目次
- 忘れているだけで不思議の国のアリス症候群を体験したことがある人は多い!
- 不思議の国のアリス症候群とは
- 【診断】不思議の国のアリス症候群の症状
- 人や物が大きく見えたり、小さく見えたりする
- 部屋が広くなったり、狭くなったりする
- 自分の体が大きくなったり、小さくなったりしたように感じる
- 上記の事を苦痛に感じてしまう
- 不思議の国のアリス症候群が起こる時
- 寝る前と起きた時
- 体調不良
- 不思議の国のアリス症候群の原因として考えられること
- 寝ぼけている
- 片頭痛
- てんかん、脳炎、統合失調症を患っている
- 精神疾患の前触れ
- 精神安定剤などの薬の影響
- 不思議の国のアリス症候群は子供の症状と言われているが大人でもなる
- 不思議の国のアリス症候群の治し方や対策
- 自分が不思議の国のアリス症候群になっていることに気づく
- ストレスを溜め込まない
- 子供なら小児科医へ
- 大人なら心療内科へ
- 不思議の国のアリス症候群は芸術に富んだ人が多い
- ルイス・キャロル
- ジョナサン・スィフト
- 芥川龍之介
- 樋口一葉
- 不思議の国のアリス症候群は珍しい症状ではないので安心を
忘れているだけで不思議の国のアリス症候群を体験したことがある人は多い!
via pixabay.com
不思議の国のアリス症候群という名前は、とても記憶に残りやすい名称のため、どのような症状なのか気になる方もいることでしょう。今回は、この症状に関して、詳しく解説するとともに、原因や対処法なども解説いたします。
この症状は、ヘルペスウイルス科の一種である「エプスタイン・バール (EB) ウイルス」の感染による中枢神経系の炎症での報告が多いく、日本では主に園児から小学生などで多く感染する傾向があり、子供の頃に一過性の症状を体験した人は比較的多いと言われています。
記憶にある方もいらっしゃるでしょう。お子様がそのような症状になった場合や、大人でも起こりうる可能性も含めて解説いたしますので、ぜひご参照ください。
この症状は、ヘルペスウイルス科の一種である「エプスタイン・バール (EB) ウイルス」の感染による中枢神経系の炎症での報告が多いく、日本では主に園児から小学生などで多く感染する傾向があり、子供の頃に一過性の症状を体験した人は比較的多いと言われています。
記憶にある方もいらっしゃるでしょう。お子様がそのような症状になった場合や、大人でも起こりうる可能性も含めて解説いたしますので、ぜひご参照ください。
ラプンツェル症候群の症状と原因!体への影響や実際の症例と対処法 - POUCHS(ポーチス)
ラプンツェル症候群について聞いたことがあるでしょうか。名前だけ聞くととても可愛い印象を受けます。しかし、実は精神的なストレスを抱えてしまうと誰にでもなる可能性のある物です。今回はそんなラプンツェル症候群について詳しく解説します!
不思議の国のアリス症候群とは
via pixabay.com
不思議の国のアリス症候群(英語でAlice in Wonderland syndrome、AIWS)とは、物の大きさや、自分の体の大きさが、通常とは違ったように感じる症状が多いのです。
ちなみに、この症候群の名称は、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の中で、薬を飲んだアリスの体が大きくなったり小さくなったりするエピソードが由来となっています。1955年にイギリスの精神科医トッドにより名付けられました。
このように聞くと、本当の話なのか疑ってしまう人もいらっしゃるのですが、本当にある話なのです。
ちなみに、この症候群の名称は、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の中で、薬を飲んだアリスの体が大きくなったり小さくなったりするエピソードが由来となっています。1955年にイギリスの精神科医トッドにより名付けられました。
このように聞くと、本当の話なのか疑ってしまう人もいらっしゃるのですが、本当にある話なのです。
【診断】不思議の国のアリス症候群の症状
via pixabay.com
ここでは、診断テストとして、具体的に「不思議の国のアリス症候群」に見受けられる典型的な症状をご紹介いたします。
眼に障害や異常がなく、外の世界が通常通りに見えていると思われる場合でも、現実問題として、通常よりもサイズが異なって見えるように感じる傾向がある人や、過去にそのような経験があった方は、振り返りながら1つずつ確認していきましょう。
眼に障害や異常がなく、外の世界が通常通りに見えていると思われる場合でも、現実問題として、通常よりもサイズが異なって見えるように感じる傾向がある人や、過去にそのような経験があった方は、振り返りながら1つずつ確認していきましょう。
人や物が大きく見えたり、小さく見えたりする
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まずは、子供が「自分の母親が小さくなった」ように感じてしまったり、蚊のような小さな虫が何倍も大きく見えたりすることがあります。初めて子供がそのような事を言うと、冗談を言っているように受け止めてしまう場合が多く見受けられます。
しかし、一過性のものであることも多いのですが、本当にそのように見えている可能性もあるので、その場合は検査が必要となりますので、耳を傾けて、診察時に適切に伝える事ができるように、詳細を聞いておくようにしましょう。もちろん、大人でもありえる症状です。
しかし、一過性のものであることも多いのですが、本当にそのように見えている可能性もあるので、その場合は検査が必要となりますので、耳を傾けて、診察時に適切に伝える事ができるように、詳細を聞いておくようにしましょう。もちろん、大人でもありえる症状です。
部屋が広くなったり、狭くなったりする
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ちなみに、大きさが変わるパターンはいくつかあります。外の世界が小さく感じられる場合は「小視症」、大きく感じられる場合は「大視症」、ひずんで見える場合は「変視症」ということもあります。これらは、眼底疾患などの、視覚障害の可能性もありえます。
原因自体はハッキリと特定されていないのですが、症状としてはパターンがある程度出尽くしているので、おおよそここでご紹介しているどれかのパターンに当てはまると考えてよいでしょう。脳に異常がある場合はMRIなどの精密検査が必要となります。
原因自体はハッキリと特定されていないのですが、症状としてはパターンがある程度出尽くしているので、おおよそここでご紹介しているどれかのパターンに当てはまると考えてよいでしょう。脳に異常がある場合はMRIなどの精密検査が必要となります。
自分の体が大きくなったり、小さくなったりしたように感じる
via pixabay.com
外の世界や、他人や物のサイズが変わる以外にも、自分自身の体が大きくなったり、小さくなったように感じる事もありえます。周囲の大きさが変わるのと、自分が変わるのとでは、感じ方が大きく変わってくるので、違和感を感じたりすることもありますし、特に苦痛に感じない人もいます。
初めは驚くかもしれませんが、そのようなアニメを見ている事で、現実化したような感覚になり、特になんとも思わない場合があるのです。そうではなくても、現実化することで驚く人もいますし、徐々に慣れていくことも多くあります。
初めは驚くかもしれませんが、そのようなアニメを見ている事で、現実化したような感覚になり、特になんとも思わない場合があるのです。そうではなくても、現実化することで驚く人もいますし、徐々に慣れていくことも多くあります。
上記の事を苦痛に感じてしまう
via pixabay.com
中には、これらの症状に対して、違和感やストレスを感じる人も多々いらっしゃいます。実は、このストレスというのが厄介であり、万病の元とも言われていますが、幼い頃からストレスに晒されることで、大きな悪影響を及ぼす可能性があるのです。
この場合は、早期に医療機関にて診察をお勧めします。後述しますが、ストレスによって症状が発症してしまう方もいらっしゃるのです。発症する傾向にはばらつきがありますが、その人なりの傾向はあります。どのような時間にどのような程度の症状が出るのかをチェックしておくことで、診察時に伝える事ができます。
この場合は、早期に医療機関にて診察をお勧めします。後述しますが、ストレスによって症状が発症してしまう方もいらっしゃるのです。発症する傾向にはばらつきがありますが、その人なりの傾向はあります。どのような時間にどのような程度の症状が出るのかをチェックしておくことで、診察時に伝える事ができます。
不思議の国のアリス症候群が起こる時
via pixabay.com
不思議の国のアリス症候群は、発症する時間や状況に人それぞれパターンや一定の傾向があることがありますので、事前に把握しておくことで、心の準備をしておくことができます。
これは、自己分析を行なう事で、自分の場合、どのような状況や時間帯に発症する傾向があるのかを知る為に、メモしておくなどして、チェックしておきましょう。
これは、自己分析を行なう事で、自分の場合、どのような状況や時間帯に発症する傾向があるのかを知る為に、メモしておくなどして、チェックしておきましょう。
寝る前と起きた時
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睡眠を挟んで、寝る前と起きた後に発症する傾向がよくあります。寝る前に発症すると、不快感を感じる場合は、なかなか睡眠にスムーズにつなげることができず、慢性的な睡眠不足や、睡眠の質の低下につながるため、ストレスやイライラを感じやすくなってしまいます。
また、起きた後であれば、寝起きから不快感を感じてしまうことになるため、その日は1日、朝から不快感でスタートするため、モチベーションが下がってしまったり、作業効率や学習効率が落ちるなどといった事も怒りがちです。そういった時は、無理をしないことが大切です。
ストレスで発症する人もいるため、悪循環になってしまう可能性が高まります。特に、頭痛などを併発しやすい人もいるため、頑張り過ぎたりしないようにしましょう。
また、起きた後であれば、寝起きから不快感を感じてしまうことになるため、その日は1日、朝から不快感でスタートするため、モチベーションが下がってしまったり、作業効率や学習効率が落ちるなどといった事も怒りがちです。そういった時は、無理をしないことが大切です。
ストレスで発症する人もいるため、悪循環になってしまう可能性が高まります。特に、頭痛などを併発しやすい人もいるため、頑張り過ぎたりしないようにしましょう。
体調不良
via pixabay.com
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