな作業があるか

Retro Housewife Family - Free image on Pixabay (202964)

「家事」とは家庭生活をする上で必要な仕事のことをいい、掃除・洗濯・炊事・育児などがあげられます。

名前が付いている家事以外にも「名もなき家事」といわれるものも存在します。ちょっとした家事のことですがこの「名もなき家事」が案外多く負担に感じることもあります。

それぞれの家事の内容を具体的に見ていきましょう。

ご飯を作る

Soup Vegetables Pot - Free photo on Pixabay (203027)

家族の健康や、栄養のバランスを考えてご飯を作ります。メニューを考え、買い物をして、料理をする。料理が得意な人はあまり苦には感じないと思いますが、料理が苦手な人はメニューを考えるだけでも苦痛です。

子どもの好き嫌いの対策や、家族が多ければそれぞれの食事時間が違う場合もあります。家族がそろってできたてを食べることができれば良いですが、時間が合わなければその都度用意しなくてはなりません。

週末に作り置き料理をして平日すぐ出せるように工夫もします。共働きになるといかに時短できるかスピードが必要です。子どもが小さい場合は遊び相手をしたり、宿題を見る時間も必要になってきます。

洗濯をする

Laundry Dry - Free photo on Pixabay (203062)

家族が増えると洗濯物も増えます。全てを手洗いをしている頃に比べると、洗濯機を使って洗濯ができますが、色物や素材によって洗濯を分ける必要もあります。また洗濯機だけでは取れない泥汚れなどのしつこい汚れは手洗いをする必要も出てきます。

洗濯を干さずに乾燥機を使う家庭もありますが、乾燥機も素材によっては使えない場合があります。その仕分けも大変です。

洗濯物の流れで一番時間がかかるのが、干す・取り込み・たたむ作業です。乾燥機があれば干す作業は省かれますが、なければ一枚一枚干さなくてはいけないので、時間を取られます。たたんで収納ボックスに片付けるのも時間が取られる重労働です。

掃除をする

Vacuum Cleaner Carpet - Free photo on Pixabay (203082)

どこに住んでいても部屋を清潔に保つためには掃除はします。掃除をする場所は部屋はもちろんですが、キッチンやトイレお風呂場などの水周り、玄関の掃除、庭やベランダの掃除、住んでいる部屋が広ければ広いほど掃除をする場所は増えます。

ただ単に掃除機をかけるだけではなく、その場所にあった方法で掃除をしなくてはなりません。さらに子供が小さいと、散らかしたおもちゃの片付けもします。

子供が小さい場合

Brothers Family Siblings - Free photo on Pixabay (203220)

子どもが小さい場合、乳児のときはミルクやオムツ昼夜関係なくお世話があります。離乳食が始まりまだ一人でご飯が食べられないときには食事の手伝い、トイレトレーニングなど身の回りの世話に追われます。

大きくなれば親子のスキンシップも必要で、一緒に遊ぶ、絵本を読んであげるのも必要です。小学校に上がったら宿題や持ち物のチェック、習いごとをしていれば送り迎えをする必要もあります。

名もなき家事とは?

Garbage Bag Waste Non Recyclable - Free photo on Pixabay (203245)

名もなき家事とは、ゴミの分別や生活必需品の補充作業、脱ぎっぱなしの服や靴の片付けなど大きな作業ではないものの、ちょっとした小さな作業のことを言います。名もなき家事は一人ひとりがちょっとしたことを気をつければ解決する仕事です。

小さなことですが靴下の裏返しものを元に戻したり、洗面台やお風呂の排水溝に詰まった髪の毛の除去なども名もなき家事です。家族それぞれが使った後自分で片付けることをすれば、名もなき家事の負担はかなり減ります。

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