寺内樺風の生い立ちとは?裁判の判決と現在についても

「寺内樺風」という珍しい名前に聞き覚えはありませんか。「埼玉少女誘拐監禁事件」、発覚当時はワイドショーなどで連日報道されました。中学生を誘拐した犯人と被害者の間に性行為はあったのか、犯人の生い立ち、判決内容、家族の現在などまとめて紹介します。

目次

女子中学生を監禁した寺内樺風

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2016年、JR東中野駅の近くで一人の少女が警察官に保護されました。この少女、実は2年前に誘拐され両親が探し続けていた当時15歳の斎藤杏花さんでした。

彼女は保護される2年前の2014年、中学1年生の時に誘拐され、その後ずっと監禁されていたということです。監禁していたのは寺内樺風(てらうち かぶ)、すぐに全国指名手配をされました。

この事件は「埼玉少女誘拐監禁事件」と呼ばれ、センセーショナルに連日ワイドショーやニュースなどで報道されたのです。

埼玉少女誘拐監禁事件の概要

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この事件の犯人として全国に指名手配されたのは2016年当時23歳だった寺内樺風です。事件発生は2014年、当時中学1年生だった被害者が埼玉県内で行方不明になりました。

最後の目撃情報は、被害者が学校からの帰宅途中に若い男と話す姿だったため、警察は誘拐事件として捜査していましたが手掛かりが少なく発見には至っていませんでした。

2016年の行方不明から2年が経過した頃、被害者から直接110番通報があり警察が保護、事件解決へと繋がりました。

2014年3月10日に声をかけて少女を誘拐

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2014年3月10日、誘拐は起こりました。寺内樺風は車に乗り、被害者の斎藤さんに話しかけます。「あなたの両親が離婚をした。弁護士から話があるから一緒に来てほしい」と、大人なら疑うところですが中学1年生にしてみたら不安に駆られるような家族の問題を語り、車に乗るよう誘導しました。

結果、被害者は車に乗せられ誘拐されてしまいます。車中では監禁場所がわからないようにアイマスクをされたそうです。こうして寺内樺風は被害者を自宅アパートに連れ込むことに成功しました。

千葉市で監禁を行う

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寺内樺風は千葉大工学部の学生でした。住んでいたアパートは工学部のキャンパスに面しているところにあり、約2年間ここで監禁生活を送っていました。

この監禁生活の間、寺内樺風は普通の大学生と同じようにキャンパスライフを送っていました。2泊3日のゼミ合宿にも、他の学生とともに参加しています。当時の同級生も、特に寺内樺風に違和感を覚えた記憶はなかったようです。

アパートの監禁場所には外から鍵は掛けられているものの、被害者は身体的な拘束などはされていませんでした。

東京都中野区で監禁を行う

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2016年になり、寺内樺風は大学卒業の年を迎えました。就職活動も順調だったようで、このときすでに消防設備関係の企業から内定をもらっていたようです。

この就職に際して、寺内樺風は千葉大学工学部のキャンパス近隣のアパートから、東京都中野区のアパートへ引っ越します。信じられないことですが、この時被害者の斎藤さんも一緒に引っ越しているのです。千葉で2年間続けられた監禁生活は、東京都中野区に場所を移して継続されました。

3月19日本人から手紙が届く

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2014年3月19日、斎藤さんが行方不明になってから9日後に斎藤さんの両親のもとに1通の手紙が届きました。差出人は斎藤杏花さん、消印は埼玉県上尾市です。

手紙に書かれていたのは「元気にしている。迷惑をかけて申し訳ない。しばらく探さないで欲しい」という内容でした。もちろんこれは斎藤さん本人の意思で書かれたものではないでしょう。

寺内樺風がこの手紙をもって誘拐ではなく家出であるということを示したかったのか、斎藤さんは生きているということを伝えたかったのかはわかりません。消印が監禁場所とは離れた場所であったことは、捜査をかく乱する目的だったと考えられています。

2016年3月27日寺内樺風は秋葉原に出かける

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2016年3月27日、寺内樺風は監禁している斎藤さんに「秋葉原に行く」と告げて家を出ました。この外出が本当に秋葉原に行っていたかどうかは明らかになっていませんが、寺内樺風は秋葉原に頻繁に通っていたようです。

一部の情報によると、寺内樺風は熱心な飛行機マニアだったということです。秋葉原は電化製品やアニメといったイメージが強いですが、飛行機に使用する無線機ショップもたくさんある場所で、寺内樺風はこれらの店に行くために秋葉原に行っていたのではないかと言われています。

少女が保護され事件発覚

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寺内樺風が家を空けたすきをついて、被害者・斎藤さんは中野のアパートから脱出しました。アパートは普通の施錠しかされていなかったようです。

そしてなんとかJR東中野駅にたどり着き、アパートから持ち出した小銭で公衆電話から自宅に電話をかけました。電話を受けた母親は、110番通報をして保護してもらうよう伝え、自らも「娘が東中野駅の公衆電話から電話をかけているから保護してほしい」と110番通報しました。

この2つの通報で駆け付けた警察官に斎藤さんは保護され、長きにわたる監禁生活から解放されたのです。

寺内樺風が指名手配される

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事件の被害者である斎藤杏花さんが保護され、聴取をした埼玉県警は未成年者誘拐の疑いで寺内樺風を公開指名手配しました。

寺内樺風は外出時に都内で被害者・斎藤さんが警察に保護されたことを知りました。マンションには戻らず、出先からそのまま電車で静岡まで移動、逃亡を計っていたようです。

同日中に埼玉県警は、大阪府池田市にある寺内樺風の実家に捜査員が訪れていました。多くの報道陣も押し寄せており、寺内の家族は誘拐事件の犯人が息子であるということをこの時知ったものと思われます。

自殺を図ろうとしている寺内樺風を逮捕

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