目次
- 無能な働き者は最も有害?四つのタイプ
- 有能な怠け者
- 有能な働き者
- 無能な怠け者
- 無能な働き者
- 無能な働き者の特徴
- 確認をとらず自己判断で仕事を進める
- ホウレンソウができない
- トラブルが起きてから相談にくる
- 謙虚さがない
- 自信がありすぎる
- 失敗を認めない
- 自分の働き方を改善しない
- あなたは無能な働き者?診断
- 会議では人の話を聞いていないことが多い
- わからないことがあっても気にならない
- 失敗は認めたくない
- プライドが高い方だ
- 部内の人とのコミュニケーションが億劫
- 頑張っているのに成績があがらない
- 同じミスを繰り返す
- 後輩よりも出世が遅れている
- お客さまからのクレームが多い
- 日本人ならでは!無能な働き者が評価される
- 和をもって尊し
- 年功序列な評価組織
- 頑張っていれば偉い
- 無能な働き者を脱する方法
- 自分で出来ないことは相談する
- ホウレンソウを怠らない
- 失敗を認めて改善する努力をする
- 計画をたてて仕事を完遂させる
- 職場を変えて輝ける場所を探す
- もしかして発達障害?具体例と症例
- 広汎性発達障害
- 注意欠陥・多動性障害
- 学習障害
- 無能な働き者から脱して生き生きとした人生を!
無能な働き者は最も有害?四つのタイプ
via pixabay.com
「無能な働き者」とは、いつの頃からか「知る人ぞ知る」という程度に有名になった「組織論」です。多くの場合はドイツの軍人ハンス・フォン・ゼークトが唱えたと説明されているようですが、「本当のところはよく分かっていない」というのが事実のようです。
この「組織論」では、軍人を「有能な怠け者」「有能な働き者」「無能な怠け者」「無能な働き者」の四つのタイプに分類しています。それぞれのタイプを紹介するとともに、その評価の根拠をみていきましょう。
この「組織論」では、軍人を「有能な怠け者」「有能な働き者」「無能な怠け者」「無能な働き者」の四つのタイプに分類しています。それぞれのタイプを紹介するとともに、その評価の根拠をみていきましょう。
有能な怠け者
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「有能な怠け者は司令官にせよ」と言っています。理由は、「重要な決断に必要な、明晰な頭脳と図太さを持つ」からです。平常時、怠け者なので自分では仕事をせずに部下に任せます。有能なので部下の実力を正確に見定め、適材適所を実践し部下の実力を遺憾なく発揮させることができます。
また、組織が危険な状況に陥れば、最低限の労力で場を切り抜ける算段をつけることができます。つまり「有能な怠け者」とは、仕事をしたくないので、必要最低限の仕事で最大の成果をあげる方法を常に考えている人のことを指します。
また、組織が危険な状況に陥れば、最低限の労力で場を切り抜ける算段をつけることができます。つまり「有能な怠け者」とは、仕事をしたくないので、必要最低限の仕事で最大の成果をあげる方法を常に考えている人のことを指します。
有能な働き者
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「有能な働き者」は勤勉であるが故に、自ら考え実行しようとします。他の人に仕事を任せることができないので、上に立つよりは「参謀として補佐する」立場の方に向いています。
有能な上に働き者なので、黙っていても勝手に最適な仕事をしてくれて、最善の結果を出してくれます。ですが企業においてこのタイプの人は「有能な怠け者」の次、二番手に挙げられます。その理由は、働き者であるが故にやらなくて良いことまでやるので、仕事量を増やす傾向にあるから、とされています。
有能な上に働き者なので、黙っていても勝手に最適な仕事をしてくれて、最善の結果を出してくれます。ですが企業においてこのタイプの人は「有能な怠け者」の次、二番手に挙げられます。その理由は、働き者であるが故にやらなくて良いことまでやるので、仕事量を増やす傾向にあるから、とされています。
無能な怠け者
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「無能な怠け者は、全ての軍人の90%を占めるがルーチンワークに向いている」と評価されています。自分で判断することもできないし自ら動くこともないので、「命じられたことをそのまま遂行する」立場に適しているというわけです。また部下が優秀なら、司令官でも良いでしょう。部下が何をしようと文句も言わないでしょうし、要求通りに動いてくれますので割と害はありません。
企業において「無能な怠け者」が三番手であるのは、やるべき仕事はきっちりとできるけれど、それ以上のことはしないしできないので、毒にもならないし薬にもならないがマシである、という理由になります。
企業において「無能な怠け者」が三番手であるのは、やるべき仕事はきっちりとできるけれど、それ以上のことはしないしできないので、毒にもならないし薬にもならないがマシである、という理由になります。
無能な働き者
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「無能な働き者」には気をつけなければならないと警鐘を鳴らしています。適切な判断もできないのに勝手に動くので、「常に損害を引き起こすことしか行わないから」と言っています。
一般的に「無能な働き者」という言葉は、「無能な味方は有能な敵より恐ろしい」などという言い回しと同じ意味合いで使われています。
企業において「無能な働き者」が最低評価である理由は、やらなくて良いことまで仕事の範囲としてしまう上に、その「やるべき論」を周囲にも押し付けるので組織全体の仕事量を増やしてしまうからです。「勤勉である」ことを無条件に善しとしていて、間違っていても気づかずそのまま進めていくので更に被害を大きくしていきます。
一般的に「無能な働き者」という言葉は、「無能な味方は有能な敵より恐ろしい」などという言い回しと同じ意味合いで使われています。
企業において「無能な働き者」が最低評価である理由は、やらなくて良いことまで仕事の範囲としてしまう上に、その「やるべき論」を周囲にも押し付けるので組織全体の仕事量を増やしてしまうからです。「勤勉である」ことを無条件に善しとしていて、間違っていても気づかずそのまま進めていくので更に被害を大きくしていきます。
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無能な働き者の特徴
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ゼークトが唱えたと言われている「組織論」では、「無能な働き者は銃殺するしかない」とされています。下手に動けば味方を危険にさらすかもしれない軍隊で、正しい判断もできないのに独り善がりの考えで勝手に動くのでは、過激な表現をされても仕方ないのかもしれません。
現代社会の中では、「できれば排除したい、はた迷惑な人」といったところでしょうか。そんな「無能な働き者」と言われる人の性格や行動には、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
現代社会の中では、「できれば排除したい、はた迷惑な人」といったところでしょうか。そんな「無能な働き者」と言われる人の性格や行動には、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
確認をとらず自己判断で仕事を進める
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大事な局面で上司や先輩社員に確認を取らずに、自己判断で仕事を進めたり先方に勝手に返事をしてしまったりします。「どうして先に聞いてくれなかったの?」と指摘を受けることが多いです。
仕事に対する意欲があるのは良いのですが、周りから見ると完全に空回りしています。空気を読むこともできないので、自分の勝手な判断で迷惑をかけている自覚もありません。確認を取らないために正しい判断や適切な行動を取ることが、更にできなくなっています。
仕事に対する意欲があるのは良いのですが、周りから見ると完全に空回りしています。空気を読むこともできないので、自分の勝手な判断で迷惑をかけている自覚もありません。確認を取らないために正しい判断や適切な行動を取ることが、更にできなくなっています。
ホウレンソウができない
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組織で働くうえでとても重要なのが「ホウ・レン・ソウ」と言われる報告・連絡・相談です。これは新入社員が入社後すぐに指導されることが多いのですが、「無能な働き者」と呼ばれる人はこの基本ができません。
ホウレンソウができないために、未然に防げたはずのトラブルを引き起こすことが多いです。自分の能力では先を見通すことができないのに、自分の力だけで何とかなる、「これで大丈夫」と安易に判断し、周囲に尻拭いをさせるタイプです。
ホウレンソウができないために、未然に防げたはずのトラブルを引き起こすことが多いです。自分の能力では先を見通すことができないのに、自分の力だけで何とかなる、「これで大丈夫」と安易に判断し、周囲に尻拭いをさせるタイプです。
トラブルが起きてから相談にくる
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相談するべきタイミングも、無能なために正しく判断できません。そのうえ報告や連絡を怠っているので、周囲にとっては「寝耳に水」という事態を引き起こします。
問題が起きても自分で解決できると判断して行動を起こし、大きなトラブルを引き起こしてからようやく相談してきます。すべてが後手後手にまわり、周囲を疲弊させてしまいます。また最悪のパターンとして、既にどうにもならない状態なのに、更に隠して自分で何とかしようとする場合もあります。
問題が起きても自分で解決できると判断して行動を起こし、大きなトラブルを引き起こしてからようやく相談してきます。すべてが後手後手にまわり、周囲を疲弊させてしまいます。また最悪のパターンとして、既にどうにもならない状態なのに、更に隠して自分で何とかしようとする場合もあります。
謙虚さがない
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