目次
- 恋愛体質と恋愛依存症の違い
- 惚れやすいのは恋愛体質
- 交際相手が途切れないのは恋愛体質
- 実は恋愛経験が少ない恋愛依存症
- 交際相手への激しい依存が恋愛依存症
- 恋愛依存症の種類
- 共依存型恋愛依存症
- 回避型恋愛依存症
- 恋愛依存症かどうか診断
- 交際相手に合わせることがほとんど
- 交際相手への連絡は1日数十回
- 連絡の取り合えない場所に行くのは不安
- 遊んでいる最中彼氏から連絡があれば会いに行く
- 交際相手に自分は相応しくないと感じる時がある
- 喧嘩すると交際相手の事以外手につかなくなる
- 交際相手を失う恐怖心が頭から離れない
- 恋愛依存症の特徴と症状
- 女性が陥りやすい
- 相手のためなら自分の全てを合わせる
- 周囲の意見が聞けなくなる
- 強迫観念を持つ
- 共依存
- 虚無感に襲われる
- 恋愛依存症ということを認めない
- 対になる言葉は「回避依存症」
- 回避依存症とは
- 男性が陥りやすい
- 深い人間関係を避ける
- 幸せから逃げるような言動をする
- 束縛や干渉を嫌う
- 恋愛依存症の原因
- 幼少期の家庭環境
- 母親の影響
- 自分に自信がない
- 恋愛での失敗
- 理想のヒロイン像への憧れ
- 恋愛依存症の克服法と治療法
- 過去・現実と向き合う
- 考え方の癖・偏りを見つける
- 自分を大切にする
- 依存と信頼を区別する
- 苦しいとき多くの人や物に頼る
- 専門機関の受診も視野に
- 細心の注意が必要!恋愛依存症の相手との別れ方
- 毅然とした態度で接する
- 相手に期待感を持たせてはいけない
- 2人きりの空間以外で別れを告げる
- 別れを告げた後は一切連絡をとらない
- 相手の身を案ずるよりもまずは自分
- 恋愛依存症を脱すれば幸せな恋愛ができる!
相手のためなら自分の全てを合わせる
via pixabay.com
恋愛依存症の人は基本的に自己評価が低く、相手が自分をどう思っているか、どう見ているかが気になります。そして相手からの評価がすべての判断基準となります。
相手が望んでいる状況を満たしてあげることが自らの目的となり、逆に、相手の欲求を満たせなかった場合は機嫌を損ねてしまうのではないかと心配でなりません。相手のためなら、仕事も友人も日常生活すら疎かにしてしまいます。
誰からも好かれるように「いい子」を演じることとは違い、とにかく嫌われないように相手の言いなりになっていくのです。
相手が望んでいる状況を満たしてあげることが自らの目的となり、逆に、相手の欲求を満たせなかった場合は機嫌を損ねてしまうのではないかと心配でなりません。相手のためなら、仕事も友人も日常生活すら疎かにしてしまいます。
誰からも好かれるように「いい子」を演じることとは違い、とにかく嫌われないように相手の言いなりになっていくのです。
周囲の意見が聞けなくなる
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特に共依存型の恋愛依存症などはそのような状況になる過程として、もちろん本人に原因があるのですが、相手にもその原因はありえると言えるでしょう。
その場合、そんな相手とは別れるべきだと友人たちが注意しても、自分は問題ないと聞き入れられない状態が、まさに依存症状です。
相手に費やした時間や労力などが多いほど、もう少し自分が頑張れば状況が変わるかもしれないと後戻りできなくなってくるのです。恋愛依存症になっているかどうかは自己判断ではなく、周りの人の客観的意見も重視する必要があります。
その場合、そんな相手とは別れるべきだと友人たちが注意しても、自分は問題ないと聞き入れられない状態が、まさに依存症状です。
相手に費やした時間や労力などが多いほど、もう少し自分が頑張れば状況が変わるかもしれないと後戻りできなくなってくるのです。恋愛依存症になっているかどうかは自己判断ではなく、周りの人の客観的意見も重視する必要があります。
強迫観念を持つ
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一緒にいたい、相手が喜ぶことをしてあげたい、という気持ちから、一緒にいなければいけない、相手のためにしてあげなければならない、と動機が義務のようになってきます。また自分の意思とは関係なく絶えず恋愛相手のことが頭に浮かんできて占領するようになってきます。
本当に願っている関係性ではないことに気づきつつも、もはや自分自身で状況を変えることができず、現状やこれまでの関係性を否定することに極度の不安が伴うようになってしまいます。
本当に願っている関係性ではないことに気づきつつも、もはや自分自身で状況を変えることができず、現状やこれまでの関係性を否定することに極度の不安が伴うようになってしまいます。
共依存
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共依存のカップルは、何よりお互いが最優先となります。お互いのためであれば周りの人を傷つけることもいとわないため、さらに2人だけの世界に孤立し出口を見失ってしまいます。
共依存の場合、一見して尽くしている側(女性が多いです)の負担が多く見えますが、振り回している側(男性が多いです)も「こんな自分にここまでしてくれるなんて」と自己嫌悪に陥りながらもその関係性を断つことができず、負のループになりがちです。
共依存の場合、一見して尽くしている側(女性が多いです)の負担が多く見えますが、振り回している側(男性が多いです)も「こんな自分にここまでしてくれるなんて」と自己嫌悪に陥りながらもその関係性を断つことができず、負のループになりがちです。
虚無感に襲われる
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「虚無感」とは、自分の存在価値を見出せず虚しさを感じる、心が空っぽの状態のことです。恋愛依存症になる人は、心の根底に虚無感があることが多く、恋愛相手のためにすべてを費やすことで、自分が必要とされていることを実感して虚無感を埋めようとしています。
言い換えると、「好きだから」ではなく自分がいてくれてよかったと「相手から感謝されたいため」に尽くすのです。もしも執着できる相手を失ってしまったら、心の穴を埋めることができず、生きている意味すら感じられなくなってしまうでしょう。
言い換えると、「好きだから」ではなく自分がいてくれてよかったと「相手から感謝されたいため」に尽くすのです。もしも執着できる相手を失ってしまったら、心の穴を埋めることができず、生きている意味すら感じられなくなってしまうでしょう。
恋愛依存症ということを認めない
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相手の行動が終始気になって他のことが手につかないことや、生活のすべてが恋愛相手中心になっていることも、好きな相手であれば当然とし、異常行動とは認めません。
相手への執着は愛情の証と思い、相手もまたそれを望んでいるのだと正当化します。精神的に疲れていても、依存が深いほど後戻りができず認められない場合が多いでしょう。
特に、共依存型の場合は、自分たちのことは自分たちが一番わかっているし、自分たちの世界があるのだと信じているため、忠告する周りのほうが理解力が足りないのだと感じます。アルコール依存症患者に依存を指摘しても「平気だ」という人が多いのと同様です。
相手への執着は愛情の証と思い、相手もまたそれを望んでいるのだと正当化します。精神的に疲れていても、依存が深いほど後戻りができず認められない場合が多いでしょう。
特に、共依存型の場合は、自分たちのことは自分たちが一番わかっているし、自分たちの世界があるのだと信じているため、忠告する周りのほうが理解力が足りないのだと感じます。アルコール依存症患者に依存を指摘しても「平気だ」という人が多いのと同様です。
対になる言葉は「回避依存症」
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恋愛依存症は相手に固執し恋愛を中心とした生活になりますが、回避依存症は、相手との深い恋愛関係を拒み、恋愛以外のことを重要視します。
一見依存しているように見えないのですが、恋愛依存症(共依存型)とは反対に「恋愛相手との距離をとる」ことに固執し、対等な関係で付き合うことができないため、やはり通常の恋愛とは異なる恋愛関係性といえるでしょう。
次の項目で「回避依存症」についても詳しくみていきましょう。
一見依存しているように見えないのですが、恋愛依存症(共依存型)とは反対に「恋愛相手との距離をとる」ことに固執し、対等な関係で付き合うことができないため、やはり通常の恋愛とは異なる恋愛関係性といえるでしょう。
次の項目で「回避依存症」についても詳しくみていきましょう。
回避依存症とは
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「回避依存症」の場合、他者と親しい関係性になることを極端に避けます。好きになられることが嫌いなのではなく、自分の世界に侵入されることを拒否するのです。
しかし、実は恐怖心が強く寂しがりやで「愛されたい」と思っている人が大半です。傷つくことを恐れるあまり、そもそも深い関係になることを拒んでいる人が多いでしょう。
しかし、実は恐怖心が強く寂しがりやで「愛されたい」と思っている人が大半です。傷つくことを恐れるあまり、そもそも深い関係になることを拒んでいる人が多いでしょう。
男性が陥りやすい
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出会ったときは情熱的に近づいてきたのに、付き合ったら急に連絡もくれないしそっけなくなった彼氏などは、このタイプが多いです。自分が優位な立場でいたいと思う男性に多く、素の自分や弱い部分を見せたくないので、あえて人と距離を置くことで関係性を保とうとします。
また男性は女性よりもプライドが高く精神的に打たれ弱いと言われることも多く、過去に大きく傷つくような経験をした場合、二度と同じ経験をしたくないので回避依存症になるとも考えられます。
また男性は女性よりもプライドが高く精神的に打たれ弱いと言われることも多く、過去に大きく傷つくような経験をした場合、二度と同じ経験をしたくないので回避依存症になるとも考えられます。
深い人間関係を避ける
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相手との関係が深くなるほど、恋愛感情も強くなるのが一般的です。愛情が深い分、別れる際に受ける傷も深くなります。回避依存症の人は、とにかく自分が傷つくことを恐れているので、予め相手と距離をとることで傷つく機会を減らそうとしているのです。
ところが、人に興味を持たれることで自分の存在価値を確認する性質を持つため、相手が離れると追ってきたりします。それが恋愛の駆け引きのように感じるので、回避依存症の男性がモテるといわれる理由でしょう。
ところが、人に興味を持たれることで自分の存在価値を確認する性質を持つため、相手が離れると追ってきたりします。それが恋愛の駆け引きのように感じるので、回避依存症の男性がモテるといわれる理由でしょう。
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