目次
両親と何らかの形で仲がこじれてしまった時、勢い余って一人暮らしをする人が中にはいますが、これが後悔の元につながることがあります。その時はもう一度冷静になって考えましょう。特に社会人の一人暮らしは、両親からの援助はなく、自分の稼ぎで生活することになります。
住居を借りるときも保証人が必要だし、住居を借りてからも家賃や光熱費や食費などと思った以上にお金がかかりますので、自分の給料で一人暮らしができるかシミュレーションをして判断しましょう。一人暮らしはいつでもできますので、一人暮らしができると自信がついてから行動を起こす方が無難です。
一人暮らしの練習をしておく
一人暮らしは、基本的なことは自分一人でこなさないといけません。最低でも掃除、洗濯、料理はできるようにならなければいけません。現在は飲食店が増えているとはいえ、外食は思った以上にお金がかかります。手料理の方が手間がかかる分安上がりなので、料理はできるように努力しましょう。
両親が夫婦二人だけで出かけることがある時は、ここぞ、一人暮らしの練習のチャンスです。このときこそ外食でなく、手料理を作ったり、掃除や洗濯を母親に変わってすることで、家事がどれだけ大変か勉強になりますし、いざ一人暮らしを始めた時も感覚が分かるので馴染むのが早くなるうえ、両親の負担が軽減されて感謝され、一人暮らしの自信がつきます。
自分の性格やメンタルを見極める
進学就職に限らず、一人暮らしは慣れてないうちは寂しく感じるものです。一人暮らしを経験している身近な人に経験談を聞いてみましょう。経験談を聞いて、自分が一人暮らしに向いているのか、メンタル面はどうなのかなどを考えることができます。
前項の「一人暮らしの練習をしておく」と並行して、自分が一人暮らしに向いているのかどうか考え、それから一人暮らしをするか判断しましょう。
困った時は誰かに頼る
どんなに強がりを言っても、誰でも辛い時は精神的に滅入ってしまうものです。我慢をし過ぎるのも心身に良くないので、困った時は見栄を張らずに家族や友人知人に助けを求めましょう。家族や友人知人は思った以上心配しているものなのです。
ホームシックは恥ずかしいことではない!
ホームシックになることは、恥ずかしいことではありません。裏を返せば、誰もがうらやむほど自分が過ごした家庭環境が良く、住み慣れた故郷が素敵な場所であります。ホームシックを含め辛いことを乗り越えていくことによって、精神的に自立した大人に成長していくことでしょう。
6 / 6