2019年5月15日 更新

寝言やいびきの原因とは?歯ぎしりや叫ぶ場合はストレスが原因?

子どもが夜中に突然なきだす、夜中に叫ぶといった困りごとを抱えている方は多いと思います。その他にもいびきや歯ぎしりなど、病気なのでは?と不安になる行動がたくさんあります。今回はそんな子どもの気になる睡眠中の行動について解説します。

Kitten Animal Baby - Free photo on Pixabay (252444)

基本的にいびきはほっておいても問題ありません。しかし中には、重大な病気や障害が隠れているいびきも存在します。以下の症状に当てはまる場合は、すぐに病院などの検査機関で診てもらうようにしましょう。

鼻水が出ている場合。この場合は風邪などによる鼻水で気道がふさがれている場合があります。喘息持ちの場合。ストレスや寝室の温度などで発作が起こり、これが気道を塞ぐ可能性があります。

アレルギー持ちの場合。ダニなどの害虫やペットの毛、ハウスダストなどのアレルギー物質が原因でいびきが起こる場合もあります。そして肥満の場合も、脂肪の重さからいびきをかきます。

この他にも重篤な物であれば「睡眠時無呼吸症候群」の可能性もありますし。同居人のタバコの煙が原因となる場合もあります。

いびきを治す方法

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基本的に無害で一時的ないびきですが、ご家庭で簡単に治す方法もありますのでその内のいくつかをご紹介します。寝る前にお茶などを飲ませて落ち着かせることで、いびきの発生を抑えることができます。

また睡眠前のマッサージや睡眠時に気道がふさがらないように姿勢を工夫して寝かせることで、いびきの発生を防ぐことができます。これらで治らない場合は、病気などの要因を考えると良いでしょう。

その場合は、子供を別室に移してあげたり、寝室の温度や湿度を見直す。または布団のシーツを低アレルギー性のものに変えるなど、いろいろ工夫してみましょう。

大人のいびきとの違い

Baby Girl Sleep - Free photo on Pixabay (252320)

子どもは基本的に、毎日いびきはかかないものです。大人であれば、乱れた生活習慣や暴飲暴食に飲酒、肥満などいびきが生じる要因は多くなってしまうことは仕方ありません。さらには、降りかかるストレスの量や質も子どもとは違います。

大人であれば病気が原因であるような激しいいびきが毎日続いたり、睡眠時無呼吸症候群が原因の息が出来ないいびきも見受けられます。しかし子どもであればこのような心配はほとんどありません。

しかし大人と違い、自分の異変を言葉で説明したり訴えることができません。その為、異変を感じたらすぐに病院に連れて行くようにしましょう。

歯ぎしりは歯の成長に害はない?

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もう一つ、睡眠時の気になる症状として「歯ぎしり」があります。夜泣きやいびきと違って、歯がすり減ったり顎を痛めそうだったりと、見るからに健康に害がありそうです。歯ぎしりのし過ぎで奥歯がすり減ってしまったり顎関節症になったという話はよく聞きます。

これらは大人の話ですが、子どもにもは歯ぎしりは起きます。幼いお子さんであれば、これからの歯の発育や将来の歯並び、顎の成長などいろいろと気になってしまいます。続いてはそんな歯ぎしりの原因や対処法などを紹介していきます。

なぜ歯ぎしりをする?

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寝ている子供から突然歯ぎしりの音が聞こえてきたら、びっくりしてしまいますし、病気を疑ってしまいます。子供の場合も大人同様に音が鳴りますが、子どもは顎の力が弱いため音が鳴らない歯ぎしりもあります。

しかし大人と違い子どもの歯ぎしりには、それぞれ意味があることもあります。歯が生えたての子どもの場合、歯ぎしりをすることで、かみ合わせを調節する意味があります。2~3歳になると、乳歯がすべて生えそろいえその違和感などから歯ぎしりをします。

また、乳歯が永久歯に生え変わる際も、かみ合わせの調節をするために歯ぎしりを行います。

歯ぎしりの歯への影響

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上記の様に、成長の過程でかみ合わせの調節や、違和感などの理由で行われる歯ぎしりは歯に影響はありません。しかし中にはストレスなどから歯ぎしりをする子どももいます。この要因からなる歯ぎしりには注意が必要です。

過度な歯ぎしりは、歯へ様々な影響を及ぼします。歯の神経が炎症を起こしたり壊死してしまうこともあります。歯茎がはれたり痛がっている場合は注意しましょう。また歯ぎしりが続くと、顎関節症などから顎への影響も懸念されます。

そして、乳歯と永久歯が混在し隙間の多い顎では、強い歯ぎしりが続くことで歯がぐらついてくることもあります。これらの症状が見られる場合はすぐに病院で診てもらいましょう。

歯並びとの関係

Zahnreinigung Dental Repairs Treat - Free photo on Pixabay (252447)

基本的に問題が無かったり、必要であることが多い子どもの歯ぎしりですが、もちろん中には問題のある歯ぎしりも存在します。子どもの顎はデリケートなので、強い歯ぎしりが歯並びに影響する可能性もあります。

歯ぎしりから歯が異常にすり減ったり、顎に痛みを訴えたりする場合、歯並が悪くなっている場合があります。中には乳歯の時から歯並びが悪くなり、そのまま永久歯にも影響するケースもあります。

歯並びが悪くなると容姿が悪くなるほか、かみ合わせのズレから顎を痛めてしまい、将来的には歯科矯正や顎の外科手術まで考えなければならなくなります。

やめさせる方法

Woman Helmet Work - Free photo on Pixabay (252448)

子どもの歯ぎしりを過度に注意する必要はありませんが、歯や顎に異常がみられる場合はやめさせるか病院で診てもらうようにしましょう。ご家庭でも歯ぎしりをやめさせたり、歯への影響を抑える方法があります。

その方法とは、マウスピースの装着です。最近では市販されており安価で手軽に手に入れることができます。マウスピースを装着することで、歯ぎしりを抑える他に歯へ伝わる力も吸収してくれるので、健康に影響が出にくくなります。

または、かみ合わせを正常にし顎に力をつけさせるために、食事の際はよく噛んで食べさせるようにしましょう。顎がしっかりと成長することで、かみ合わせが良くなり顎関節の動きも良くなるため歯ぎしりが起こりにくくなります。

大切なお子さんに快眠を!

Sleeping Child Napping - Free photo on Pixabay (252321)

いかがでしたか?自分のお子さんであれば、少しの夜泣きやいびき、歯ぎしりでも心配になってしまいますよね。しかし子どものそれらは基本的に無害であることがほとんどです。

ただし、万が一この記事にある問題がある行動が見られた場合はすぐに病院で診てもらいましょう。大切な我が子には、誰しも健康で育ってほしいと願っているはずです。子どもがすくすくと成長できるように、これらの知識は持っておくようにしましょう。

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