2019年9月22日 更新

寝たくないと思うのはなぜ?心理やストレス・病気が関係している?

仕事や学校でくたくたに疲れているのに寝たくない…これは、朝が怖い、起きたくないという心理やストレス、うつなどの病気が原因となっています。睡眠は心身を回復させ、充実した毎日を過ごすのに大切なもの。寝たくない理由を明らかにして、今日はぐっすり眠りましょう。

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楽しいことをしていて、もっと起きていたいから、まだ寝たくないということもあります。寝る時間を惜しみたくなるほど夢中になれることがあるのは素晴らしいことですから、時には睡眠時間を削って没頭するのも良いでしょう。

ただ、毎日睡眠不足が続くと心身ともに疲労し、生活のパフォーマンスが落ち、楽しいことも楽しくなくなってしまいます。何事もほどほどにしましょう。
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また、大して楽しくもないのにだらだらネットサーフィンしたりテレビを見たりして夜更かししてしまう人もいるのではないでしょうか。もちろんそんな時間もストレス解消に役立ちますが、夜更かしし過ぎて疲れてしまうのでは本末転倒です。

だらだら過ごしてしまう人は、着替えや歯磨きなどの時間を逆算してアラームをセットしておきましょう。アラームが鳴ったらテレビもスマホも止め、寝る支度をする習慣が身につけば、だらだら時間は格段に減るはずです。

寝たくない理由は起きてからが嫌だから?

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寝たくない理由の一つに、朝が来るのが怖いから、というのがあります。寝ようが寝まいが朝は来るのですが、それでも迫りくる朝と言う恐怖を目の前にして、目を開けておかずにはいられないのです。

原因が分かれば対処法も見えてきます。朝が嫌な理由から目を逸らさず、冷静に分析することによって、寝たくない問題が解決できるかもしれません。

朝が来たら起きなければならない

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低血圧などが原因で朝が弱かったり、朝の支度が面倒だったりすると、起きるのが嫌だ、だから寝るのも嫌だ、という思考になります。機械も起動時にトラブルを起こしやすいもの。スタートというのは負担の大きいものです。

寝起きが悪い人は原因を探り、気持ちよく起きられるよう改善しましょう。また起きた後のあれこれが面倒くさい人は、寝る前に準備をしておくと良いでしょう。お弁当のおかずを下ごしらえしておく、着ていく服を準備しておくなど、ちょっとしたことで気持ちが楽になるはずです。

しかし、準備しているからといって朝寝坊はしてはいけません。さわやかに目覚め、ゆっくりお茶を飲んだり新聞を読んだりする時間を持つと、とても豊かな気持ちになれます。一度体験すればきっとその魅力が分かります。ぜひ試してください。

仕事や学校に行きたくない

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こちらも朝起きたら嫌な仕事や学校が待っている、だから朝が来るのが怖く、寝たくないと考えてしまうパターンです。もし何となく嫌、という程度なら、「仕事(学校)の帰りにクレープを食べよう」というように、ちょっとした楽しみを用意しておくと良いでしょう。ご褒美が待っていると思えば元気良く出かけられますし、そのために必要な睡眠も喜んで取れるはずです。

しかし、仕事や学校が嫌で嫌で毎日が憂鬱になるほどでしたら、思い切って休みを取ることも必要です。体と心をゆっくり休め、その後で今後仕事や学校を続けるか辞めるか考えましょう。

職場や学校などに馴染めていない

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職場や学校に馴染めていないと、家に帰ってからも緊張が続き、寝るのが怖くなることがあります。特に入社、入学したばかりの頃に起きやすいでしょう。

しかし、いずれは慣れ、馴染めず緊張していたことも忘れます。あまり深刻に考えず、家にいるときは家での時間を楽しみ、ゆったりした気持ちで寝られるようにしましょう。
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睡眠をしっかり取れば心身ともに健康になり、表情も明るくなります。輝くような笑顔で職場や学校の皆に挨拶すれば、きっとすぐに仲間ができ、毎日が楽しくなります。

また、ずっと勤めている(通っている)のに馴染めない場合、他にあなたにふさわしい居場所があるのかもしれません。無理をしてまで一つの場所に固執する必要はありませんので、こちらも一旦休みを取って、続けるか辞めるか考え直すのも一案です。

いじめを受けている

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職場や学校でいじめられていて、そのことばかり考えて眠れない、次の日起きるのが憂鬱…それで寝たくない、ということもあります。いじめられて泣き寝入りどころか眠れなくなり、心身共に不調に追い込まれるばかりでは悔しいものです。

もし、上司や先生の中に信頼できる人がいるなら相談しましょう。直属の上司ではないから、担任ではないから、と遠慮してはいけません。相談できる人がいない場合は、相談機関などに出向いてみましょう。

並行して、記録をつけておくことも大切です。記録がないと「いじめられた」と訴えても、「証拠がない」、「からかっただけ」、「ミスをしたので叱責しただけ」とはぐらかされてしまいます。
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いじめの言動をメモしたり、ボイスレコーダーを持ち歩いて録音したりすると良いでしょう。この場合の録音は、相手に了承を得ていなくても不法にはなりません。

それらの情報を集めたら、上司や先生に相談し、それでも難しい場合は労働局や労働基準監督署、教育委員会まで話を上げましょう。弁護士に相談するのも良いでしょう。

とても勇気がいることですが、自分が正しいと信じているなら、何も恐れることはありません。強い意志を持って立ち向かいましょう。

その日のことを考えて不安になる

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気の小さい人は、「あー、なんであの時あんなこと言ってしまったんだろう」、「なんであんなミスをしてしまったんだろう」と今日の失敗に思いを巡らせることが良くあります。そして、「明日は大丈夫だろうか、また失敗をしないだろうか」と不安になってしまいます。

夜遅くの考え事はネガティブな方向へ発展しがちです。しかも、脳が疲れて眠気が強い時には、うつ傾向も強まってきます。あれこれと悲観的なことを考え、苦しくなって眠るのが怖くなってしまいます。
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その日一日の悪いことはさっさと忘れ、明日また頑張ろう、と晴れやかな気持ちでいる方が寝るのが楽しくなり、それに続いて楽しい朝が迎えられます。

「赤毛のアン」で、アンが言うように「Tomorrow is always fresh with no mistakes in it.(明日は常に失敗のない新しい日)」なのです。

疲れがたまっている

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