目次
- 情緒不安定の意味
- 情緒不安定の主な症状
- 不安になる
- 急に涙が出たりそれが止まらなくなる
- 急に怒り出したりイライラする
- 自分や他人を否定してしまう
- 打たれ弱くなる
- パニックになりやすい
- 情緒不安定になる原因【身体的な理由】
- ホルモンバランスの変化
- 睡眠不足
- 白砂糖の摂取
- カフェインやアルコールなどの摂取
- 強い風や騒音
- 月の満ち欠け、日食、月食
- 身体疾患
- 情緒不安定になる原因【精神的な理由】
- ストレス過多
- 不安や心配事
- 精神疾患
- 生理前に情緒不安定になる理由
- 情緒を安定させる方法
- とにかく早く寝る
- 食事に気をつける
- 深呼吸をする
- 夕方にゆっくりできる時間を作る
- 受け入れて割り切って、しばらく様子を見る
- 適度な運動
- 人に気を遣わない環境を確保する
- 泣きたい時は思いっきり泣く
- 自分を褒める習慣をつける
- 人に気持ちを打ち明けるときは、気をつけて
- 情緒不安定な人との付き合い方と注意点
- 情緒が安定してくると、どんな良いことがある?
- 自分にも他人にも自然と優しくなれる
- 直感が強くなる
- 本当にやりたいことが分かるようになる
- 情緒不安定は誰にでも起こりうる!
ホルモン(内分泌)のバランスが乱れると、情緒も確実に乱れます。ホルモンをコントロールしているのは、脳の中にある視床下部という部分です。視床下部は、ホルモンだけでなく、怒りや不安などの情動行動、そして自律神経もコントロールしています。体温、心拍数、血圧、睡眠など、たくさんの機能を支配している「生命維持の中枢」とも呼ばれているくらい大切な部分です。
ホルモンの乱れは、元をたどると視床下部の問題であり、その大きな原因となるのが生活習慣の悪化です。どういうことなのか、これから具体的に挙げていきます。
ホルモンの乱れは、元をたどると視床下部の問題であり、その大きな原因となるのが生活習慣の悪化です。どういうことなのか、これから具体的に挙げていきます。
睡眠不足
とにかく、いちばん気をつけなければいけないのが、睡眠不足です。視床下部の機能に問題を起こしてしまう、大きな原因と考えられているのが、睡眠不足だからです。深くて質の良い睡眠が取れていないと、脳の疲労と機能が回復できません。
そして神経系に負担がかかっていることも、情緒不安定の大きな原因ですが、睡眠不足だと神経系も回復させることができないのです。
そして神経系に負担がかかっていることも、情緒不安定の大きな原因ですが、睡眠不足だと神経系も回復させることができないのです。
白砂糖の摂取
白砂糖の心身への害が、よく知られるようになってきました。イギリスのジョン・ワトキンス博士は「この世から白砂糖をなくしたら、精神疾患はすべてなくなる」と断言しています。
白砂糖を多く摂ると急激に血糖値が上がり、気分のアップダウンが激しくなるので、情緒不安定になりやすくなります。現代では、知らず知らずのうちに大量の白砂糖を摂っていることが多いので、気をつけてください。
白砂糖は、特にアイスクリーム(冷たいものを甘く感じさせるには大量の白砂糖が必要です)、菓子パン、清涼飲料水、缶コーヒーなどに多く含まれていますが、日本では普段の料理にもたくさん使われています。
白砂糖を多く摂ると急激に血糖値が上がり、気分のアップダウンが激しくなるので、情緒不安定になりやすくなります。現代では、知らず知らずのうちに大量の白砂糖を摂っていることが多いので、気をつけてください。
白砂糖は、特にアイスクリーム(冷たいものを甘く感じさせるには大量の白砂糖が必要です)、菓子パン、清涼飲料水、缶コーヒーなどに多く含まれていますが、日本では普段の料理にもたくさん使われています。
カフェインやアルコールなどの摂取
カフェインやアルコールなどの刺激物は、神経系に大きな悪影響を与えるので、情緒不安定が引き起こされます。特に気をつけたいのはカフェインです。たくさん摂ると、中枢神経系が過剰に刺激され、心拍数の増加、興奮、不眠が起こるのはよく知られていますが、不安、緊張、気分の落ち込みも誘発されます。
カフェインはコーヒーや緑茶だけでなく、ふりかけ(緑茶の粒が入っているもの)、チョコレート、ココア、コーラ、栄養ドリンクなどにも含まれています。緑茶以外は、大量の白砂糖も一緒に含まれている可能性が高いので、気をつけてください。
カフェインはコーヒーや緑茶だけでなく、ふりかけ(緑茶の粒が入っているもの)、チョコレート、ココア、コーラ、栄養ドリンクなどにも含まれています。緑茶以外は、大量の白砂糖も一緒に含まれている可能性が高いので、気をつけてください。
強い風や騒音
あまり知られていないことですが、強い風に当たると、情緒がかなり乱れます。自然環境は身体の健康に大きく作用するため、心もとても影響を受けるのです。最近その素晴らしい価値が見直されて、大きな話題になっている東洋医学では、風による害を、心身のさまざまな不調を引き起こす風邪(ふうじゃ)と呼んでいます。
騒音も、たとえ微かなものであっても、心身のストレスとなって情緒に影響します。
騒音も、たとえ微かなものであっても、心身のストレスとなって情緒に影響します。
月の満ち欠け、日食、月食
意外に思われるかもしれませんが、太陽や月や惑星は、人の身体と情緒に大きな影響を与えています。海の潮の満ち引きを起こしているのは、あんなに離れたところにある月の引力です。そして人間の身体も、水で占められる割合が多く、同じように月から大きな影響を受けています。
情緒不安定のとても見逃されがちな原因は、日食や月食です。世界中のあらゆる地域で「日食や月食を見てはいけない」という言い伝えがありますが、単なる迷信ではありません。日食や月食を見ることは、先ほどお伝えした脳の視床下部に悪影響をおよぼすことが、さまざまな研究で明らかになっています。
情緒不安定のとても見逃されがちな原因は、日食や月食です。世界中のあらゆる地域で「日食や月食を見てはいけない」という言い伝えがありますが、単なる迷信ではありません。日食や月食を見ることは、先ほどお伝えした脳の視床下部に悪影響をおよぼすことが、さまざまな研究で明らかになっています。
身体疾患
喘息や慢性閉塞性肺疾患など、肺、呼吸器系の病気、甲状腺機能亢進症、不整脈などの心臓の病気が、情緒不安定を起こしている場合もあります。
情緒不安定になる原因【精神的な理由】
続いて、情緒が不安定になる精神的な原因についても見ていきましょう。精神的なことは、もちろん情緒に関係しています。そして精神は身体と深くつながっています。
ストレス過多
ストレスが情緒にとって大敵なことは、簡単に想像できるでしょう。ですが「ストレスをなくしましょう」とよく言われますが、人生からストレスを完全になくすことは不可能です。
過度なストレスはもちろん避けたほうが賢明ですが、ストレスをなくそうとして、人間関係や仕事を避けて、成長できず、人生が発展しないのでは本末転倒です。
大切なのは、ストレスに強くなることです。のちほどお伝えする情緒を安定させる方法は、ストレスに強くなる方法でもありますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
過度なストレスはもちろん避けたほうが賢明ですが、ストレスをなくそうとして、人間関係や仕事を避けて、成長できず、人生が発展しないのでは本末転倒です。
大切なのは、ストレスに強くなることです。のちほどお伝えする情緒を安定させる方法は、ストレスに強くなる方法でもありますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
不安や心配事
不安や心配事は、情緒不安定に大いにつながります。特に気をつけたほうが良いのは、経済的な不安と心配です。お金は人生の基盤でもあるので、それが揺らいでしまうと、情緒が大きく乱れます。
情緒が不安定で、仕事をしていなくて経済的に不安な方は、誰の役にも立っていないという、自分を責めて卑下する気持ちが、心身に非常に悪い影響となってしまいます。その自覚がある方は、仕事をするだけでもかなり楽になります。
今は、在宅ワークやとても短時間の仕事など、本当にさまざまな、自由な働き方があります。無理せずに、気軽に、今の自分に合った仕事を、ほんの少しずつでも始められてみてはいかがでしょうか?探してみると、あまりにたくさんの自由な働き方があることに、驚かれること間違いなしです。
情緒が不安定で、仕事をしていなくて経済的に不安な方は、誰の役にも立っていないという、自分を責めて卑下する気持ちが、心身に非常に悪い影響となってしまいます。その自覚がある方は、仕事をするだけでもかなり楽になります。
今は、在宅ワークやとても短時間の仕事など、本当にさまざまな、自由な働き方があります。無理せずに、気軽に、今の自分に合った仕事を、ほんの少しずつでも始められてみてはいかがでしょうか?探してみると、あまりにたくさんの自由な働き方があることに、驚かれること間違いなしです。
精神疾患
2 / 4