2019年10月23日 更新

東大阪集団暴行殺人事件とは?犯人の小林竜司への判決は重過ぎる?

東大阪集団殺人事件をみなさんご存じでしょうか。若者のリンチにより残虐な殺し方で2人の若い命を落としました。その犯人は、9名に上り、うち1人は暴力団組員です。そんな事件の主犯格の小林竜司とは一体どういう人物だったのか、事件の全貌を検証していきたいと思います。

目次

東大阪集団暴行殺人事件とは

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2006年に発覚した東大阪集団暴行殺人事件…その痛ましく残酷な殺害の手口はまさに狂気でした。一体なぜこの東大阪集団暴行殺人事件のような残酷な事件が発生してしまったのでしょうか…

ここには、複雑な人間関係が背景が関係していたのです。

今回は、この東大阪集団暴行殺人事件について、事件の大まかな経緯、そしてリンチに加わった犯人の判決などについてまとめてみました。

加害者に対する判決は重すぎたのではないでしょうか!?果たして、判決内容は妥当だったのでしょうか。皆さんもこの記事を読んで、彼らの判決について考えてみてください。

東大阪集団暴行殺人事件の概要

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事件の概要を、簡単にご説明していきたいと思います。

東大阪集団殺人事件は複雑な事件で、主犯で実行犯の小林竜司と主犯格の広畑智規以外にも、関わっている人物が複数いました。

すでに、死刑が確定している小林竜司ですが、死刑という判決は重すぎるのではないかという声も多数上がっています。それは、この関わった人物たちの関係や起こした行動に関係しています。

もともと、小林竜司に関係のない話でしたが、関わった後に取った方法が過激で残酷過ぎるため、死刑を求刑され、判決が下されました。

簡単ではありますが、ここからは事件の流れについてご説明していきます。

発端は藤本翔士と徳満優多の喧嘩

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2006年6月15日、藤本翔士と徳満優多の間に恋愛トラブルが発生します。

トラブルの原因が、徳満優多が藤本翔士の彼女に対してメールを送るなど、猛烈なアタックをかけ始めたことでした。

これに怒った藤本翔士と徳満優多が喧嘩へと発展します。

徳満優多と佐藤勇樹が藤本翔士たちからリンチされる

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それでも、怒りがおさまらなかった藤本翔士は、翌日再度改めて決着をつけることを要求します。

徳満優多は佐藤勇樹の2人は、翌日話し合いの場へ向かいます。しかし、そこには藤本翔士の他に岩上哲也を始め複数の人間が待ち受けていました。

2016年6月16日、満優多と佐藤勇樹は、その場で複数人から集団リンチを受けます。

小林竜司は徳満優多と佐藤勇樹を助けるために事件を起こす

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その後、徳満優多らは小林竜司と広畑智規の2人に相談を持ち掛けます。

「2人を守るためには奴らをやるしかない」と考えた広畑智規は、報復案を計画します。この計画に、小林竜司が賛同し、残忍な殺人事件が起こりました。

【第一の事件】東大阪集団暴行殺人事件のキッカケとなった大喧嘩

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東大阪集団暴行殺人事件が発生する前に、別の集団リンチ事件が発生しています。この事件の加害者がリンチをやり過ぎたため、東大阪集団暴行殺人事件が起きたといっても過言ではありません。

そもそもことの発端は、女性関係の縺れからきた、2人の男と1人の女性の交際問題でした。それが、だんだんと人を巻き込み、殺人事件へと発展してしまったのです。

東大阪集団殺人事件が起きる前に発生した集団リンチ事件や、その事件が起きた原因をまとめているのでご覧ください。

徳満優多が友人の藤本翔士の恋人と親しくなっていった

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徳満優多と藤本翔士の2人は、同じサッカーサークルのメンバーで、徳満優多はそこで1人の女性と知り合います。

しかし、この女性は、藤本翔士の彼女でした。

2006年5月頃、この女性に好意を抱いた徳満優多は、藤本翔士の彼女と知りつつも、「付き合って欲しい」というメールを何度も送信しております。

そのうち、彼女もだんだんと徳満優多の方に気持ちが傾いていきました。

藤本翔士と徳満優多の大喧嘩が起きる

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藤本翔士は、2人がメールでやり取りをしていることで、彼女との仲が上手くいっていないと不満を徳満優多にぶつけ、そこから殴り合いの喧嘩にまで発展しました。

勝利を収めた藤本翔士は徳満優多を別の場所に呼び出した

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殴り合いの喧嘩に勝利した藤本翔士は、それだけでは気が収まらず、徳満優多に東大阪市内の公園に来るように言い、一旦自宅に帰りました。

その後、徳満優多が大学で同じサークルの佐藤勇樹に藤本翔士から呼び出されたことを相談し、佐藤勇樹に助けを求めます。2人で行けばなんとかなると考えたのではないでしょうか。

徳満優多に助けを求められた佐藤勇樹は承諾し、2人一緒に藤本翔士が指定した大阪市内の公園に向かいました。

【第二の事件】東大阪集団暴行殺人事件の原因となったリンチ事件

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