2019年6月11日 更新

就活にオワハラは実在する?内定獲得後のオワハラへの対策と対処法

就活を終わらせるなら内定を出すと圧力をかける「オワハラ」インターネット上では具体的な企業名が出ており、その実態はもはや都市伝説とはいえない実情だといえるでしょう。この記事では、就職活動におけるオワハラへの対策や対処法についてご紹介していきましょう。

目次

コンサル

Business Paperwork Deal - Free photo on Pixabay (363519)

コンサルは、オワハラが厳しいとされる業界のひとつです。とても人気がある業界であると同時に、内定者は非常に優秀な人達ばかりですから、特にほかの外資系ファンドに内定してそちらに行くと言おうものなら、引き留めが強引な部分があるそうなのです。

コンサル業界は多忙なことや、数年で独立する人も多い業界で、慢性的な人手不足です。そんな中内定辞退となれば、あなたの大学から今後内定を出さないと言う圧力をかけたり、内定後に就職活動に支障をきたすほどの課題を出すそうです。

接待まがいの懇親会や飲み会などを頻繁に開催して親睦を深めて、内定を辞退させにくくするといった事例もあるようです。

人材

Suit Business Man - Free photo on Pixabay (363518)

オワハラが厳しいとされる業界のひとつは、人材業界です。人材業界は人のことを一番に考える企業だとうたうところがほとんどですが、実態は内定者に圧力をかけるオワハラをするのは本末転倒な気がします。

しかし、慢性的な人手不足ということもあり、採用ノルマがある場合もあります。実際の例では、「うちの内定をけったらもうどこの業界でも生きていけなくなる、本当にいいのか」とまで圧力をかけられたそうです。

以上、あげたような業界が全て悪いというわけではありませんが、人気業種で大手で、優秀な人が集まりやすいだけに内定辞退も多くオワハラをしてしまう企業が出てくるのかもしれません。

オワハラを受けないための対策

Notebook Work Girl - Free photo on Pixabay (363517)

では、オワハラを受けないための対策はあるのでしょうか。大切なのは、いくら迫られたとしても内定承諾書に簡単にサインしないことです。毅然とした態度で立ち向かうようにしましょう。

そして、オワハラをするような企業なら内定を辞退しても構わないと割り切ることが大切です。圧力をかけてくるようなことがあったら、スマートフォンなどの録音機能を使って録音するなど証拠を残すことも大切です。

内定承諾書に簡単にサインしない

Startup Meeting Brainstorming - Free photo on Pixabay (363516)

オワハラを受けないための対策のひとつは、内定承諾書に簡単にサインしないということです。

内定辞退は学生が持つべき権利であることに間違いありませんが、仮に内定承諾書にサインをしてしまうと、それを破棄できなかったり、場合によっては効力を持つことがあるものです。

とにかく抜け出したい一心でサインをしてしまうかもしれませんが、一定の効力をもつリスクがあるということをふまえて、内定承諾書に簡単にサインしないようにしましょう。

毅然とした態度で立ち向かう

Tie Necktie Adjust - Free photo on Pixabay (363515)

たとえどんなに圧力をかけられようとも、毅然とした態度で立ち向かうオワハラを受けないための対策のひとつです。

確かに内定辞退するなと脅迫されたり強要されたら、最初は怖くてなにもできないかもしれません。

しかし、新卒で入れる会社というのは一度きりです。あなたの人生を左右する重要な局面であるからこそ、慎重に会社を選ぶべきです。毅然とした態度で立ち向かいましょう。

オワハラをするような企業なら内定を辞退しても構わないと割り切る

Time Management Stopwatch - Free image on Pixabay (363514)

オワハラを受けないための対策のひとつは、オワハラをするような企業なら内定を辞退しても構わないと割り切ることです。

圧力をかけてきたり、脅迫罪や強要罪にあたるような会社に入る必要などない、と割り切って毅然な態度をとる必要があります。

スマホで録音するなど証拠を残す

Writing Write Person - Free photo on Pixabay (363513)

スマホで録音するなど証拠を残すというのも、オワハラを受けないための対策のひとつです。

オワハラを受けたと訴えても、証拠がないというと不利な状況になりかねません。内定承諾書にサインをしていたとしたら、それがいくら脅迫されたからだと訴えても認めてもらえないこともあります。

もし、本社に呼び出されるなどした場合は、スマホを録音状態にして部屋に入るなどの証拠を残すようにしましょう。

オワハラへの対処法

Office Meeting Business Partners - Free photo on Pixabay (363512)

では、オワハラへの対処法というのはあるのでしょうか。まず重要なのは、オワハラは違法だと認識することです。オワハラは違法行為であると認識しているか否かというところで、次のステップに進むことができるからです。

内定を辞退するのはあなたの個人の自由です。決してあなたの人間性に問題がある行為ではなく、あなたの権利なのです。自分がうけているのはオワハラであり、それは違法行為だからこそ、自分の気持ちに素直になりましょう。

まず違法行為だと認識したら、就職支援センターに相談してください。長年、就職活動を支援してきた方々ですから、きっとアドバイスをしてくれるはずです。

そして、あなたへのよき理解者である家族に相談してみましょう。大学の就職支援センターも動いてくれない場合は、親に相談し、国や市町村やNPO法人、外部機関に頼る方法を探るのも1つです。

オワハラは違法だと認識する

Office Business Colleagues - Free photo on Pixabay (363511)

オワハラの対処法のひとつは、オワハラは違法だと認識するということです。最初は言うことを聞かなければ、自分の人生は終わってしまう、親や大学に心配をかけたくないと塞ぎ込んでしまうこともあるでしょう。

しかし、オワハラは違法であり法律を犯した行為なのだという認識があれば、逃げ出すことができます。

おかしいと感じても恐怖のあまり屈してしまうということがあると思いますが、違法行為だと認識すれば対処することができるのです。

就職支援センターに相談する

Computer Business Typing - Free photo on Pixabay (363510)

就職支援センターに相談するというのも、オワハラの対処法のひとつです。大学にある就職活動を支援してくれる機関に相談するとよいでしょう。

過去に何度もほかの学生が同じような目にあっていたり、苦しんでいるのはあなただけではないかもしれません。

経験豊富な職員に相談することで適切に対処できるようになるでしょう。決して1人で抱え込んではいけません。

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