目次
- 日本人は幸せ?幸福度とは
- 世界から見る日本の幸福度ランキング
- 2019年の日本は58位
- 5年間で下落した日本
- 幸福度の指標
- どれくらい幸せと感じているか
- GDP
- 平均寿命
- 他者への寛大さ
- 社会的支援
- 自由度
- 腐敗度
- 2019年トップ5の国
- 第1位フィンランド
- 第2位デンマーク
- 第3位ノルウェー
- 第4位アイスランド
- 第5位オランダ
- 2019年ワースト5の国
- 第1位南スーダン共和国
- 第2位中央アフリカ共和国
- 第3位アフガニスタン・イスラム共和国
- 第4位タンザニア連合共和国
- 第5位ルワンダ
- 日本の指標が高い部分
- 平均寿命は2位
- 年収が高くGDPも高い
- 社会的支援も比較的高い
- 日本の指標が低い部分
- 他者への寛大さが低い
- 幸福と感じていない人が多い
- 幸せを感じる条件が揃っているのに幸福度が低い
- 日本の幸福度が低い理由
- 日本人の国民性
- 自虐的な性格
- 通勤時間が長い
- 自分は普通だと思う人が多い
- 他人と比べてしまう
- セロトニンを出す器官が欧米人より弱い
- 求めるものが多い
- 幸福度を上げるには日本人一人一人の意識改善が必要
日本人は幸せ?幸福度とは
via pixabay.com
日本の技術はレベルが高く、豊かで便利な生活を行なっているのに、毎日幸せを感じている日本人は少ないのではないでしょうか?たしかに「あなたは今、幸せですか?」と質問して「はい」と答える日本人は少ないような気がします。
日本での生活しか経験していない人にとっては、他国と比べて自分が幸福な生活を送っているのかわからないはずです。そこでこの記事では、日本人の幸福度について他国と比較し、その理由を一緒に解説していきます。
日本での生活しか経験していない人にとっては、他国と比べて自分が幸福な生活を送っているのかわからないはずです。そこでこの記事では、日本人の幸福度について他国と比較し、その理由を一緒に解説していきます。
世界から見る日本の幸福度ランキング
via pixabay.com
まず始めに、世界から見る日本の幸福度ランキングをご紹介します。幸福度ランキングとは、調査会社ギャラップが「自分の幸福度は10段階でどの位置に当てはまるか」という質問を行い、その回答によって国別でランキングを制作した国際世論調査の結果のことを言います。
この結果によって、日本人は自国での暮らしを幸福と感じているのか、それとも不便で生活しづらいと考えているのか、人々が生活する上で重要なことをまとめているのです。
この結果によって、日本人は自国での暮らしを幸福と感じているのか、それとも不便で生活しづらいと考えているのか、人々が生活する上で重要なことをまとめているのです。
2019年の日本は58位
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2019年3月20日に発表された「2019年世界幸福度ランキング」によると、世界156の国と地域の中で、日本は第58位という結果が出ました。
ちなみに1位はフィンランド、2位はデンマーク、3位はノルウェーと北欧が上位を占め、同じアジアの韓国は54位、中国は93位という結果が出ました。
この結果を見ると、アジアの中では上位にランクインしていますが、世界全体で見ると上位には入りません。日本人はとても幸福を感じている…というわけではなさそうです。
ちなみに1位はフィンランド、2位はデンマーク、3位はノルウェーと北欧が上位を占め、同じアジアの韓国は54位、中国は93位という結果が出ました。
この結果を見ると、アジアの中では上位にランクインしていますが、世界全体で見ると上位には入りません。日本人はとても幸福を感じている…というわけではなさそうです。
5年間で下落した日本
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日本の「幸福度ランキング」の過去の結果は、2015年が46位、2016年が53位、2017年が51位、2018年が54位という順位になっています。
この結果から日本はここ5年の間で幸福度ランキングの順位が徐々に落ちていることがわかります。ではなぜ日本は幸福度ランキングの順位を落としているのでしょうか?その理由は、幸福度ランキングを決めるにあたっての指標が関係しています。
この結果から日本はここ5年の間で幸福度ランキングの順位が徐々に落ちていることがわかります。ではなぜ日本は幸福度ランキングの順位を落としているのでしょうか?その理由は、幸福度ランキングを決めるにあたっての指標が関係しています。
幸福度の指標
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幸福度ランキングにおける現在から過去5年での日本の順位によると、2019年は第58位という結果になり、5年間で順位が下落していることがわかりました。
幸福度ランキングの順位を決めるには、いくつかの指標を基に算出しています。その指標は主に、GDP、平均寿命、他者への寛大さ、社会的支援、自由度、腐敗度の6項目となっています。そして各項目0〜10の間で点数をつけ、それをまとめた結果でランキングが決まっています。
幸福度ランキングの順位を決めるには、いくつかの指標を基に算出しています。その指標は主に、GDP、平均寿命、他者への寛大さ、社会的支援、自由度、腐敗度の6項目となっています。そして各項目0〜10の間で点数をつけ、それをまとめた結果でランキングが決まっています。
どれくらい幸せと感じているか
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「幸福度ランキング」という名前だけあって一番重要なことは“どれくらい幸せを感じているか”ということです。
人間が幸せを感じるときは、「ご飯が美味しく食べられる」「眠たいときにちゃんと睡眠をとることができる」「休みの日は思いっきり遊ぶことができる」など、人によってさまざまです。お金がなくても好きなことができていれば幸せだと感じる人もいるし、お金があること自体幸せだと感じる人もいます。
しかし、幸福度ランキングの結果は“幸せを感じているか”という感覚だけの回答で決めているだけではなく、ちゃんと目に見える数値の結果も含まれています。それが指標です。
人間が幸せを感じるときは、「ご飯が美味しく食べられる」「眠たいときにちゃんと睡眠をとることができる」「休みの日は思いっきり遊ぶことができる」など、人によってさまざまです。お金がなくても好きなことができていれば幸せだと感じる人もいるし、お金があること自体幸せだと感じる人もいます。
しかし、幸福度ランキングの結果は“幸せを感じているか”という感覚だけの回答で決めているだけではなく、ちゃんと目に見える数値の結果も含まれています。それが指標です。
GDP
via pixabay.com
幸福度ランキングの指標1つ目は、“GDP”です。GDPとは、Gross Domestic Productの略で、国内総生産という意味です。国内総生産は、一年間の内に国内で作られたモノやサービスの付加価値総額のことを言い、簡単にまとめれば“国がどのくらい儲けたのか“を表しています。
たとえば、スーパーでキャベツを120円で買ったとしましょう。キャベツの原価が50円だとしたら、スーパーの儲けは70円となります。この儲けた70円のことがGDPになるのです。このGDPが高ければ高いほど、国が豊かになり、国民が幸福だということになります。
たとえば、スーパーでキャベツを120円で買ったとしましょう。キャベツの原価が50円だとしたら、スーパーの儲けは70円となります。この儲けた70円のことがGDPになるのです。このGDPが高ければ高いほど、国が豊かになり、国民が幸福だということになります。
平均寿命
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幸福度ランキングの指標2つ目は、“平均寿命が高いか”です。このランキングにおける平均寿命とは、ただ生命が存続している期間ではなく、健康で活発的に行動ができる期間「健康寿命」のことを言います。
人間は日常生活が制限されてしまうとストレスを感じてしまいます。健康寿命が長い人こそ、好きな生活を送ることができるため幸福度に繋がるのです。
人間は日常生活が制限されてしまうとストレスを感じてしまいます。健康寿命が長い人こそ、好きな生活を送ることができるため幸福度に繋がるのです。
他者への寛大さ
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幸福度ランキングの指標3つ目は、“他者への寛大さがあるか”です。このランキングにおける他者への寛大さとは、「過去1ヶ月間でチャリティに寄付したか?」という質問への回答により結果が決まっています。
誰かのためにお金を使うことは、社会へ貢献するのと同じことになります。たくさんの人が社会へ貢献できれば、国は豊かになるため、国全体の高い幸福度と結ばれるのです。
誰かのためにお金を使うことは、社会へ貢献するのと同じことになります。たくさんの人が社会へ貢献できれば、国は豊かになるため、国全体の高い幸福度と結ばれるのです。
社会的支援
via pixabay.com
幸福度ランキングの指標4つ目は、“社会的支援があるか”です。社会的支援とは、出産・育児をするときにもらえる手当や休暇、職を探すときの手助けをしてくれる機関やサービズがあるか、などがあげられます。
社会的支援が高いと、何か困ったことが起きても「国が助けてくれる」と思えるようになり、より国民が安心して生活できるため、幸福を感じることができます。反対に社会的支援がないと、国民は悩みが増え、ストレスだらけの生活になってしまいます。
社会的支援が高いと、何か困ったことが起きても「国が助けてくれる」と思えるようになり、より国民が安心して生活できるため、幸福を感じることができます。反対に社会的支援がないと、国民は悩みが増え、ストレスだらけの生活になってしまいます。
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