目次
- オワハラとは
- オワハラが認知されたきっかけ
- 就活におけるオワハラの実態
- 辞退しようとすると高圧的な態度になる
- 就職活動に支障をきたすほどの課題を出す
- 懇親会や飲み会などを頻繁に開催する
- 今この場で内定を辞退させるよう促す
- 内定企業に電話をさせる
- 面接を先延ばしにして他社を受けにくくさせる
- 恐怖を感じるオワハラの手口
- 本社に来るように何度も電話がくる
- オフィスに監禁する
- 内定承諾書にサインさせられる
- 損害賠償の請求をしてくる
- 契約不履行だと圧力をかける
- あなたの大学から今後内定を出さないと言う
- オワハラは違法行為
- オワハラは違法であり罪名がある
- 脅迫罪
- 強要罪
- オワハラをさせる理由
- ほかにとられたくない優秀な人材だから
- 人手不足だから
- 毎年内定辞退に苦労しているから
- 人気のない企業だから
- 採用目標を達成しないと罰則がある企業も
- オワハラが厳しいとされる業界
- 金融
- 不動産
- 証券
- コンサル
- 人材
- オワハラを受けないための対策
- 内定承諾書に簡単にサインしない
- 毅然とした態度で立ち向かう
- オワハラをするような企業なら内定を辞退しても構わないと割り切る
- スマホで録音するなど証拠を残す
- オワハラへの対処法
- オワハラは違法だと認識する
- 就職支援センターに相談する
- 家族に相談する
- 新卒の就職活動は一度きり!納得いくまで向き合おう
本社に来るように何度も電話がくる
via pixabay.com
まず、内定辞退を告げたら、本社に来るように何度も電話がくるというのが、恐怖を感じるオワハラの手口のひとつです。
内定を辞退するというのは、本来学生が持つべき権利のひとつです。しかし、内定を辞退したいと告げたら、「理由を説明する必要がある」と、本社に来て説明責任を果たすように何度も電話がくる場合もあります。
確かに近年、LINEでアルバイトを辞めると告げたり急にバックれたりする人達が問題になっているのは事実ですが、入社していない会社に対してそこまでする理由があるかどうかは議論されるべき問題です。
しかも、「電話だけで辞退を告げるのはおかしい」と、何度も脅すように電話してくるというのはおかしな話です。
内定を辞退するというのは、本来学生が持つべき権利のひとつです。しかし、内定を辞退したいと告げたら、「理由を説明する必要がある」と、本社に来て説明責任を果たすように何度も電話がくる場合もあります。
確かに近年、LINEでアルバイトを辞めると告げたり急にバックれたりする人達が問題になっているのは事実ですが、入社していない会社に対してそこまでする理由があるかどうかは議論されるべき問題です。
しかも、「電話だけで辞退を告げるのはおかしい」と、何度も脅すように電話してくるというのはおかしな話です。
オフィスに監禁する
via pixabay.com
そして電話を断ることができず本社で辞退理由を説明すると、内定辞退をやめて入社するように永遠と説得され、オフィスに監禁されてしまいます。
このオフィスに監禁するというのも恐怖を感じるオワハラの手口ひとつだといえるでしょう。しかも、「内定辞退をするなんておかしい」「そんなんじゃどの会社でもやっていけない」「社会不適合だ」などと、脅すように何時間も説得されます。
次第に「自分がこのように考えているのはおかしいのではないか」「やはり先に決まった方に入社するべきなのではないか」という、罪悪感と敗北感が生まれ、内定辞退はしません、と言わざるを得なくなるのです。
このオフィスに監禁するというのも恐怖を感じるオワハラの手口ひとつだといえるでしょう。しかも、「内定辞退をするなんておかしい」「そんなんじゃどの会社でもやっていけない」「社会不適合だ」などと、脅すように何時間も説得されます。
次第に「自分がこのように考えているのはおかしいのではないか」「やはり先に決まった方に入社するべきなのではないか」という、罪悪感と敗北感が生まれ、内定辞退はしません、と言わざるを得なくなるのです。
内定承諾書にサインさせられる
via pixabay.com
何時間も説得された末、「内定承諾書にサインさせられる」というのも恐怖を感じるオワハラの手口です。
とにかく今閉じ込められて監禁状態の状況から抜け出したいあまり、内定辞退はやめますと言ってしまった場合、「では、こちらにサインしてください」といって内定承諾書にサインするよう迫られるのです。
この紙にサインをしてしまったら最後、契約を交わすことになるだろうということは、どこかで危険だとわかっていながらも、とにかく抜け出したい一心でサインをしてしまうのです。
とにかく今閉じ込められて監禁状態の状況から抜け出したいあまり、内定辞退はやめますと言ってしまった場合、「では、こちらにサインしてください」といって内定承諾書にサインするよう迫られるのです。
この紙にサインをしてしまったら最後、契約を交わすことになるだろうということは、どこかで危険だとわかっていながらも、とにかく抜け出したい一心でサインをしてしまうのです。
損害賠償の請求をしてくる
via pixabay.com
しかし、やはり会社から出て今日のことを振り返り、親や友達に相談すると「そんな会社はおかしい」といわれ、自分自身もそんな会社には入社したくないと思い、改めて内定辞退を伝えます。
すると、「君は内定承諾書にサインをしている、これを破棄するということは損害賠償にあたる」と脅してきます。これも、恐怖を感じるオワハラの手口のひとつです。
具体的な金額をいわず、君に損害を受けたという形で請求したら大変なことになる、という脅しのように話してくるのです。
すると、「君は内定承諾書にサインをしている、これを破棄するということは損害賠償にあたる」と脅してきます。これも、恐怖を感じるオワハラの手口のひとつです。
具体的な金額をいわず、君に損害を受けたという形で請求したら大変なことになる、という脅しのように話してくるのです。
契約不履行だと圧力をかける
via pixabay.com
契約不履行だと圧力をかけてくるというのも、恐怖を感じるオワハラの手口のひとつです。損害賠償といわないまでも、内定承諾書のサインをした事実を何度も追求してきて、圧力をかけてきます。
「会社とあなたは採用における約束を交わしているために、それが破棄されるというのは契約不履行にあたる。どう責任をとるんだ」と脅した上で、急に手のひらを返したように優しい言葉をかけてきます。
「君に期待しているんだ、会社の未来をつくるのは君たちだからこそ、これだけ引き留めるんだ、入社したらいいことがたくさんある」と甘い言葉をかけて「これだけ引き留めてくれるんだったら入社しなければ」という気持ちにさせていくのです。
「会社とあなたは採用における約束を交わしているために、それが破棄されるというのは契約不履行にあたる。どう責任をとるんだ」と脅した上で、急に手のひらを返したように優しい言葉をかけてきます。
「君に期待しているんだ、会社の未来をつくるのは君たちだからこそ、これだけ引き留めるんだ、入社したらいいことがたくさんある」と甘い言葉をかけて「これだけ引き留めてくれるんだったら入社しなければ」という気持ちにさせていくのです。
あなたの大学から今後内定を出さないと言う
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それでも内定辞退をした場合、「あなたの大学から今後、内定を出さない」と言い、「あなたの無責任な行動はあなた自身だけではなく周りに対しても迷惑をかける」というように脅してきます。
あなたの大学から今後内定を出さないと言うのも、恐怖を感じるオワハラの手口であり、よく問題視されるオワハラのひとつです。
これを言われてしまった場合、「就職支援センターに相談したら辞退するなといわれるかも」「ゼミの先生にも説得されるかも」などと、今まで相談にのってもらっていた周囲も敵に回すかもしれないと、どんどん追い詰められてしまうのです。
あなたの大学から今後内定を出さないと言うのも、恐怖を感じるオワハラの手口であり、よく問題視されるオワハラのひとつです。
これを言われてしまった場合、「就職支援センターに相談したら辞退するなといわれるかも」「ゼミの先生にも説得されるかも」などと、今まで相談にのってもらっていた周囲も敵に回すかもしれないと、どんどん追い詰められてしまうのです。
オワハラは違法行為
via pixabay.com
ここまで、オワハラの実態や、恐怖を感じるオワハラの手口をご紹介しましたが、オワハラは違法であり罪名があるというのをご存知ですか。
おかしいと感じても恐怖のあまり内定承諾書にサインをしてしまうということがあると思いますが、それは違法行為であり、罪名があるのです。
ですからあなたが簡単に屈する必要はありません。具体的には、脅迫罪にあたり、強要罪であるのです。オワハラは、学生に対して「就職活動を終わらせることを強要する」ということですから毅然とした態度をとりましょう。
おかしいと感じても恐怖のあまり内定承諾書にサインをしてしまうということがあると思いますが、それは違法行為であり、罪名があるのです。
ですからあなたが簡単に屈する必要はありません。具体的には、脅迫罪にあたり、強要罪であるのです。オワハラは、学生に対して「就職活動を終わらせることを強要する」ということですから毅然とした態度をとりましょう。
オワハラは違法であり罪名がある
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まず、オワハラをうけたら、「オワハラは違法であり罪名がある」ということを認識することが何より大切です。
最初は戸惑ってしまい、いうことを聞かなければ自分の人生は終わってしまう、親や大学に心配をかけたくないと塞ぎ込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、安心してください。オワハラは違法であり罪名があるのです。おかしいと感じても恐怖のあまり屈してしまうということがあると思いますが、それは違法行為であり、罪名があるということを知っていれば対処できるのです。
最初は戸惑ってしまい、いうことを聞かなければ自分の人生は終わってしまう、親や大学に心配をかけたくないと塞ぎ込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、安心してください。オワハラは違法であり罪名があるのです。おかしいと感じても恐怖のあまり屈してしまうということがあると思いますが、それは違法行為であり、罪名があるということを知っていれば対処できるのです。
脅迫罪
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オワハラの罪名のひとつは脅迫罪です。内定承諾書のサインをした事実を何度も追求してきて、圧力をかけたり、「会社とあなたは採用における約束を交わしているために、それが破棄されるというのは契約不履行にあたる。どう責任をとるんだ」という発言は紛れもなく脅しです。
内定辞退をした時に、「あなたの大学から今後、内定を出さない」と言うのも、脅迫罪に当たります。
つまり、あなたが脅された、逃れられない状況にさせられた、と感じた時点で、脅迫罪にあたるのです。
内定辞退をした時に、「あなたの大学から今後、内定を出さない」と言うのも、脅迫罪に当たります。
つまり、あなたが脅された、逃れられない状況にさせられた、と感じた時点で、脅迫罪にあたるのです。
強要罪
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脅迫罪よりもさらに重い事案が、強要罪です。オワハラは、企業側が採用したいと思った学生に対して、「もしいま就職活動を終わらせるならば内定を出す」などといって、学生に対して「就職活動を終わらせることを強要する」ということです。
脅すだけではなく、実際的な行動をとることを強要する場合には、企業側には強要罪が適応されますので、毅然とした態度をとるようにしましょう。
脅すだけではなく、実際的な行動をとることを強要する場合には、企業側には強要罪が適応されますので、毅然とした態度をとるようにしましょう。
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