目次
- 日本の同調圧力について
- 意思決定を行う際多数意見を尊重する様
- 少数意見者に対して異端児扱いする様子
- 少数意見者に対して「恥」という概念を植え付ける行為
- 少数意見者=迷惑という印象操作
- 日本で見られる同調圧力例
- 結婚しなければならないという価値観
- LGBT・障害者への差別
- 非正規雇用への不安思想
- ピアス・タトゥーなどへの偏見
- 量産型女子
- 正論での批判
- 横並びを良しとする日本文化
- 女性が同調圧力を求める理由について
- 嫌われることを恐れる心理
- 失敗への不安
- 共感を尊重する生き物
- 古来より集団生活をしていた
- 空気を敏感に感じ取れるため
- 海外と同調圧力について
- アジアや発展途上国では日本以上の同調圧力が見られる
- 海外=個性の尊重という考えは安易
- 個性を尊重できる国々もある
- 同調圧力と学校教育について
- 制服制度
- 年齢によって学年が決められる
- 大勢に向けた同じ授業
- 校則
- 同調圧力の中に居続けると
- 自分のやりたいことができない
- 変わり続ける世界に対応できない
- 固定概念が強くなる
- 自分に自信が持てない
- 同調圧力に慣れてしまう
- 他人にも強要するようになる
- 代わり映えのない人生に生きる意味を見出せなくなる
- 同調圧力への対策
- 多くのものを見る・経験する
- 自分の気持ちに気付く
- 自分のペースを崩さない
- リスク対策を万全にしておく
- 長期の目標を立てる
- 相手への質問攻め
- 生きづらさを感じるのは同調圧力のせいかも
アジアや発展途上国では日本以上の同調圧力が見られる
via pixabay.com
実は、アジアや発展途上国では、日本以上に同調圧力が強い国もあるのです。日本以外のアジアでは、多くが陸続きとなっており、植民地支配を受けた歴史も数多くあります。また、発展途上国においても同じことが言えます。
これらの国に共通しているのは、外敵から自分の国を守ることや、生き残るために協力し合うという連携が必須であるということです。日本は海に囲まれているため、陸続きの国よりは安全でしたが、外敵を恐れている点は同じです。侵入を受けやすいという意味で、アジアや途上国の方が、同調圧力が実は強いのです。
この点は、意外に思う方も多いのですが、このような歴史を振り返ると、必然的でもあります。
これらの国に共通しているのは、外敵から自分の国を守ることや、生き残るために協力し合うという連携が必須であるということです。日本は海に囲まれているため、陸続きの国よりは安全でしたが、外敵を恐れている点は同じです。侵入を受けやすいという意味で、アジアや途上国の方が、同調圧力が実は強いのです。
この点は、意外に思う方も多いのですが、このような歴史を振り返ると、必然的でもあります。
海外=個性の尊重という考えは安易
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アジアや途上国などの事例があるように、海外はすべて日本より個性を重んじているという考えは、安易な思考であることがくみ取れます。アイデアを出す必要に迫られたベンチャー的な精神の企業が切磋琢磨していれば別ですが、全体としては、連携を強め、国を守ろうとする保守的な国もあります。
また、どんな先進国でも、政治を見れば分かるように、保守党などのような立場の人たちがいます。それは、ある意味、考えが偏らないようにバランスをとる必要があるからです。
同調圧力はすべて悪というわけではないのです。
また、どんな先進国でも、政治を見れば分かるように、保守党などのような立場の人たちがいます。それは、ある意味、考えが偏らないようにバランスをとる必要があるからです。
同調圧力はすべて悪というわけではないのです。
個性を尊重できる国々もある
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オーストラリアやニュージーランド、フィリピンなど、個性を尊重する教育を積極的に取り入れている国もたくさんあります。主体的に行動し、発表をしたり、自信をつけ、自己肯定感を高める教育を早期に取り入れています。
これまでの日本のような、一斉教育にこだわらず、新しい試みにチャレンジしているのです。日本でも徐々にそういった国の成功例を見て、取り入れている学校はありますが、後手に回っているのが現状です。
これまでの日本のような、一斉教育にこだわらず、新しい試みにチャレンジしているのです。日本でも徐々にそういった国の成功例を見て、取り入れている学校はありますが、後手に回っているのが現状です。
同調圧力と学校教育について
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日本の学校教育において、いまだ多くの学校で当たり前に行われている事柄の中に、多くの同調圧力があります。ここでは、それらを紹介し、日本の教育現場が、一体なぜこのような事柄を取り入れているのかについても解説いたします。
制服制度
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制服が,没個性的な教育に一役をかっていると言われることもあるように、制服に対する批判的な意見もあるのが現状です。もともと、軍服を模したものであり、思考することなく指示を受け入れるイメージを抱く方もいらっしゃいます。さまざまなメリットもあるのですが、長所があれば短所もあるのです。
年齢によって学年が決められる
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個性を育てる教育では、得意な事をどんどん伸ばし、無意味に学年で区分けすることをやめています。人間は、周囲の人達の影響を受けるため、得意な人同士で集めることで、モチベーションも上がり、よりハイレベルな気づきも生まれます。
多少の能力別のクラス分けは日本でも行われていますが、実際、いろんなレベルの人を年齢で区切ってしまうことで、自分に合ったレベルの授業が受けられなくなり、退屈なものとなってしまうケースがあります。
個別指導の塾がでてきたのも、そういった背景があるのです。学校でできないから塾でやる、という事例も増えてきました。海外の進んだ教育では、国や学校が進んで取り組んでいるため、これから二極化が進むと言われている日本で、能力を伸ばすチャンスを奪わないような教育が求められています。
多少の能力別のクラス分けは日本でも行われていますが、実際、いろんなレベルの人を年齢で区切ってしまうことで、自分に合ったレベルの授業が受けられなくなり、退屈なものとなってしまうケースがあります。
個別指導の塾がでてきたのも、そういった背景があるのです。学校でできないから塾でやる、という事例も増えてきました。海外の進んだ教育では、国や学校が進んで取り組んでいるため、これから二極化が進むと言われている日本で、能力を伸ばすチャンスを奪わないような教育が求められています。
大勢に向けた同じ授業
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では、大勢に同じ授業をすることが、どのようなデメリットを生み出すのでしょうか?大きく分けると2つの問題があります。1つ目は、得意な子が伸びるスピードが落ちます。2つ目は、苦手な子がどんどん苦手になります。
1つ目に関しては、平均的な授業では、飛び級もできないため、学校だけではみんなのペースに合わせるしかありません。もっと先のレベルを習得可能にも関わらず、足止めされてしまうのです。やる気がある子がモチベーションが下がってしまうのです。
2つ目においては、苦手な子が、平均的な授業についていけず、個別指導を要するにも関わらず、置いてけぼりにされてしまいます。それによって、ますます苦手になってしまうのです。やる気になっても、相当遡って復習せねばならず、時間効率が非常に悪い物となってしまうのです。
1つ目に関しては、平均的な授業では、飛び級もできないため、学校だけではみんなのペースに合わせるしかありません。もっと先のレベルを習得可能にも関わらず、足止めされてしまうのです。やる気がある子がモチベーションが下がってしまうのです。
2つ目においては、苦手な子が、平均的な授業についていけず、個別指導を要するにも関わらず、置いてけぼりにされてしまいます。それによって、ますます苦手になってしまうのです。やる気になっても、相当遡って復習せねばならず、時間効率が非常に悪い物となってしまうのです。
校則
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校則だけに限らず、ルールというのはそもそも同調圧力を強制的に求めるものです。ただし、中には疑問を抱く内容の場合もあるため、無批判的に受け入れるのはリスクがあります。統制が必要な側面もございますので、メリットデメリットがあると言えます。
同調圧力の中に居続けると
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同調圧力の中に居続けると、大きなデメリットが生じます。大げさに感じる人もいますが、最終的には、時代についていけず生きづらさを感じる可能性すらあるのです。同調圧力の存在に早く気付くことが第一歩となります。
ここでは、いかにそのデメリットが怖いものかを具体的に紹介いたします。
ここでは、いかにそのデメリットが怖いものかを具体的に紹介いたします。
自分のやりたいことができない
via pixabay.com
みんなに合わせる必要があるので、独自のアイデアやひらめきを実践する事が難しくなります。みんなができることをやる事になり、やりたい事ができないというデメリットが生じます。
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