2019年4月4日 更新

恋愛依存症の症状と原因は?診断する方法と克服方法も

恋愛依存症の症状、原因から治療や克服方法までご紹介します。好きな人のことが頭から離れず、どんなに尽くしても幸せを感じられない人は恋愛依存症かもしれません。簡単な診断でセルフチェックしてみませんか?恋愛依存症の相手との別れ方や回避依存症についても説明します。

目次

幸せから逃げるような言動をする

Unhappy Man Mask - Free photo on Pixabay (144406)

周りの異性にいい顔をしながらあえて「恋人はいらない」などと発言する人は、回避依存症の可能性があるでしょう。期待した分裏切られた時の傷は深くなるものなので、そもそも自分は特に幸せなど望んでいないのだと、布石を敷くのです。

また、自分に好意があるとわかった相手にはわざとひどいことを言って、どの程度までなら受け入れてくれるかなど様子を見ている場合もあります。本当は幸せになりたい気持ちが強いのですが、周りに悟られたくないので、わざと反対の言動をしてしまうのです。

束縛や干渉を嫌う

Freedom Sky Hands - Free photo on Pixabay (144410)

過去の経験に由来する場合が多いですが、他人に押さえつけられることに拒否反応を示し、特定の相手からの束縛や干渉を嫌います。回避型依存症の男性の場合、束縛により女性に主導権を握られることは絶対に許せません。

また自分の言動に口出しされるととたんに相手をうっとうしいと感じます。自分の意見を否定されることは非常に不快で、相手の意見に反対することで、自分の考えが正しいと主張します。反面で、相手が自分に無関心だと、気を引こうとする言動をとることもあります。

恋愛依存症の原因

Water Lilies Bud Pond - Free photo on Pixabay (144415)

恋愛依存症には、幼少期の体験や記憶が非常に強く関係しているといわれています。特に両親からの愛情不足が大きく、以下の項目で身に覚えがある場合は注意したほうが良いでしょう。過去、現在の恋愛を振り返って依存傾向はなかったでしょうか。

幼少期の家庭環境

Girl Bicycle Garden - Free photo on Pixabay (144419)

両親の不仲や、DV、または仕事で忙しく構ってもらえなかったなど、両親からの愛情不足が大きな原因と考えられています。逆に、両親が過干渉で自由のない生活をしてきた場合も原因の一つと考えられます。

幼少期に得られなかった愛情を、異性からの愛情で埋めようとする傾向があり、これまで与えてもらえなかったせいでせっかく手に入れた愛情を失うことに極度の不安が伴うようになってしまいます。

両親からの期待やプレッシャーが大きく、期待に応えることで愛情を得ようとしていた場合も同様に恋愛依存症になる可能性が高いでしょう。

母親の影響

Underwater Baby Mom - Free photo on Pixabay (144423)

母親と子供の関係性は、成長過程においてあらゆる場面で影響を及ぼします。女性の場合、母親が父親からDVを受けている所を見たり、母親から父親の悪口を聞かされることが多いと、男性とは根本的にダメな生き物であると定義づけ、それを救えるのは自分だけだと思い込むことがあります。

また母親からの過度の信頼により、自分がしっかりしなければいけないと思う「お姉ちゃんタイプ」の女性は、男性の世話をやくことで自己肯定感を得るようになります。

男性の場合は、母親の過干渉により、「女生は尽くす生き物」と位置付け、自分に逆らうことを許せない独裁タイプになる可能性もあります。また、女性に対して大げさな理想を持つこともあり、現実の恋愛との矛盾により、いびつな愛情表現しかできなくなってしまうでしょう。

自分に自信がない

S Grass Nature - Free photo on Pixabay (144428)

自分は人より優れている部分がないと思っている人は、すべてにおいてネガティブ思考の傾向があります。「自分なんて」という考え方が先行するため、恋人ができた時に自分を認めてくれる相手は二度と表れないかもしれない、この人を失ってはいけない、としがみくようになります。

無意識に、相手の好意的な反応から自らを肯定し、存在価値を見出そうとします。そのためには他の人よりも過剰な努力をしないと好いてもらえないと考えるので、相手のためならあらゆる犠牲を払って尽くします。

恋愛での失敗

Portrait Anger People - Free photo on Pixabay (144435)

恋愛は二人で構築する関係であり、一人ではどうにもならない場面も多々あります。にもかかわらず、恋愛でうまくいかなかったことを自分のせいだと重く受け止めすぎるため、トラウマとなり恋愛に固執するようになってしまうのです。

別れの原因はすべて自分の力不足だととらえ、恋愛するたびに「また捨てられてしまうのでは」という不安が付きまとうようになっていきます。

また、過去の失恋を教訓とせずに相手に対する執着だけが増すため、むしろうまくいかないことがさらに増え、その悪循環が恋愛依存症を悪化させる場合もあるでしょう。

理想のヒロイン像への憧れ

Wedding Dresses Bride - Free photo on Pixabay (144461)

複雑な幼少期を過ごしたせいで、異性に対して完璧な理想をいだいてしまう人も気をつけなければいけません。相手からの愛情を受けてもそれが自分が望んでいる恋愛の形と違うと感じると満足することができず、理想と現実のズレを矯正するよう相手に要求することが増えていきます。

自分は理想のヒロインでいなくてはならないので、そのために相手をハンドリングし、無意識のうちに終始相手の言動を把握していないと気が済まない状態になっていくでしょう。

恋愛依存症の克服法と治療法

Girl Portrait Woman - Free photo on Pixabay (144462)

恋愛依存症は精神的な原因や過去の経験に起因することが多く、考え方次第で改善することができます。もし思い当たる節があるのなら、一緒に克服していきましょう。

過去・現実と向き合う

Clock Ladies Pocket Watch Time - Free photo on Pixabay (144471)

過去に辛い経験をした場合、傷ついた感情の穴埋めのために恋愛に固執してしまうことがあります。過去の失恋や失敗は、別のもので穴埋めしても消せるわけではありません。執着すればするほど傷を癒すことはできず、いつまでも辛い記憶を引きずってしまうだけです。。

現在は過去を補填するものではなく、過去の経験により、さらに良いものを作り出せるということを理解しましょう。新しく知り合えた人とは、過去に関係なく新しい関係性を築けるのです。

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