2019年5月10日 更新

男女差別が根強い原因とは?日本における男女差別の現状や歴史と実例

女性の活躍なども期待される現代ですが、それでもまだまだ日本では男女差別が根強いのが現状です。職場や結婚性格においての男女差別にはどのようなものがあるかいくつか例を紹介します。日本の男尊女卑の歴史についても解説していきます!

職場での男女差別を感じたことがあるかどうかという調査で、あると答えた人は90%となりました。ほとんどの方が職場で男女差別を感じたことがあるのです。

特に女性はシビアで、女性のほとんどの方が職場で男女差別を感じています。特にキャリアアップをすればするほど、女性が活躍できる幅が狭くなってきているという方も多いです。

もっと活躍したいのに女性は管理職になれない雰囲気がひしひしと伝わってくるのでこのまま頑張っていても報われることがあるのか不安になる、という女性は年々増えてきています。

男性の育休が認められにくい

Father Daughter Beach - Free photo on Pixabay (263976)

育児休暇をとるという権利は、当たり前のことなのに真面目すぎる日本人からするとそれが理解できないという人もたくさんいます。そのため女性でも育児休暇をとるのに気を遣ったという方は多いです。

ですが、それよりもさらに肩身が狭いとされるのが男性が育児休暇をとる時です。これも当たり前の権利ですが男性の育児休暇はなかなか理解されません。

取得できる企業もまだまだ少ないですが、取得できたとしても嫌味を言われるようなこともあるのです。

待遇の格差

Bully Harassment Workplace - Free image on Pixabay (263979)

そもそも男性と女性の基本給が違う、という企業もまだまだたくさんあります。同じ仕事をしているのに待遇が違うということも多々あります。

「女性は育てても結婚して辞めていくので無駄だ」という古い考えを持った企業がまだまだあるため、賃金などの待遇に最初から差を持たせているのです。

求人募集には、男女どちらかのみなどは記載することができないが、女性から応募があっても採用することは絶対にない、という企業もあります。逆に化粧品メーカーなどは男性を採用することはない、という企業もあります。

採用や職種の格差

Laptop Office Hand - Free photo on Pixabay (263986)

女性だからという理由で力仕事に就くことができなかったり、面接の際に結婚するのかどうかを聞かれたり、子供を作る予定について聞かれたことがあるという女性も非常に多いです。

作る予定があると答えたことが原因かはわからないが、不採用になってしまったということもよくあります。子供がいると言って男性はそれが面接などでマイナスに取られることはないが、女性が子供がいると言うとマイナスになるのです。

それも結局は女性が育児をするものという勝手な決めつけから男女差別が生まれてしまっているのです。

ハラスメント関連

Startup Business People - Free photo on Pixabay (263995)

〇〇ハラスメントという言葉はニュースなどでも多く聞くようになりましたが、どれも現実に起こっていることです。代表的なものであればセクシャルハラスメント、パワーハラスメント、モラルハラスメントなどです。

どれも女性が受けているものというイメージがありますが現実には男性も多くの方がハラスメントで悩んでいます。

女性がセクハラを訴えても、「あなたが誘ったからでは?」と責められるようなこともあったりと男女平等ではないことが会社ではたくさんあります。

掃除・お茶出しなどの雑用

Asia Asian Ceremony - Free photo on Pixabay (264001)

男性と同じようにバリバリ営業の仕事をしているがそれでもお茶出しや掃除などは女性がすることが会社の決まりとしてある、という会社もまだまだたくさんあります。

お客様に出すお茶ならばまだしも、社内の全員にコーヒーを用意しなければいけない、ということもよくあります。掃除の時間もなぜか女性だけが仕事をする決まりになっている、という会社もあります。

これもやはり家事的なことは女性がするものという印象が根強く残っていることから起こる男女差別です。

女性には優しく男性には厳しい

Computer Pc Workplace Home - Free photo on Pixabay (264011)

上司が男性社員には非常に厳しい態度をとるが、女性社員に対しては非常に甘く、昇給も女性が優先されているというようなことも時にはあります。

やはり女性に対して特別に優しくしてしまう人がいるというのは事実です。それによって男性が肩身の狭い思いをする会社もたくさんあります。

女性はニコニコしていればお給料をもらえるが、男性はしっかりと数字を意識して仕事をしないと怒られる、という差があることも多いです。

男女差別が起こる原因

Man Woman Elderly Couple - Free photo on Pixabay (264014)

男女差別がまだまだ根強く残っているということはわかったが、男女差別が起こる原因は一体何なのかを追求していきます。

日本はもっと男女差別と向き合うべきです。女性だからこうあるべき、男性だからこうあるべき、という考えは捨てることから始めなければいけません。

まずはしっかりと男女差別の原因に向き合ってみることが大切です。

宗教的価値観

Tori Japanese Shrine - Free photo on Pixabay (264019)

様々な宗教がありますが、宗教の歴史からすでに男女差別があることがわかります。キリスト教でもキリストの神は男性であり、魔女狩りが行われたこともあってそこからすでに女性を軽視するようになったとも考えられます。

神道でも女性は神社には入れないことがあったり、相撲でも土俵に上がれない、などがあります。仏教でも男女差別的な考えがありましたがブッダが男女平等であると説いたことから男女平等な考えにはなっています。

それでもやはり宗教での考え方はとにかく歴史が古く根強く残っているものなのでそれが原因で男女差別に結びついてきていることも多く考えられます。

身体の作りの違い

Man Person Power - Free photo on Pixabay (264027)

そもそも日本の歴史からしても男女差別が生まれてしまった原因は男女の体の作りの違いから生まれています。単純に女性は力が弱いため、男性よりも劣っているとされてきたのです。

その考え方が未だに残っているため、鍛えれば男女の力の差はそこまで大きなものではないのに、力があるないということが原因で選べる仕事が限られてしまうことに結びついてしまうのです。

海外の男女差別が感じられない国からすると、力は男性も女性も大差ないと理解している人が多いことから、仕事を選ぶ時などに男女差別を感じることもないのです。

思考の違い

Thought Idea Innovation - Free photo on Pixabay (264032)

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