2019年5月27日 更新

アイルランド人の性格と特徴!恋愛観や結婚観とアイルランド人の有名人

『アイルランド人』の特徴や、性格や、気質って知っていますか?同じ『UK』の連合国ですが、『イングランド人』と全く違います。もちろん、恋愛傾向や結婚感についても、全く違うものを持ちます。名前も独特です。アイルランドの有名人も。気になりますよね!

アイルランド人の気質とは

Ireland Sheep Lambs - Free photo on Pixabay (318778)

アイルランド人は、『アイリッシュ』と呼ばれます。アイルランドは、なぜか日本では『イギリス』と呼ばれる、世界で最も影響力を持つ連合王国の1つ、正式国名『United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland』略称『United Kingdom』=『UK』の一部だって知っていましたか?

なのに、この連合王国は、昔から複雑な歴史を持っていて、全てのことが深いんです!同じ国なのに、『イングリッシュ』vs『アイリッシュ』vs『スコティッシュ』という感じです。

ここでは、『アイルランド』って、どんな国なのか?『アイリッシュ』って、どんな人なのか?解説していきます!

アイルランドという国

Hut Ruin Ireland - Free photo on Pixabay (318780)

『アイルランド(Ireland)』は、もともと『アイルランド王国(Kingdom of Ireland)』としてあった国だったのですが、1801年、『グレートブリテン王国(Kingdom of Great Britain)』に『吸収合併』されたんです。

元々、1707年、『イングランド王国(Kingdom of England)』が『スコットランド王国(Kingdom of Scotland)』を『吸収合併』してできた王国が、『グレートブリテン王国(Kingdom of Great Britain)』。

さらに、『アイルランド王国』が追加されて、今の、『グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)』=『英国(United Kingdom)』=『UK』になりました。

歴史・文化

Library Books Dublin - Free photo on Pixabay (318782)

紀元前265年頃、ヨーロッパ大陸から、中央アジアの草原から馬と車輪付きの戦車、馬車を持って、ヨーロッパに渡来した、インド・ヨーロッパ語族『ケルト語』を用いていた民族『ケルト人』が住みだしたことから、『アイルランド』が始まりました。8世紀末頃、『ノルマン人』=『ヴァイキング』の侵入が始まります。

『ヴァイキング』=北方系『ゲルマン人(Germanen)』で、『デンマーク』『ノルウェー』『スウェーデン』からなる、ヨーロッパ北部の『スカンディナヴィア半島』周辺の地域『スカンディナヴィア(Scandinavia)』と、北ヨーロッパに位置する地中海『バルト海(Baltic Sea)』に住んでいました。

1014年、アイルランド上王 (High King) 『ブライアン・ボル(Brian Boru)』が、『ヴァイキング』の侵入を収束しますが、1169年、再び、『ノルマン人』に侵攻され、1171年、イングランド王『ヘンリー2世』の支配下におかれました。

人口

Sunset Panorama Dusk - Free photo on Pixabay (318783)

人口は、4,593,100人(2013年)で、世界119位です。

中央アジアの草原から、馬と車輪付きの戦車や馬車を持って、ヨーロッパに渡来した、インド・ヨーロッパ語『ケルト語』を話す民族『ケルト人』+デンマーク人、スウェーデン人、ノルウェー人、アイスランド人、アングロ・サクソン人、オランダ人、ドイツ人の祖先の『ヴァイキング』+『イングランド人』=『アイルランド人』。

でも、1840年代後半、主食の『ジャガイモ』の不作が数年続き『ジャガイモ飢饉』という大飢饉があり、多くのアイルランド人が、アメリカへ移住しました。

宗教

Castle Ruins Ancient - Free photo on Pixabay (318784)

5世紀、グレートブリテン島西部の『ウェールズ』で、『ケルト人』の家庭に生まれた『パトリキウス(ラテン語: Patricius)』を主教とし、アイルランドに『キリスト教』が広められました。英語名で『聖パトリック (Saint Patrick)』 と呼ばれます。

『聖パトリック』は、『カトリック教会』『聖公会』『ルーテル教会』『正教会』の聖人で、『アイルランドの守護聖人』ですが、16歳で、アイルランドの海賊に拉致されて、アイルランドに奴隷として売られ、300km歩いて、故郷のウェールズへ戻り、ヨーロッパで神学を学び、帰国して布教しました。

アイルランドには、もう一人『聖ブリギッド(Brigid of Kildare)』という守護聖人がいます。私生児の修道女で、『カトリック教会』『聖公会』『正教会』で聖人です。アイルランド国民の約86.8%は、全世界に12億人以上の信徒がいる、ローマ教皇中心の、キリスト教最大の『ローマ・カトリック教徒』です。

観光名所

Kylemore Abbey Ireland - Free photo on Pixabay (318785)

アイルランドには、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が2つあります。

『ボインの宮殿(ブルー・ナ・ボーニャ(Brú na Bóinne))』は、アイルランドの『ボイン川』にある、新石器時代の『石室墳』『立石』『その他先史的遺跡群の複合体』があります。鉄器時代には『墓地』として使われ、中世には『ノルマン人』が入植し、1690年『ボイン川の戦い』の舞台にもなりました。

『シュケリッグ・ヴィヒル(Sceilig Mhichíl)』は、アイルランド島西『ケリー州』の沖合にある、面積0.18㎢の岩山の孤島です。アイルランド初期キリスト教の僧侶達が、崖の下に、石を積み上げてつくった『シュケリッグ・ヴィヒルの修道院』は、ヴァイキング襲来にも耐え、聖ミカエルを祀る修道院になりました。

アイルランドに多い名前

Whiskey Rum Spiritouse - Free photo on Pixabay (318786)

アイルランドに最初に住んだ、『ケルト人』の『ケルト』とは、前5世紀のギリシア地理学者が、アルプスより北に住む『バルバロイ』を、ギリシア語で『ケルトイ(Keltoi)』=「よそ者」を意味する言葉で呼んだことに始まりました。

『バルバロイ』とは、古代ギリシア人が、オリエント(中東)人 、特にペルシア(イラン)人に、軽蔑的に「わけのわからない言葉を話す人」という意味で使いました。前6世紀、ペルシア人のギリシアへの進出が脅威で、ギリシア人vsバルバロイとなったのです。

『バルバロイ』は、ギリシア人以外の民族『バルバロス』の複数形です。 ギリシア人は、自らを『ヘレネス』=「ヘレーンの子ら」と呼び、それ以外の民族を『バルバロス』『バルバロイ』と呼んだんです。

Emily(エミリー)

Ireland Muckross House National - Free photo on Pixabay (318787)

『Emily(エミリー)』=「よく働く、熱心な」という意味です。19世紀『ビクトリア時代』、『英国文学』史上に輝いた『ブロンテ姉妹』がいました。長女は『シャーロット(Charlotte)』、2女が『エミリー(Emily)』、3女が『アン(Anne)』です。

それぞれ、1817年、1818年、1820年の出生で、年の近い3姉妹でした。エミリーは30歳、アンは29歳の若さで病没し、シャーロットが、38歳で亡くなっています。

エミリー・ブロンテは、 『嵐が丘(Wuthering Heights)』を、ただ一冊だけこの世に残しました。『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)』を書いた、マーガレット・ミッチェルは、エミリー・ブロンテを「一冊の作品を書くために生まれた作家がいる」という文章を残しました。

Sophie(ソフィー)

Lighthouse Sea Water - Free photo on Pixabay (318789)

『Sophie(ソフィー)』=『英知、賢人』という意味です。ヨーロッパ系の女性名です。『Sophie(ソフィー)』の名前を持つ、有名な『王侯貴族』として、たくさんの女性がいます。

『ソフィー 』=『ウェセックス伯爵夫人』、『ソフィー・ア・ポンメルン』=『 デンマーク王フレゼリク1世の妃』、『ソフィー・ヴァーサ(ソフィア・ヴィルヘルミナ・アヴ・スヴェーリエ)』=『バーデン大公レオポルト1世の妃』、

『ソフィー・シャルロット・アン・バヴィエール(ゾフィー・イン・バイエルン)』=『アランソン公爵フェルディナン・フィリップの妃』、『ソフィー・ド・フランス』=『フランス国王ルイ15世と王妃マリー・レクザンスカの第6王女』、『ソフィー・ファン・オラニエ=ナッサウ』『オランダ王ウィレム2世の長女』

Emma(エマ)

Lake Landscape Ireland - Free image on Pixabay (318794)

『Emma(エマ)』=『全宇宙、全てを抱える』という意味ですが、国によって意味が変わります。『ドイツ語圏』では、ドイツ語の 『ermen』=『普遍的な』『全体的』という意味です。『ゲルマン語』では、『アマリア』または『エミリア』の『大人』名の短縮版です。

『ヘブライ語』では、 「神は私たちと共にいる」というフレーズを意味する宗教的な『意味』を持つ短縮版です。『ラテン語』では、 『誠実』『貴重』『貴重』という意味です。『古代ギリシア語』では、『お世辞』『愛情』。『アラビア語』では、『信頼できる』『穏やかな』『真実』です。

一般的に、『エマ』の名前の意味は多様で、王室の人々の間で、非常に人気があります。

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