2019年6月5日 更新

【診断】日本では生きにくい?生きにくさを感じる原因と改善方法は?

近年日本では生きにくいと感じる人が多く、特に男性の割合が高くなっているそうです。それは一体、何が原因なのでしょうか?生きにくさの原因として考えられる、マイノリティであることや発達障害などの可能性。また障害であるかどうかの診断方法などについても説明していきます。

目次

広汎性発達障害の人は、対人関係に困難が見られ、どのようなコミュニケーションの取り方が適切なのか分からないといった特徴があります。そのため、「会話が単調または一方的になりやすい」人のパターンも多くみられます。

例えば、喋る言葉にメリハリがなく、まるで子供が喋っているような会話になってしまったり、相手の話していることを聞かずに自分の話ばかりをしてしまったりすることはありませんか?この特徴は自分自身で気づくことは難しく、周りから指摘されたり孤立したりして、はじめて気づくことの方が多いようです。

暗黙のルールが理解できない

Hammer Books Law - Free photo on Pixabay (350429)

また、「暗黙のルールが理解できない」のも広汎性発達障害の特徴の1つです。コミュニケーション能力の発達に障害がみられるため、いわゆる空気を読むといった行動が非常に困難なのです。

あらかじめ提示されたルールを守ることはできます。しかし、ルール化はされていないけれど、「この人にこういうことを言ってはいけない」「後輩はこうしなければいけない」などと周りが感じ取れる空気を、広汎性発達障害の人は気づかずにしてしまうことで、周りから孤立してしまうことも多いようです。

音や匂いなどの感覚が敏感または鈍感

Birds Swifts Singing - Free photo on Pixabay (350432)

また、広汎性発達障害は想像力が豊かで、「音や匂いなどの感覚が敏感または鈍感」といった症状も見られます。例えば、雷などの大きな音に耐えられずにパニックになってしまったり、自分が身につける衣類の素材にこだわったり、強い光が苦手だったりすることも。

反対にそれらの感覚が鈍感になってしまう人も多く、痛みを感じにくくなり、怪我をしていても他人に指摘されるまで気づかない…といった状況もうまれます。様々な感覚が人よりも、敏感または鈍感のどちらかに偏っているのです。

特定の事柄への執着心が強い

Knitting Handwork Hobby - Free photo on Pixabay (350436)

最後に、広汎性発達障害の人の特徴として「特定の事柄への執着心が強い」ということが挙げられます。この障害を持つ人は、突然の出来事に対応することがとても苦手です。自分独自のルールを設ける人も多く、それが他人に崩されると怒ったり泣き叫んだりすることも。

同じことを繰り返すことがストレスに感じないため、例えば食事などでも同じものばかり口にする人も多く存在します。誰しもこだわりは持っているものですが、ポイントはそれを他人に邪魔されたときにどんな反応をしてしまうかです。

自分のルールを崩されてもその場で対処できるならば問題ないですが、我慢できずに不機嫌になったり、爆発したように怒ってしまったりすることが多ければ、周りとの関係も悪くなってしまうのです。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)診断

Lover Adult Bedroom - Free photo on Pixabay (350507)

次に、注意欠陥・多動性障害(ADHD)であるかどうか診断するためのチェック項目をご紹介します。この障害は名前から少し、その症状が想像できると思いますが、いくつか特徴的な症状ピックアップしました。ただし、こちらも確実に診断するには病院などの専門機関で問診をすることが必要です。

こちらも上から順に自分がその症状にいくつ当てはまるか数えてみてください。チェック項目が多ければ多いほど、注意欠陥・多動性障害(ADHD)である可能性は高くなります。

ケアレスミスが多い

Bubble Gum Shoes Glue - Free photo on Pixabay (350607)

まず注意欠陥・多動性障害の症状として挙げられるのは、「ケアレスミスが多い」という特徴。この障害の人は不注意であることが多く、気が散りやすいため、その結果として他の人がしないようなケアレスミスをしてしまうのです。

特にこの症状が強い注意欠陥・多動性障害の人を不注意優勢型といいます。多動性の面はほとんどないため、「この人はボーッとしているな」と思われるだけで障害に気づかれにくいタイプです。しかし、ミスが多いことから仕事面で対人関係を上手く築くことができない人が多いでしょう。

集中力がない

Woman Studying Learning - Free photo on Pixabay (350615)

次に挙げられる注意欠陥・多動性障害の症状としては「集中力がない」という特徴です。こちらもミスが多い人と同様に、不注意優勢型のタイプ。

何かに取り組んでいても、すぐ他のことに気がついてしまい、最初にやっていたことを後回しにしてしまいます。また、自分では後回しにしたことも気づかずに、次のことに熱中してしまう人も。注意されてはじめて忘れていたことに気がつくのです。集中力がないため、勉強や仕事をする上で困る局面が多いでしょう。

好きな事には積極的に取り組める

Ecology Environment Garden - Free photo on Pixabay (350618)

上の項目では集中力がないという特徴を挙げましたが、実は「好きなことには積極的に取り組める」のも注意欠陥・多動性障害の症状の1つです。

周りから強いられて行なっていることに対しては集中力が続かないにもかかわらず、自分の趣味や興味のあることにはかなりの集中力を見せます。そのため、周囲には「嫌なことはやらない人」と思われてしまうことも多いのですが、これは障害であるが故の特徴なのです。

また、好きなことには没頭できる人が多いため、芸術的な方面で活躍している注意欠陥・多動性障害の人もたくさん存在しています。

置き忘れや物をなくすことが頻繁にある

Key Castle Security - Free image on Pixabay (350624)

また、注意欠陥・多動性障害の中には「置き忘れや物をなくすことが頻繁にある」という人も非常に多く存在します。こちらも不注意優勢型の特徴です。大事なものをうっかり忘れてしまうのはもちろん。大切に自分で保管していても、どこにしまったのかを忘れてしまうこともあります。

忘れ物をしてしまうことは誰にでもあること。しかし、あまりにも多いと本当に大切なものであった場合には困ってしまいます。特に自分自身のものだけではなく、会社の大事な書類を忘れてしまって危うくクビになりかけた…なんてことがあれば、周りとの関係にも摩擦が生じてしまうでしょう。

整理整頓が苦手

Child Tower Building Blocks - Free photo on Pixabay (350635)

注意欠陥・多動性障害の特徴は他にもあります。それは「整理整頓が苦手」という症状。こちらは集中力がないという特徴にも繋がります。

気が散ることの多い注意欠陥・多動性障害の人は、片付けをしているそばから、片付けようと思ったゲームで遊んでしまったり、懐かしいアルバムを片っ端から読んでしまったりするのです。気がついたら整理整頓をする前よりも、散らかってしまっているなんてことも。

また、書類などを規則的に並べることも苦手な人が多いようです。

規則や時間を守ることができない

Hourglass Time Hours - Free photo on Pixabay (350642)

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