目次
- 「これってデジャブ?」1度は体験したことありませんか?
- 既視感の意味
- 類語
- 対義語
- 使い方
- 100年以上前から認識されている
- 60~70%の人が経験している
- 既視感体験談
- 初めて行った土地で「見たことある景色」と感じた
- 初めて会った人に「どこかで会ったことがある」と感じた
- 友達に言われた言葉が「以前も同じように言われた」と感じた
- 友達が発言する直前に言うことが予測できた
- 初めて触れたものを「以前に触れたことがある」と感じた
- 既視感の原因【フロイト】
- ジークムント・フロイトとは?
- 無意識の記憶説
- 既視感の原因【超心理学】
- 超心理学とは?
- 予知夢
- 前世の記憶説
- パラレルワールドの存在
- 既視感の原因【心理学・脳神経学】
- 統合失調症の初期症状
- 側頭葉てんかん症
- 記憶障害
- 精神疾患と結びつけるのは無理があるという意見も多い
- 既視感の実験は難しく研究方が確立されていない
- 脳内で認識される前に記憶として蓄えられ再認識しているのではないかという説
- 脳内で連動する「知覚」「認識」の2つがズレることによって発生しているという説
- 人の記憶は曖昧なものであり誤認という説もある
- 既視感の原因【スピリチュアル】
- ツインソウルとの記憶の共有
- 前世の記憶
- 予知能力
- 霊からの警告
- 既視感は記憶に残っている停滞エネルギーを解放するために発生する
- 既視感が起こりやすい人の特徴
- 15~25歳
- 感受性豊か
- ストレスが多い
- 旅行に行く回数が多い
- 既視感は多くの人が体験している!不思議な感覚を楽しんでみよう!
via pixabay.com
少しオカルトっぽい話になりますが、デジャブが前世の記憶によって起こると信じる人もいます。既視感はどれも不思議な感覚なのでそのように思う人がいてもおかしくないのかもしれません。
そして、どのように考えても前世の記憶があるとしか思えない人々の事例もあります。
いったことがないはずの土地なのに行ったことがあるような気がするのは、前世に住んでいた土地だからなどの説もあります。そういわれるとなんだか、自分の前世がわかるようでうれしくなってしまい信じたくなってしまう気持ちもわからなくもないわけです。
そして、どのように考えても前世の記憶があるとしか思えない人々の事例もあります。
いったことがないはずの土地なのに行ったことがあるような気がするのは、前世に住んでいた土地だからなどの説もあります。そういわれるとなんだか、自分の前世がわかるようでうれしくなってしまい信じたくなってしまう気持ちもわからなくもないわけです。
パラレルワールドの存在
via pixabay.com
アメリカの理論物理学者のミチオ・カク博士は、デジャブとパラレルワールドの関係を研究しました。博士は物理学の知見から多元宇宙論によるパラレルワールド(並行世界)がデジャブの原因としています。
物理学の世界ではある時空と並行(パラレル)して別の世界が存在する可能性があるという説があります。このパラレルワールドに存在するもうひとりの自分の記憶が現行世界の自分に関与した結果の現象がデジャブなのではないかというのです。
現在ではパラレルワールドは理論上あり得るとされていますが、存在は確認されていません。しかし、もしパラレルワールドが存在すればデジャブの謎も同時に解けるかも知れないとおもうととても夢のあるお話です。
物理学の世界ではある時空と並行(パラレル)して別の世界が存在する可能性があるという説があります。このパラレルワールドに存在するもうひとりの自分の記憶が現行世界の自分に関与した結果の現象がデジャブなのではないかというのです。
現在ではパラレルワールドは理論上あり得るとされていますが、存在は確認されていません。しかし、もしパラレルワールドが存在すればデジャブの謎も同時に解けるかも知れないとおもうととても夢のあるお話です。
既視感の原因【心理学・脳神経学】
via pixabay.com
では、現代の心理学や脳神経学といった最新の科学の分野ではどのように解釈されるのでしょうか。脳や神経の病気あるいは病気までいかないまでも、複雑な脳の機能の中で混乱が生じた結果と考える説が有力です。
いくつかその説を見てみましょう。
いくつかその説を見てみましょう。
統合失調症の初期症状
via pixabay.com
統合失調症という病気をご存知でしょうか。何らかの原因で脳の中でさまざまな情報や刺激に過敏になりすぎてしまうと、脳が対応できなくなって、精神機能のネットワーク(統合)がうまく働かなくなる(失調)ことがあります。
その為、感情や思考をまとまめられなくなってしまうことが統合失調症です。
精神機能のネットワークは脳内のさまざまな場所で行われています。その不調の場所によって、実在しない人の声が聞こえるなどの現実にないものをあると感じる幻覚が現れたり、周りで自分の悪口を言われていると思いこむ被害妄想が出たりなど、さまざまな症状が出現します。
例えば、これはひとは空想を思いて例えば「空ば飛べたらすてきだな」などと思うことがありますが、この時脳の中で「でもこれは空想だ」ということがわかっていてその2つの考えが統合できています。しかし、統合失調症でこの「これは空想だ」と思う部分の機能が弱くなっていたりすると、「空を飛んでいる」ことが本物のように感じられてしまいます。
こういった病気の初期症状として、脳が混乱した結果が既視感ではないかという説です。しかし成人の7割が経験しているというのですからちょっとこの理論は考え難いものになります。
その為、感情や思考をまとまめられなくなってしまうことが統合失調症です。
精神機能のネットワークは脳内のさまざまな場所で行われています。その不調の場所によって、実在しない人の声が聞こえるなどの現実にないものをあると感じる幻覚が現れたり、周りで自分の悪口を言われていると思いこむ被害妄想が出たりなど、さまざまな症状が出現します。
例えば、これはひとは空想を思いて例えば「空ば飛べたらすてきだな」などと思うことがありますが、この時脳の中で「でもこれは空想だ」ということがわかっていてその2つの考えが統合できています。しかし、統合失調症でこの「これは空想だ」と思う部分の機能が弱くなっていたりすると、「空を飛んでいる」ことが本物のように感じられてしまいます。
こういった病気の初期症状として、脳が混乱した結果が既視感ではないかという説です。しかし成人の7割が経験しているというのですからちょっとこの理論は考え難いものになります。
側頭葉てんかん症
via pixabay.com
てんかんとは、簡単に言うと大脳の神経細胞に、いっせいにスイッチが入ってしまい、激しく活動してしまった結果バランスがとれなくなってしまうことで、 さまざまな症状がでる病気です
その中でも、多いのが側頭葉てんかんというものです。
この病気は、口をモグモグする、身振りをする、などの自動症(本人の自覚なしに、無意識に行う動作・行動)が特徴で、記憶障害などを伴います。
その症状の中に既視感や逆にいつも体験していることが未体験のように感じる(ジャメヴ、未視感)、昔の記憶が次々と頭に浮かぶ(フラッシュバック)、恐怖感、などが起こります。
ただ、この病気はやはり100人に一人の発生確率であることを考えるとすべての既視感にあてはめるのは難しそうです。
その中でも、多いのが側頭葉てんかんというものです。
この病気は、口をモグモグする、身振りをする、などの自動症(本人の自覚なしに、無意識に行う動作・行動)が特徴で、記憶障害などを伴います。
その症状の中に既視感や逆にいつも体験していることが未体験のように感じる(ジャメヴ、未視感)、昔の記憶が次々と頭に浮かぶ(フラッシュバック)、恐怖感、などが起こります。
ただ、この病気はやはり100人に一人の発生確率であることを考えるとすべての既視感にあてはめるのは難しそうです。
記憶障害
via pixabay.com
ノーベル生理学・医学賞受賞者の利根川進さんによる脳科学の研究のなかで歯状回(しじょうかい)という脳の部位とデジャブの関係が研究されました。
脳はある物事を記憶するとき、それらを細分化して各部位で別々に保存します。私たちが記憶を思い出す際には、脳にのあちこちに細分化された記憶を各部位からとりだして、再度組み立てなおしています。
この歯状回は記憶とエピソードを結びつける部位なのですが、この働きがうまくいかないと記憶障害が起こることがあります。
これがデジャブの原因ではないかとする説で現在ではこの説がデジャブの原因を説明する上で現在は最も有力です。
デジャブは子供や若い人に多いといわれていますが、これであれば脳が発達しきっている大人にデジャブが起きにくく、若者に多く発生する理由もわかります。
また、疲れているときやストレスの高いときデジャブが起きるといいますが、脳の働きも鈍くなるのでこう考えるとなっときできます。
脳はある物事を記憶するとき、それらを細分化して各部位で別々に保存します。私たちが記憶を思い出す際には、脳にのあちこちに細分化された記憶を各部位からとりだして、再度組み立てなおしています。
この歯状回は記憶とエピソードを結びつける部位なのですが、この働きがうまくいかないと記憶障害が起こることがあります。
これがデジャブの原因ではないかとする説で現在ではこの説がデジャブの原因を説明する上で現在は最も有力です。
デジャブは子供や若い人に多いといわれていますが、これであれば脳が発達しきっている大人にデジャブが起きにくく、若者に多く発生する理由もわかります。
また、疲れているときやストレスの高いときデジャブが起きるといいますが、脳の働きも鈍くなるのでこう考えるとなっときできます。
精神疾患と結びつけるのは無理があるという意見も多い
via pixabay.com
不思議な体験であるため精神疾患と考えられることもありますが、やはり7割の人が経験したことがあるということを考えると発生確率から言って精神疾患だけがこの既視感の理由であるというのには無理がありそうです。
脳が記憶を処理する際のエラーであり、だれにも起きうると考えるのが自然といえます。
脳が記憶を処理する際のエラーであり、だれにも起きうると考えるのが自然といえます。
既視感の実験は難しく研究方が確立されていない
via pixabay.com
いつ起こるかわからず頻繁に起こるわけでもないので現象を再現することが極めて困難です。
そのため、研究方法が確立できないのが実態です。
ですので、推測にはなってしまうのですが、脳のなかで、様々なエラーが起きているのではないかという説があり、前述の説以外にもエラー説があります。
そのため、研究方法が確立できないのが実態です。
ですので、推測にはなってしまうのですが、脳のなかで、様々なエラーが起きているのではないかという説があり、前述の説以外にもエラー説があります。
脳内で認識される前に記憶として蓄えられ再認識しているのではないかという説
via pixabay.com
人間の感覚は神経を通って脳内に入っていきます。その脳内で認識し記憶される段階で、脳内で認識される作業をする前に、別のルートを通って記憶として直接脳内に蓄えられしまい、脳が感覚を認識した段階で、既に記憶としてたまっているので事実を再認識する結果デジャブとなるのではないかという説もあります。
脳内で連動する「知覚」「認識」の2つがズレることによって発生しているという説
via pixabay.com
この説は古く、ちょっと理論的に飛躍しているのですが、1878年にドイツで発表された心理学の論文では「デジャヴ」は本来脳内で連動して発生する「知覚」と「認識」という二つの現象がズレて発生することが原因であるとしています。
そのズレは「疲労」によって生ずると分析しました。
これは前述の記憶障害と似ており、脳の機能が解明される前からそういった説があったことがわかります。
そのズレは「疲労」によって生ずると分析しました。
これは前述の記憶障害と似ており、脳の機能が解明される前からそういった説があったことがわかります。
人の記憶は曖昧なものであり誤認という説もある
3 / 5