目次
- 自分を過小評価している人はインポスター症候群の可能性が!
- インポスター症候群について
- 【診断】インポスター症候群になる人の特徴
- 遠慮しがちな人
- 失敗を恐れている人
- 完璧主義者
- 褒められることになれていない人
- 疲れすぎている人
- 「私より凄い・・・」と言ってしまう
- 自分を褒めることができない
- 人生を否定されたことがある
- 認められている人を羨ましいと思う
- 自分なんていなくなればいいと思ったことがある
- インポスター症候群になる人の考え方
- 自分はまだまだ出来るはず
- 成功したことは自分の実力ではない
- 運が良かったから
- 失敗が怖い
- 褒めてもらえるようなことはしていない
- インポスター症候群になってしまう原因
- 周りとの差で
- 過去に才能で嫉妬されたりいじめられた過去がある
- 実力を褒めてもらえなかったから
- もっと凄い人と比べてしまうから
- インポスター症候群の治し方
- 自己評価を甘くする
- ストレスを発散する
- 褒めてもらえたことを素直に受け取る
- 弱気にならない
- 手助けをしてもらう
- カウンセリングを受ける
- 自分が褒められたら嬉しい人を決める
- インポスター症候群は意識を変えるだけで軽くなる症状です
人生を否定されたことがある
via pixabay.com
では、なぜそのような傾向があるかといいますと、過去の経験が多大な影響を及ぼしている事がよくあります。存在を否定されたり、人格を否定されるなど、自分は大したことがないという意識を無意識レベルで埋め込まれてしまう経験をしている可能性があります。
自分を価値のない人間だと思っていることで、これ以上傷つきたくないことで勤勉に取組みます。すると評価されてしまいます。しかし、価値が無いと自分の事を思っているため、期待は負担でしかありません。もし、期待に沿えなかったときのことを考えると、過去の否定された経験がフラッシュバックするのです。
このような恐怖感が、ルーチン化しているかのように、脳に沁みついてしまっているため、この思考のループから逃れる事がなかなかできない傾向が強くあります。
自分を価値のない人間だと思っていることで、これ以上傷つきたくないことで勤勉に取組みます。すると評価されてしまいます。しかし、価値が無いと自分の事を思っているため、期待は負担でしかありません。もし、期待に沿えなかったときのことを考えると、過去の否定された経験がフラッシュバックするのです。
このような恐怖感が、ルーチン化しているかのように、脳に沁みついてしまっているため、この思考のループから逃れる事がなかなかできない傾向が強くあります。
認められている人を羨ましいと思う
via pixabay.com
自分自身が褒められた時は、「運が良かったからだ」などと外的要因のせいにしてしまうわけですが、他人が認められているのを見ると、自分より上の優れた人だと思い、自分のように運がいいだけではない凄い人だと考え、うらやましいと感じる事があります。
常に上と比較してしまうため、上の人は、運が良いというよりも、実力があると捉えるのです。ここまで来ると、謙虚とは言えない状態ではありません。劣等感を抱えている状態が脱しない限り、素直に自分を褒め、認める事ができるようにはならないのです。
常に上と比較してしまうため、上の人は、運が良いというよりも、実力があると捉えるのです。ここまで来ると、謙虚とは言えない状態ではありません。劣等感を抱えている状態が脱しない限り、素直に自分を褒め、認める事ができるようにはならないのです。
自分なんていなくなればいいと思ったことがある
via pixabay.com
精神的な疲労がたまり、燃え尽き症候群や不眠症のような症状が慢性化してくると、精神的にも追い詰められ、ストレス過多になります。そうなると、正常な判断も客観的で冷静な思考もできなくなります。そして、自己卑下が過剰になり、自分の存在に価値を見出せなくなります。
そのうち、どんどん精神的につらくなり、自分なんていなくなればいいなどと思ってしまうほど追い詰められてしまいます。自分で自分を追い詰めている状態とも言えるのですが、思考が固定化されてしまっているため、なかなか周囲からのアドバイスも素直に聞けず、一向に良くならない傾向があります。
そのうち、どんどん精神的につらくなり、自分なんていなくなればいいなどと思ってしまうほど追い詰められてしまいます。自分で自分を追い詰めている状態とも言えるのですが、思考が固定化されてしまっているため、なかなか周囲からのアドバイスも素直に聞けず、一向に良くならない傾向があります。
インポスター症候群になる人の考え方
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ここでは、インポスター症候群に今後なる、もしくは既になってしまっている人の考え方について、詳しく解説していきます。考え方というのは、これまでの経験や環境なども大きく影響してくるため、その点についても振り返って見ていく必要があります。
自分はまだまだ出来るはず
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理想が高すぎることで、達成感を感じることが難しく、自己肯定感を高める事もできない思考のループに陥ることがあります。上には上がいると認識しており、天狗にならないためにもその思考は重要ではありますが、モチベーションが下がってしまうため、バランスが取れるようになると変わってきます。
現状に満足せず、高みを目指しつつも、その途中のプロセスをクリアするごとに、自分を褒めてあげることも大切です。登山においても、何合目まで到達したか確認することで、ゴールまでの距離が縮まっている事を認知できます。少しの進歩でも、ゴールに確実に近づいていることを認識する思考が大切です。
現状に満足せず、高みを目指しつつも、その途中のプロセスをクリアするごとに、自分を褒めてあげることも大切です。登山においても、何合目まで到達したか確認することで、ゴールまでの距離が縮まっている事を認知できます。少しの進歩でも、ゴールに確実に近づいていることを認識する思考が大切です。
成功したことは自分の実力ではない
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本来、多くの人は、成功や結果が出た時は、自分の努力のおかげだと思います。それを評価されないことで不満を抱くことすらあります。褒められないことで自信を失い、やる気やモチベーションが下がってしまいがちです。努力しても評価されないなら、頑張っても無駄だと思ってしまうのが普通と言えます。
しかし、インポスター症候群の場合、褒められたり、成功につながると、自分に対する偽物意識を高め、目立つことを恐れてしまいます。人の数倍働き、過剰な準備をするなど、深く考え過ぎたりします。そのため、燃え尽き症候群や不眠症に陥るのです。
しかし、インポスター症候群の場合、褒められたり、成功につながると、自分に対する偽物意識を高め、目立つことを恐れてしまいます。人の数倍働き、過剰な準備をするなど、深く考え過ぎたりします。そのため、燃え尽き症候群や不眠症に陥るのです。
運が良かったから
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インポスター症候群は、失敗はできないと思い、結果も自分の実力ではなく、ただ運がよかっただけだと考えます。賞賛されたとしても、自分の実力ではないと内心思ってしまうのです。運が良かっただけだから、次失敗するかもしれないので、必死で勤勉に努め、精神を病んでしまうほど追い込みます。
謙虚で成功している人の中には、運が良かったからと考える人も多くいますが、すべてが運ではないので、運を掴む準備を怠らなかったから掴めたチャンスと結果であるという考え方ができるようになると、捉え方も変わってくるでしょう。
謙虚で成功している人の中には、運が良かったからと考える人も多くいますが、すべてが運ではないので、運を掴む準備を怠らなかったから掴めたチャンスと結果であるという考え方ができるようになると、捉え方も変わってくるでしょう。
失敗が怖い
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失敗をしてしまうと、人から嫌われてしまったり、周囲から悪く思われてしまうことで、「自分が周囲を欺いてきた」と思われることを考えてしまい、不安になってしまうのです。
どんなに実績を積み重ねても、常に次なる課題に対してそのような恐れを抱いてしまうため、失敗から学ぶことができません。万が一失敗してしまった場合は、自分は周囲を欺いた詐欺師であると思い込み、ふさぎ込んでしまう事すらあるのです。
このように、失敗に対して過度に恐怖心と不安を感じてしまう思考の癖を持っているという特徴もあるのです。
どんなに実績を積み重ねても、常に次なる課題に対してそのような恐れを抱いてしまうため、失敗から学ぶことができません。万が一失敗してしまった場合は、自分は周囲を欺いた詐欺師であると思い込み、ふさぎ込んでしまう事すらあるのです。
このように、失敗に対して過度に恐怖心と不安を感じてしまう思考の癖を持っているという特徴もあるのです。
褒めてもらえるようなことはしていない
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運が良かったからと考えることから、自分は褒められるようなことはしていないという思考をしてしまいます。理想とも程遠いと考えてしまい、過小評価することで、周囲が褒めてくれたとしても、素直に喜べないのです。
もし褒められるような事をしたと考えると、そのことで周囲の嫉妬をかったり、嫌われるのではないかという考えすら頭をよぎります。そして、失敗した時には、詐欺師だと思われると感じ、失敗しても成功しても、決して自己肯定感が高まることはなく、素直に賞賛を受け入れられないのです。
もし褒められるような事をしたと考えると、そのことで周囲の嫉妬をかったり、嫌われるのではないかという考えすら頭をよぎります。そして、失敗した時には、詐欺師だと思われると感じ、失敗しても成功しても、決して自己肯定感が高まることはなく、素直に賞賛を受け入れられないのです。
インポスター症候群になってしまう原因
via pixabay.com
では、なぜインポスター症候群になってしまうのでしょうか?どのような事が原因となって、インポスター症候群の考え方がしみついてしまい、その特徴が表れ、症状を発症してしまうのかについて、あらためて育った環境を含めてまとめました。過去を振り返りながら、当てはまらないか確認しつつ、読み進めてみましょう。
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