目次
- オワハラとは
- オワハラが認知されたきっかけ
- 就活におけるオワハラの実態
- 辞退しようとすると高圧的な態度になる
- 就職活動に支障をきたすほどの課題を出す
- 懇親会や飲み会などを頻繁に開催する
- 今この場で内定を辞退させるよう促す
- 内定企業に電話をさせる
- 面接を先延ばしにして他社を受けにくくさせる
- 恐怖を感じるオワハラの手口
- 本社に来るように何度も電話がくる
- オフィスに監禁する
- 内定承諾書にサインさせられる
- 損害賠償の請求をしてくる
- 契約不履行だと圧力をかける
- あなたの大学から今後内定を出さないと言う
- オワハラは違法行為
- オワハラは違法であり罪名がある
- 脅迫罪
- 強要罪
- オワハラをさせる理由
- ほかにとられたくない優秀な人材だから
- 人手不足だから
- 毎年内定辞退に苦労しているから
- 人気のない企業だから
- 採用目標を達成しないと罰則がある企業も
- オワハラが厳しいとされる業界
- 金融
- 不動産
- 証券
- コンサル
- 人材
- オワハラを受けないための対策
- 内定承諾書に簡単にサインしない
- 毅然とした態度で立ち向かう
- オワハラをするような企業なら内定を辞退しても構わないと割り切る
- スマホで録音するなど証拠を残す
- オワハラへの対処法
- オワハラは違法だと認識する
- 就職支援センターに相談する
- 家族に相談する
- 新卒の就職活動は一度きり!納得いくまで向き合おう
オワハラとは
via pixabay.com
あなたはオワハラという言葉を知っていますか?もしくはオワハラにあっているかも…と不安に感じていませんか。まずはオワハラの意味についてご紹介していきます。
オワハラとは、就職活動において起きているハラスメントです。「就活終われハラスメント」の略ともいわれています。企業側が採用したいと思った学生に対して、「もしいま就職活動を終わらせるならば内定を出す」などといって、学生に対して「就職活動を終わらせることを強要する」ということです。
文部科学省の調査によりますと、約7割の大学・短期大学が、就職活動をしてい?学生からのオワハラに関する相談を受けていたということで、年々オワハラを受けたという学生の数は増加傾向にあります。
2015年7月に行った「オワハラをうけたことがあるか」という調査に対して、オワハラをうけたとこたえた人数は、5月に行われた調査での人数の3倍に増加していたということです。
オワハラとは、就職活動において起きているハラスメントです。「就活終われハラスメント」の略ともいわれています。企業側が採用したいと思った学生に対して、「もしいま就職活動を終わらせるならば内定を出す」などといって、学生に対して「就職活動を終わらせることを強要する」ということです。
文部科学省の調査によりますと、約7割の大学・短期大学が、就職活動をしてい?学生からのオワハラに関する相談を受けていたということで、年々オワハラを受けたという学生の数は増加傾向にあります。
2015年7月に行った「オワハラをうけたことがあるか」という調査に対して、オワハラをうけたとこたえた人数は、5月に行われた調査での人数の3倍に増加していたということです。
オワハラが認知されたきっかけ
via pixabay.com
では、オワハラが認知されたきっかけ はなんなのでしょうか。きっかけは、2015年に動画投稿サイトユーチューブに投稿された動画でした。
あるNPO法人がオワハラについての動画をアップロードして、「オワハラ」という言葉が世に出たことがきっかけです。オワハラ自体の認知は、その年の就活生や企業採用担当者などの当事者の間で話題となっただけでした。
しかし、その年の流行語大賞にノミネートされたことで世間一般に広まったのです。現在ではオワハラを取り扱った本なども出版されて、就職活動における問題の一つとなっています。
あるNPO法人がオワハラについての動画をアップロードして、「オワハラ」という言葉が世に出たことがきっかけです。オワハラ自体の認知は、その年の就活生や企業採用担当者などの当事者の間で話題となっただけでした。
しかし、その年の流行語大賞にノミネートされたことで世間一般に広まったのです。現在ではオワハラを取り扱った本なども出版されて、就職活動における問題の一つとなっています。
就活におけるオワハラの実態
via pixabay.com
では、就活におけるオワハラの実態とはどのようなものなのでしょうか。内定を辞退しようとすると高圧的な態度になるというのが最も多いオワハラの事例です。
また、内定後に就職活動に支障をきたすほどの課題を出す場合もオワハラだといえます。就職活動をやめろとまでは言わないのですが、実質的にできなくさせるように仕向ける場合です。
他にも懇親会や飲み会などを頻繁に開催することによって親睦を深めて、内定を辞退させにくくする方法もあります。最もオワハラだと断言できる手法が、今この場で内定を辞退させるよう促すことです。
その場で内定企業に電話をさせることもあるようです。また、面接を何度も行なって、期間を先延ばしにすることにより、他社を受けにくくさせることもオワハラであるといえるでしょう。
また、内定後に就職活動に支障をきたすほどの課題を出す場合もオワハラだといえます。就職活動をやめろとまでは言わないのですが、実質的にできなくさせるように仕向ける場合です。
他にも懇親会や飲み会などを頻繁に開催することによって親睦を深めて、内定を辞退させにくくする方法もあります。最もオワハラだと断言できる手法が、今この場で内定を辞退させるよう促すことです。
その場で内定企業に電話をさせることもあるようです。また、面接を何度も行なって、期間を先延ばしにすることにより、他社を受けにくくさせることもオワハラであるといえるでしょう。
辞退しようとすると高圧的な態度になる
via pixabay.com
辞退しようとすると高圧的な態度になるというのが、就活におけるオワハラの実態です。内定辞退を言い出した途端に、今まで穏やかだった態度が急変をして、高圧的な態度になってしまうのです。
時には「内定辞退するような義理のない人間は社会に出てもやっていけない」「辞退したら君は一生後悔することになる」などと、脅しに違いような説教をしてくることも。
次第に、悪いのは社会に甘えている自分なのかもしれない、と罪悪感を抱くようになり、内定辞退を取り消してオワハラを受けた企業に入社するのです。
時には「内定辞退するような義理のない人間は社会に出てもやっていけない」「辞退したら君は一生後悔することになる」などと、脅しに違いような説教をしてくることも。
次第に、悪いのは社会に甘えている自分なのかもしれない、と罪悪感を抱くようになり、内定辞退を取り消してオワハラを受けた企業に入社するのです。
就職活動に支障をきたすほどの課題を出す
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就活におけるオワハラの実態のひとつは、就職活動に支障をきたすほどの課題を出すということです。
企業の方から、就職活動をやめろとまでは言わないのですが、実質的にできなくさせるように仕向ける場合です。
例えば提出期限をほかの企業の面接時期にあわせたり、その時期に早期研修や説明会などといって呼び出すパターンもあります。
中には、入社までにTOEICの点数が必要などといって、毎月TOEICの勉強会に呼んで、面接を受けなくさせることもあるようです。
企業の方から、就職活動をやめろとまでは言わないのですが、実質的にできなくさせるように仕向ける場合です。
例えば提出期限をほかの企業の面接時期にあわせたり、その時期に早期研修や説明会などといって呼び出すパターンもあります。
中には、入社までにTOEICの点数が必要などといって、毎月TOEICの勉強会に呼んで、面接を受けなくさせることもあるようです。
懇親会や飲み会などを頻繁に開催する
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就活におけるオワハラの実態は、懇親会や飲み会などを頻繁に開催するということです。
実際の社員と合わせたり、仕事の不安を解消するなどといった名目で懇親会や飲み会などを頻繁に開催し、親睦を深めて、内定を辞退させにくくするのです。
実際の社員と合わせたり、仕事の不安を解消するなどといった名目で懇親会や飲み会などを頻繁に開催し、親睦を深めて、内定を辞退させにくくするのです。
今この場で内定を辞退させるよう促す
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就活におけるオワハラの実態のひとつは、今この場で内定を辞退させるよう促すことです。これは、オワハラの中でも最も直接的で典型的な事例です。
内定辞退します、と宣言させる場合や、ほかの内定企業を聞いたり受けている会社をリサーチして、その前日に電話をかけてきます。
「内定は辞退してくれたんだよね?明日の面接は行かないよね?」などと確認の電話が来たり、この場でほかの企業の内定辞退をさせるように圧力をかけてきます。
内定辞退します、と宣言させる場合や、ほかの内定企業を聞いたり受けている会社をリサーチして、その前日に電話をかけてきます。
「内定は辞退してくれたんだよね?明日の面接は行かないよね?」などと確認の電話が来たり、この場でほかの企業の内定辞退をさせるように圧力をかけてきます。
内定企業に電話をさせる
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そして「今すぐこの場で内定辞退をすると電話をしてください」とすぐに内定辞退をさせるように仕向けてきます。内定企業に電話をさせるというのも、就活におけるオワハラの実態です。
しかも、これは最終面接の際に行われることも多く、「今、どこの会社に内定をもらっているか」と聞かれて、正直に答えると、「今すぐスピーカーフォンにして電話をかけてくれたらこの場で内定を出す」といわれます。
そして、重役レベルの複数人を前に電話をかけさせられ、辞退をした後、おめでとう、と拍手をして「君の立場を守ります」と言って内定承諾書にサインをさせられるのです。
しかも、これは最終面接の際に行われることも多く、「今、どこの会社に内定をもらっているか」と聞かれて、正直に答えると、「今すぐスピーカーフォンにして電話をかけてくれたらこの場で内定を出す」といわれます。
そして、重役レベルの複数人を前に電話をかけさせられ、辞退をした後、おめでとう、と拍手をして「君の立場を守ります」と言って内定承諾書にサインをさせられるのです。
面接を先延ばしにして他社を受けにくくさせる
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就活におけるオワハラの実態のひとつは、面接を先延ばしにして他社を受けにくくさせることです。実はこれは多くの企業で行われていることであり、年々巧妙化しています。
このオワハラが問題視されるべき理由としては「たまたまそうなっただけで意図的なものではない」と言い逃れされるということです。ほかのオワハラは誰かが問題視して世の中に出れば改善されていきます。
しかし他社を受けにくくさせるというのは、意図的ではない、という回答をすれば会社の責任にはならないからです。しかし、これもオワハラの実態であることを忘れてはいけません。
このオワハラが問題視されるべき理由としては「たまたまそうなっただけで意図的なものではない」と言い逃れされるということです。ほかのオワハラは誰かが問題視して世の中に出れば改善されていきます。
しかし他社を受けにくくさせるというのは、意図的ではない、という回答をすれば会社の責任にはならないからです。しかし、これもオワハラの実態であることを忘れてはいけません。
恐怖を感じるオワハラの手口
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オワハラの実態についてご紹介しましたが、より一層重いオワハラがあり、その手口は恐怖を感じるほどです。内定を辞退したいと告げたら、本社に来るように何度も電話がくる場合もあります。
そして本社で辞退理由を説明すると、内定辞退をやめて入社するように永遠と説得され、オフィスに監禁されてしまいます。そして、内定承諾書にサインさせられて、ほかの会社に行くことを諦めさせるのです。
そんな会社辞めた方がいいと両親にも説得され、やはり辞退したいと告げると、損害賠償の請求をしてくるのです。内定を蹴るということは、契約不履行だと圧力をかけてきます。
そして、あなたの大学から今後内定を出さないと言い、大学の単位も危うい、卒業できないかもしれないぞ、と圧力をかけてくるのです。ここでは、恐怖を感じオワハラの手口についてご紹介しましょう。
そして本社で辞退理由を説明すると、内定辞退をやめて入社するように永遠と説得され、オフィスに監禁されてしまいます。そして、内定承諾書にサインさせられて、ほかの会社に行くことを諦めさせるのです。
そんな会社辞めた方がいいと両親にも説得され、やはり辞退したいと告げると、損害賠償の請求をしてくるのです。内定を蹴るということは、契約不履行だと圧力をかけてきます。
そして、あなたの大学から今後内定を出さないと言い、大学の単位も危うい、卒業できないかもしれないぞ、と圧力をかけてくるのです。ここでは、恐怖を感じオワハラの手口についてご紹介しましょう。
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