目次
- 無能な働き者は最も有害?四つのタイプ
- 有能な怠け者
- 有能な働き者
- 無能な怠け者
- 無能な働き者
- 無能な働き者の特徴
- 確認をとらず自己判断で仕事を進める
- ホウレンソウができない
- トラブルが起きてから相談にくる
- 謙虚さがない
- 自信がありすぎる
- 失敗を認めない
- 自分の働き方を改善しない
- あなたは無能な働き者?診断
- 会議では人の話を聞いていないことが多い
- わからないことがあっても気にならない
- 失敗は認めたくない
- プライドが高い方だ
- 部内の人とのコミュニケーションが億劫
- 頑張っているのに成績があがらない
- 同じミスを繰り返す
- 後輩よりも出世が遅れている
- お客さまからのクレームが多い
- 日本人ならでは!無能な働き者が評価される
- 和をもって尊し
- 年功序列な評価組織
- 頑張っていれば偉い
- 無能な働き者を脱する方法
- 自分で出来ないことは相談する
- ホウレンソウを怠らない
- 失敗を認めて改善する努力をする
- 計画をたてて仕事を完遂させる
- 職場を変えて輝ける場所を探す
- もしかして発達障害?具体例と症例
- 広汎性発達障害
- 注意欠陥・多動性障害
- 学習障害
- 無能な働き者から脱して生き生きとした人生を!
via pixabay.com
「残業や休日出勤をして頑張っているのに、なかなか成果が上がらないなぁ」と思ったことはないですか?ここで問題になるのが、その頑張りが正しい方向を向いているのかどうかです。
「無能な働き者」は自分の判断で「良かれと思って」余計なことを加えたりするうえに、報告や連絡を怠っています。ですから自分が気がついていないだけで、全然見当違いなことに時間を費やしている場合があります。当然、成果はあがっていません。
「無能な働き者」は自分の判断で「良かれと思って」余計なことを加えたりするうえに、報告や連絡を怠っています。ですから自分が気がついていないだけで、全然見当違いなことに時間を費やしている場合があります。当然、成果はあがっていません。
同じミスを繰り返す
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指示されたことに余計なことを加える傾向がある「無能な働き者」は、自ら仕事を繁雑化させてしまいミスを誘発させてしまいます。手に余る雑務に忙殺され、ミスしたことさえ忘れてしまうことがあるのです。
また、ミスをした時に「なぜミスが起きたのか」を考え対策を練る余裕もないので、同じミスを繰り返すことになるのです。自分の仕事を振り返り、反省する時間や心の余裕がないようなら要注意です。
また、ミスをした時に「なぜミスが起きたのか」を考え対策を練る余裕もないので、同じミスを繰り返すことになるのです。自分の仕事を振り返り、反省する時間や心の余裕がないようなら要注意です。
後輩よりも出世が遅れている
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これまで問題なく仕事をしてきたけれど、同僚や後輩が出世して管理職になっていくのに自分だけ一般社員のまま、なんてことはないでしょうか?
今、日本企業でも年功序列の制度が見直されていて、成果によって人事評価をする成果主義が取り入れられつつあります。この場合、結果を出さなければ高い評価は得られません。仕事できちんと結果を出せているのか、見直す必要があるかもしれません。
今、日本企業でも年功序列の制度が見直されていて、成果によって人事評価をする成果主義が取り入れられつつあります。この場合、結果を出さなければ高い評価は得られません。仕事できちんと結果を出せているのか、見直す必要があるかもしれません。
お客さまからのクレームが多い
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「無能な働き者」は空気が読めない傾向にあります。自分自身に根拠のない自信を持っているので、自分の考えを一方的に押し付けようとします。もちろん本人は「良かれと思って」いるのですが、相手からすれば「余計なお世話」である場合があります。
相手の気持ちを思いやり、気配りを忘れないようにすることも大切です。また、納期や約束の時間もしっかりと守るように心がけましょう。
相手の気持ちを思いやり、気配りを忘れないようにすることも大切です。また、納期や約束の時間もしっかりと守るように心がけましょう。
日本人ならでは!無能な働き者が評価される
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日本企業は海外企業と比べて生産性が低いと言われています。その原因の1つとして、「無能な働き者であっても、頑張ってさえいれば評価されるからだ」という意見があります。
時には有能な人より「無能な働き者」の方が評価されていたり、有能な人に仕事が集中して疲弊してしまっているなど、問題が指摘されている日本企業の体質についてみていきましょう。
時には有能な人より「無能な働き者」の方が評価されていたり、有能な人に仕事が集中して疲弊してしまっているなど、問題が指摘されている日本企業の体質についてみていきましょう。
和をもって尊し
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欧米では「無能な働き者」は悪とされていて、積極的に注意されることが多いそうです。ところが日本企業の場合は協調性を重んじるあまり、「無能な働き者」であっても注意も受けずに見過ごしにされる場合があります。
日本では多少言いたいことがあっても我慢して、波風をたてないように和を重んじることが、昔から美徳とされてきました。ですから、自分が「無能な働き者」であるという自覚がないまま、長く働き続けている人もいます。
日本では多少言いたいことがあっても我慢して、波風をたてないように和を重んじることが、昔から美徳とされてきました。ですから、自分が「無能な働き者」であるという自覚がないまま、長く働き続けている人もいます。
年功序列な評価組織
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日本企業では、今でも「年功序列」の人事制度を採用しているところがあります。一度入社してしまえば、個々の能力によってではなく年次に応じて役職が上がっていきます。つまり無能であっても、長く勤めていれば役職が上がっていく可能性があります。
またこの制度は、「無能」な上司を生み出す危険性もあります。例えば、営業職でトップになった人が部長に昇進したとして、部内を上手くまとめられるかどうかは分かりません。人には得手不得手があり、才能を発揮できる場面はそれぞれ違います。それでも個々の才能よりも、年次の方が重視される傾向があります。
またこの制度は、「無能」な上司を生み出す危険性もあります。例えば、営業職でトップになった人が部長に昇進したとして、部内を上手くまとめられるかどうかは分かりません。人には得手不得手があり、才能を発揮できる場面はそれぞれ違います。それでも個々の才能よりも、年次の方が重視される傾向があります。
頑張っていれば偉い
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「一生懸命頑張れば結果はあとからついてくる」と、学生時代に言われたことはないでしょうか?日本では結果が伴わなくても、勤勉で真面目であれば「偉い、立派だ」と言われます。結果よりも過程が重視されているのです。
要領よく仕事をこなして定時に帰る「怠け者」よりも、余計な仕事を増やして残業や休日出勤をこなす「無能な働き者」の方が高い評価を受けることもあります。一向に成果の上がらない「無能な働き者」のフォローを有能な人がしているのですが、効率よくスマートに仕事を終えていくので、あまり評価されないという悲劇が起きています。
要領よく仕事をこなして定時に帰る「怠け者」よりも、余計な仕事を増やして残業や休日出勤をこなす「無能な働き者」の方が高い評価を受けることもあります。一向に成果の上がらない「無能な働き者」のフォローを有能な人がしているのですが、効率よくスマートに仕事を終えていくので、あまり評価されないという悲劇が起きています。
無能な働き者を脱する方法
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「無能な働き者」とは、能力がないにも関わらず分不相応な振る舞いをする人のことです。周囲に迷惑をかけているのに気づかず、プライドが高いために自分の無能さを認めようとはしません。
ゼークトの組織論では、無能であることが悪なのではなく、自己判断で行動することが悪であると言っています。本来ならば美徳とされている勤勉さが、良い方向に評価されるために心がけるべきことをみていきましょう。
ゼークトの組織論では、無能であることが悪なのではなく、自己判断で行動することが悪であると言っています。本来ならば美徳とされている勤勉さが、良い方向に評価されるために心がけるべきことをみていきましょう。
自分で出来ないことは相談する
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「無能な働き者」から脱却するには、余計なプライドは捨てることです。出来ないことは出来ないと、はっきりと言いましょう。グループの中の誰かがやれば良いことなら、できる人がやれば速いですしミスもありません。もし、どうしてもあなたがやらなければならないのなら、教えを請うことが必要です。上司に相談すれば、そのようなことは上司が判断して決定してくれます。
また、仕事を頼まれた時に安請け合いするのも問題です。決められた納期をオーバーしそうな場合は、勝手に引き受けたりせずに上司や仲間に相談するようにしましょう。
また、仕事を頼まれた時に安請け合いするのも問題です。決められた納期をオーバーしそうな場合は、勝手に引き受けたりせずに上司や仲間に相談するようにしましょう。
ホウレンソウを怠らない
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