2019年6月11日 更新

就活にオワハラは実在する?内定獲得後のオワハラへの対策と対処法

就活を終わらせるなら内定を出すと圧力をかける「オワハラ」インターネット上では具体的な企業名が出ており、その実態はもはや都市伝説とはいえない実情だといえるでしょう。この記事では、就職活動におけるオワハラへの対策や対処法についてご紹介していきましょう。

目次

オワハラをさせる理由

Woman Business Black People Afro - Free photo on Pixabay (363530)

では、企業がリスクを背負ってオワハラをさせる理由はなんなのでしょうか。ほかにとられたくない優秀な人材だからというのが大前提にあるようですが、人手不足だからということや、毎年内定辞退に苦労しているためにトラウマになってオワハラをさせるようです。

また、人気のない企業である場合、一応同じ業界だからといった理由で第二志望にされるような企業である場合、内定辞退が多くあるようです。

また、採用目標を達成しないと罰則がある企業もあるようです。ここでは、企業がオワハラをさせる理由についてご紹介していきましょう。

ほかにとられたくない優秀な人材だから

Conference Room Table Office - Free photo on Pixabay (363529)

オワハラをさせる理由のひとつは、ほかにとられたくない優秀な人材だからということです。

優秀な人材だからこそ、ほかにとられたくないという思いが働いて、オワハラを強要してしまうのです。一方で優秀であるからこそ、どの会社も欲しがる人材であることには変わりはありません。

周りの環境や自分自身の努力で掴み取ってきた人格だとアピールできているからこそ、その人材を逃したくない思いが企業側にあるのだということも理解する必要があります。

人手不足だから

Handshake Hand Give - Free photo on Pixabay (363528)

オワハラをさせる理由のひとつは、人手不足だからということがあります。優秀な人材か云々以前の問題に、とにかく猫の手も借りたいくらいに人手不足に悩んでいる会社は多くあります。

そんな中、新卒が予定人数よりも少ない場合には、会社としても事業を縮小したり、また新たに採用するコストもかかってきます。人手不足というのも、オワハラをさせる要因の1つなのです。

毎年内定辞退に苦労しているから

Entrepreneur Startup Start-Up - Free photo on Pixabay (363527)

オワハラをさせる理由のひとつは、毎年内定辞退に苦労しているからということがあります。

大企業で何人も採用する会社は特に、優秀な人材がキープのために受けることも大いにあります。だからこそ毎年、内定辞退することになることに苦労していて、少しでも食い止めたいという思いがあるのです。

人気のない企業だから

Business Deal Laptop - Free photo on Pixabay (363526)

人気のない企業だからというのも、オワハラをさせる理由のひとつです。人気がない企業である場合、どうしても第二希望、第三希望にされがちです。

採用側としては、優秀な人材から順に採用していくわけですから、必然的に人気のある学生ばかり集めます。

しかし学生側は第2、第3志望にしていることが多い、いわば人気のない企業である場合はどうしても滑り止め扱いとなり、結果的に、内定辞退され続けてしまうのです。

採用目標を達成しないと罰則がある企業も

Office Startup Business Home - Free photo on Pixabay (363525)

オワハラをさせる理由のひとつには、採用目標を達成しないと罰則がある企業もあるということです。

人材系の会社や不動産会社に多いそうなのですが、採用目標というのが決まっていて、それに満たない場合には、人事部に対して罰則があるのです。

採用側も何としても、目標達成をしなければならない、そうしなければ自分の立場が危ういからこそ、必死になって引き留めてしまうのです。

オワハラが厳しいとされる業界

Meeting Business Architect - Free photo on Pixabay (363524)

では、具体的にオワハラが厳しいとされる業界はあるのでしょうか。もちろんこの業界が全てというわけではなく、優良企業もたくさんあります。

ここでは、過去にインターネットの掲示板で話題になった業界について、ある業界でそういった傾向があることを解説していきましょう。

掲示板などで多く取り上げられるのが大手金融業界です。金融業界はオワハラが厳しいとされていて、一時期は大きく取り上げられていたこともあるようです。

不動産もオワハラが厳しいとされています。ほかにも証券や、コンサル業界、人材関係の業界もオワハラが多いです。総じて優秀な人達が受ける人気業種なだけに、何個も内定を持っている人が多いようです。

金融

Entrepreneur Startup Start-Up - Free photo on Pixabay (363522)

オワハラが厳しいとされる業界のひとつは、金融業界です。人気の職業で上位に上がることも多い企業なだけに驚きもあると思いますが、掲示板などで多く取り上げられるのが大手金融業界なのです。

金融業界はオワハラが厳しいとされていて、実際に内定辞退をしたら、本社に来るように何度も電話がきたり、オフィスに何時間も監禁されたなどと、恐怖を感じるオワハラの手口もありました。

人気の職業だからこそ、オワハラを迫ってもいいという傲慢さが一部の企業に散見されるかもしれません。

不動産

Startup Start-Up People Silicon - Free photo on Pixabay (363521)

不動産業界も、オワハラが厳しいとされる業界のひとつです。原因は人手不足にあるようです。ノルマ達成が厳しい業界であるだけに、離職率が高い傾向にあります。

だからこそ、内定者の逃したくないと、内定承諾書にサインさせられたり、契約不履行だと圧力をかけるなどの、恐怖を感じるオワハラの手口があるようです。

また、不動産業界は特に人事にもノルマがあり、何人以上内定させないと罰則がある場合もあるのです。不動産業界はオワハラが厳しいとされています。

証券

Writing Pen Man - Free photo on Pixabay (363520)

証券業界も、オワハラが厳しいとされる業界のひとつです。実際にある証券会社では、内定後に就職活動に支障をきたすほどの課題を出していたそうです。就職活動をやめろとまでは言わないのですが、実質的にできなくさせるように仕向けてきます。

また、他にも懇親会や飲み会などを頻繁に開催して親睦を深めて、内定を辞退させにくくするといった事例も証券業界で起こっています。

また数年前には、面接中に今この場で内定を辞退させるよう促すような発言をさせられて、最終面接では電話をさせられた人もいるようです。

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