2019年9月22日 更新

寝たくないと思うのはなぜ?心理やストレス・病気が関係している?

仕事や学校でくたくたに疲れているのに寝たくない…これは、朝が怖い、起きたくないという心理やストレス、うつなどの病気が原因となっています。睡眠は心身を回復させ、充実した毎日を過ごすのに大切なもの。寝たくない理由を明らかにして、今日はぐっすり眠りましょう。

何度も読み返しているお気に入りの小説や気軽に読めるショートショート、歌集、あまり興味のないジャンルの教養書などが良いでしょう。

自分だけの「お休み本」を集めて本棚の1コーナーに並べておくと、「今夜ははどれを読もうかな」と、寝る時間が楽しみになります。

ハーブティーを飲む

 (424851)

寝る1時間くらいに、ほっとリラックスできる飲み物を飲むのも、快眠のために良い習慣です。その中でもハーブティーは特にお勧めです。脳を興奮させる刺激物質であるカフェインが含まれておらず、寝る前に飲んでも大丈夫です。

また、ハーブによって様々な効能があります。例えば、パッションフラワーはリラックス、ラベンダーは疲労や月経不順の解消、オレンジブロッサムは不安軽減、カモミールには体の凝りや炎症を鎮める効果があります。

ハーブティー専門のお店もありますので、効能と香りから好きなものを選ぶと良いでしょう。複数種類用意しておくと体の調子や気分に合わせて選べますので、寝る前の時間が楽しくなります。
 (425223)

また、ホットミルクもメラトニンの原料となるアミノ酸の一種、トリプトファンが含まれており、自然な眠りをうながしてくれます。

これらの飲み物に共通しているのは「温かい」ということです。暖かい飲み物が体に入ると、深部体温は一度上がります。体はその熱を手足から逃がし、深部体温が下がると眠気を感じます。ハーブティーも牛乳もアイスではなくホットで飲むようにしましょう。

食事は就寝時間の3時間前には食べておく

 (424847)

食事は寝る3時間前までに食べ終えておくことが、良い眠りのためには大切です。睡眠中の胃腸はほぼ動いていません。寝る前に食べてしまうと、胃がもたれて眠りにくい上に、寝ている間は消化されず、眠りの質を落としてしまいます。寝るまでに胃の中が空っぽになっている状態が理想的です。

夕食は軽めにし、特に脂っこいものは避けましょう。夕食で摂取する脂質の量が多いと代謝のリズムが狂いやすく、成長ホルモンをはじめとした夜間に分泌されるホルモンが出にくくなってしまいます。飲み会の時は仕方がありませんが、普段は焼き肉や揚げ物など脂っこいものは控えめにしましょう。
 (425380)

残業などで食事が不規則になってしまうという場合は、夕方におにぎりやパン、バナナなどを軽く食べ、寝る前にどうしても食べたくなったら、もう一度軽く食事をすると良いでしょう。

もちろんその食べたものは朝まで消化されませんが、寝る前にドカ食いするよりはずっと胃に優しいはずです。先ほどご紹介したハーブティーやホットミルクでお腹を落ち着かせるのも良い方法です。

良い睡眠が取れれば良い食欲が湧き、良い食べ物を摂れば良い睡眠が作られます。食事と睡眠は生きるための両輪のようなもので、どちらが欠けても健康的な生活はできません。少しずつでも気をつけていきましょう。

「眠らないと」と考えるのはやめる

 (425432)

漫画「美味しんぼ」の中にこんな話があります。F3000の大レースを控えたレーサーが、不安から不眠症になってしまいます。眠りたいのに眠れず苦しんでいるレーサーに、主人公の山岡は「優勝したら『骨のない魚』を御馳走します」と告げます。

レーサーは「骨のない魚とはなんですか、教えてください、気になってさらに眠れなくなってしまう」と訴えますが、山岡は聞き入れません。

するとどうなったか…レーサーは不眠症を克服し、見事優勝したのです。それは、「骨のない魚」とはどんなものか考え続けることにより、レースのことを考えずに済み、不安と緊張がほぐれて眠れるようになったからです。
 (425438)

骨のない魚の正体については漫画を読んで頂くことにして、待ち受けていることを不安に感じ、「眠らなくちゃ」と自分を追い込むより、他のことを考えた方が良く眠れるということがこの話から分かります。

不安な時に楽しいことを考えるのも難しいでしょうから、このお話の通り、どうでもいいことを考えると良いでしょう。例えば、「『吾(あ)』や『胃(い)』のように、一文字の単語は50音全部にあるか?」、「なぜシルバニアファミリーは多種族で暮らしているのに、同じ種類の動物としか結婚しないのか?」など、しょうもなければしょうもないほど有効です。人生において、くだらないことを考える時間も必要なのです。

生活リズムを整える

 (424855)

先ほどご紹介した通り、睡眠と食事は健康的な生活にとても重要なものです。この2つのリズムを整えることにより、生活の質が格段に上がります。

例えば、7時に起きて7時半に朝食、12時に昼食、7時に夕食を摂って12時に就寝、というリズムが一旦身につくと、体の代謝のリズムが良い方に回り出し、心身共に健康になれる上、メタボや肌荒れが解消されたり、自己評価が上がり性格が明るくなったりといった良いことが次々起こります。時間通りお腹がすき、眠くなるので、食欲不振や不眠に悩むこともなくなります。
 (425500)

しかし、例えば夜更かしして寝る時間が遅くなったとしましょう。すると寝不足になり、朝食欲が湧きません。その分昼に食べ過ぎてしまい、胃もたれを起こしたり肥りやすくなったりしてしまいます。

リズムが崩れたことから気持ちもイライラし、ミスを連発したり他の人に当たったりしてしまうかもしれません。そのリズムの狂いをそのままにしておくと、次の日、さらに次の日にも続いてしまいます。

もちろん、飲み会や旅行に行ったり、御馳走をお腹いっぱい食べたり、夜更かしししたりするのも楽しみの一つです。ですが、延々自分を甘やかしてしまうと、また不眠の生活に逆戻りです。一旦崩れたリズムはそうそう戻せません。時々上手に息抜きしながら、一定のリズムを保てるように頑張りましょう。

専門医に相談する

 (424878)

長期間寝たくない、眠れない状態が続き体力が回復せず、それを苦痛に思ったり日中の活動に支障をきたしたりしている場合は病院で診察を受けましょう。

不眠にはうつ病などの精神疾患の他、睡眠時無呼吸症候群や更年期障害と言った他の要因が潜んでいる場合もあります。不眠外来、睡眠外来と言った名前の専門外来がある病院を探すと良いでしょう。

原因を探り、生活習慣の改善や睡眠剤の処方により、眠れない、寝たくない症状が改善されます。薬も有効に使えば良いのですが、一番大切なのは生活習慣の改善です。医師の指示をよく聞き、自分が自分の眠りを作るという意志を持って、生活リズムを整えていきましょう。

寝られるようになれば健康にもつながる

 (424883)

睡眠は生命と健康のために大切なものです。しかし、刺激に満ちた忙しい毎日を送る現代人は、眠りを封じ込め、起きている時間に仕事や勉強、遊びなどたくさんのものを詰め込んで生きています。その結果、寝ることに抵抗や罪悪感を覚えたり、眠りたくても眠れないといった悩みを持つ人も増えてきました。

一番大切なのは、良い生活習慣を整えることです。朝起きて太陽の光を浴び、朝食をしっかり食べて元気に一日を始め、夜は刺激を避けてリラックスし、心地良い入眠とともに一日を終える、そんな生活をしていれば、睡眠で悩むことなどまずありません。
 (425440)

もちろん、夜勤や残業、試験勉強など、どうしても不規則な生活を送らなければならないこともあります。ですが、その中でも大事な生活習慣は続け、寝る前にはゆったりした時間を過ごせるよう工夫すれば、自分だけの生活リズムが整い、健康的な生活ができるでしょう。

寝ている時間は起きている時間と同じくらい楽しくて実り多いもの。決して無駄な時間ではありません。気持ち良く寝て体と心を回復させたら、また新しい明日が待っています。太陽の光をいっぱいに浴びて、素敵な一日を始めましょう。

5 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪