目次
- いとこ同士の結婚の現実
- いとこ・またいとことは
- いとこ
- またいとこ
- いとこ・またいとこ同士でも結婚できる?
- 日本では法律上可能
- 海外では禁止されている国も
- いとこ同士で結婚した有名人
- ダーウィン
- アインシュタイン
- エドガー・アラン・ポー
- 渋沢栄一
- いとこ同士の結婚に対する意見
- やめたほうがいい
- 子供は作らないほうがいい
- 結婚自体幸せなことなので祝福したい
- いとこ同士が結婚する問題点
- 周りの誤解や無理解
- 血縁関係をよく知っておく
- 離婚したときに気まずい
- 障害・劣性遺伝
- いとこ同士の子供は障害がでるって本当?
- いとこ同士で障害児が生まれる確率
- いとこと共通の劣性遺伝子が原因?
- 隔世遺伝の影響も
- 1代限りなら影響は少ない
- いとこ同士の結婚のメリット
- 親戚付き合いが気楽
- 実家に帰りやすい
- ギャップが少ない
- お金の問題でもめたりしない
- いとこ同士の結婚のデメリット
- 離婚しづらい
- 親戚同士遠慮がなくなりトラブルも
- 離婚した後の親戚付き合い
- 子供や孫がいとこ婚をしたいと言っても賛成できない
- いとこ婚をする際の心得
- 家族の理解
- 周囲の声より本人たちの気持ちが大事
- リスクに対する知識と備え
- いとこ同士の結婚は法律上問題なし!
いとこ同士で結婚した場合には離婚したときに気まずいという問題があります。他人同士であれば離婚後は会う機会も少なくなりますが、いとこ同士となるとそうはいかないからです。
いとこ同士の場合には離婚した後にももともとの血縁関係が続きます。親族の集まりなどで顔を合わせたりすることがありますし、話題に出たりすることもあります。
そのたびにお互いが気まずい思いをすることになります。当人同士はもちろんのこと、それぞれの家族にも多少なり影響が出るでしょう。
いとこ同士の場合には離婚した後にももともとの血縁関係が続きます。親族の集まりなどで顔を合わせたりすることがありますし、話題に出たりすることもあります。
そのたびにお互いが気まずい思いをすることになります。当人同士はもちろんのこと、それぞれの家族にも多少なり影響が出るでしょう。
障害・劣性遺伝
via pixabay.com
いとこ同士で結婚した場合には子供への影響が懸念されます。たとえ法律で認められていても、二人が血縁関係であることは紛れもない事実なので、生まれてくる子供の障害や劣性遺伝を完全に否定することはできないからです。
そのため、いとこ同士の妊娠や出産は、他人同士の場合と比べて素直に喜べるものではありません。どうしても子供への影響を考えてしまうために、妊娠するたびに、「お腹の子供に障害があったらどうしよう…」と不安に苛まれてしまいます。
そのため、いとこ同士の妊娠や出産は、他人同士の場合と比べて素直に喜べるものではありません。どうしても子供への影響を考えてしまうために、妊娠するたびに、「お腹の子供に障害があったらどうしよう…」と不安に苛まれてしまいます。
いとこ同士の子供は障害がでるって本当?
via pixabay.com
いとこ同士の結婚と聞いて、やはり一番気になるのが子供への影響なのではないでしょうか。そこで、いとこ同士で障害児が生まれる確率をはじめ、劣性遺伝や隔世遺伝など、子供への影響についてまとめてみました。
いとこ同士で障害児が生まれる確率
via pixabay.com
いとこ同士で障害児が生まれる確率は1.7%です。100人中1.7人の割合ですから、この確率を高いと思うのか低いと思うのかは人それぞれかもしれません。
ちなみに一親等内であれば、44%の確率で障害児が生まれます。このことから、当人同士だけではなく親族に他にもいとこ婚などをした人がいれば、障害児が生まれる確率は高くなっていきます。
しかし、確率とはあくまでも数字から見る割合に過ぎないので絶対ではなく、いとこ婚であっても子供全員が健常者に生まれる場合もあれば、その逆のパターンで全員が障害者になる場合もあります。
ちなみに一親等内であれば、44%の確率で障害児が生まれます。このことから、当人同士だけではなく親族に他にもいとこ婚などをした人がいれば、障害児が生まれる確率は高くなっていきます。
しかし、確率とはあくまでも数字から見る割合に過ぎないので絶対ではなく、いとこ婚であっても子供全員が健常者に生まれる場合もあれば、その逆のパターンで全員が障害者になる場合もあります。
いとこと共通の劣性遺伝子が原因?
via pixabay.com
いとこ同士の子供には障害が出やすいといわれている理由には劣性遺伝子が関係しています。人間は誰でも遺伝病の原因となる劣性遺伝子をもともと持っています。
この劣性遺伝子が発現して遺伝病になるわけですが、近親婚の場合、同じ劣性遺伝子を持っている場合があるので、発現しやすいといわれています。
他人同士の子供でも劣性遺伝子が発現して単一の奇形になる可能性があります。しかし、いとこ婚などの場合には、劣性遺伝子が発現しやすいために複数の障害を発生させる可能性があるのです。
この劣性遺伝子が発現して遺伝病になるわけですが、近親婚の場合、同じ劣性遺伝子を持っている場合があるので、発現しやすいといわれています。
他人同士の子供でも劣性遺伝子が発現して単一の奇形になる可能性があります。しかし、いとこ婚などの場合には、劣性遺伝子が発現しやすいために複数の障害を発生させる可能性があるのです。
隔世遺伝の影響も
via pixabay.com
隔世遺伝という言葉をご存知でしょうか?隔世遺伝とは世代を飛ばして遺伝する遺伝現象のことです。たとえば、障害者と健常者が結婚して、障害のない子供が生まれたとします。
この場合、その子供には優性の遺伝形質が発現しており、劣性の遺伝形質が現れなかったことになります。しかし、その子供の子供は、4分の1の確率で劣性遺伝子を二つ持つことになり、何かしらの障害を持っている子供が生まれやすくなります。
このように劣性遺伝子が隔世遺伝して、いとこ同士で結婚した場合、その子供には障害が出なくても、孫の代で障害が出る可能性があるのです。
この場合、その子供には優性の遺伝形質が発現しており、劣性の遺伝形質が現れなかったことになります。しかし、その子供の子供は、4分の1の確率で劣性遺伝子を二つ持つことになり、何かしらの障害を持っている子供が生まれやすくなります。
このように劣性遺伝子が隔世遺伝して、いとこ同士で結婚した場合、その子供には障害が出なくても、孫の代で障害が出る可能性があるのです。
1代限りなら影響は少ない
via pixabay.com
いとこ同士の子供は障害が出やすいといわれていますが、1代限りなら影響が少ないともいわれています。実際にいとこ婚をした人の中で障害のない子供はたくさん生まれています。
障害児が生まれる可能性が高いのは、当事者だけではなく、両親や祖父母や曽祖父母もいとこ婚などをしている場合です。いとこ婚は法律で認めれていますが、それはあくまでも1代限りの場合に影響が少ないと判断してのことなのではないでしょうか。
何代にも渡って繰り返しいとこ婚などをした場合に血が濃くなるのは誰にでも分かることです。
障害児が生まれる可能性が高いのは、当事者だけではなく、両親や祖父母や曽祖父母もいとこ婚などをしている場合です。いとこ婚は法律で認めれていますが、それはあくまでも1代限りの場合に影響が少ないと判断してのことなのではないでしょうか。
何代にも渡って繰り返しいとこ婚などをした場合に血が濃くなるのは誰にでも分かることです。
いとこ同士の結婚のメリット
via pixabay.com
いとこ同士で結婚することに反対する人も多いですが、いとこ同士の結婚には他人同士の結婚にはないメリットもあります。ここではいとこ同士の結婚のメリットをまとめてみましたので、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
親戚付き合いが気楽
via pixabay.com
いとこ同士の結婚のメリットとしてまず最初にあげられるのが親戚付き合いです。他人同士の結婚の場合には、義理の家族との親戚付き合いに苦労したり悩んだりする人が多いです。
中にはそれが原因で離婚を考える人もいるほどです。その点、いとこ同士の結婚は親戚付き合いが気楽です。いとこの家族は自分にとっては親族にあたりますから、小さい頃から気心が知れています。
そのため、気を使うこともありませんし、取り繕う必要もありません。
中にはそれが原因で離婚を考える人もいるほどです。その点、いとこ同士の結婚は親戚付き合いが気楽です。いとこの家族は自分にとっては親族にあたりますから、小さい頃から気心が知れています。
そのため、気を使うこともありませんし、取り繕う必要もありません。
実家に帰りやすい
via pixabay.com
他人同士で結婚した場合、どうしても家庭や夫の家族を優先しなければいけなくなるので、実家に帰りにくくなります。お盆や正月などに夫の実家に帰ることはあっても、自分の実家にまで帰る余裕のない人も多いのではないでしょうか。
中には嫁の実家に帰るのを嫌がる夫もいます。その点、いとこ同士の結婚は、実家に帰りやすいというメリットがあります。自分の両親はいとこにとって親戚に当たるので気を使う必要がなく、足が遠のくこともないでしょう。
中には嫁の実家に帰るのを嫌がる夫もいます。その点、いとこ同士の結婚は、実家に帰りやすいというメリットがあります。自分の両親はいとこにとって親戚に当たるので気を使う必要がなく、足が遠のくこともないでしょう。
ギャップが少ない
via pixabay.com
3 / 5