2021年3月24日 更新

共感能力は低いのも高すぎるのもヤバイ?サイコパス・エンパスとは

共感能力が欠如している、あるいは高すぎると様々な弊害があります。当記事では低い共感能力を高める方法、高い共感能力を鎮める方法について紹介しています。また、共感能力が振り切っているサイコパスとエンパスを判断するための診断テストも用意しています。

目次

サイコパスは結果至上主義です。共感能力が普通以上の人は「場合によっては結果よりも人間関係を取る」「何かに向かって頑張る事を共有する仲間がいる」という価値観ですが、共感能力の低いサイコパスは自分の目的を果たすためには他人を犠牲にする事も躊躇しません。

例として、「出世のためならお世話になった上司のミスを暴露する」「多少悪徳な商売でも収入が高ければ良い」「従業員が足りていなくても転職する際に躊躇しない」などが挙げられます。

エンパス診断テスト

Blue Sunglasses Woman Swimming - Free photo on Pixabay (417645)

エンパス診断テストを用意しました。以下の7つの項目に当てはまる数が多いほど、エンパスの可能性が高くなります。ただし、あくまで簡易診断なので、エンパスであると断定するものではありません。「自分はエンパスかも」と不安であれば、専門機関に相談しましょう。

悲しい映像を見ると胸が苦しくなる

Woman Desperate Sad - Free photo on Pixabay (417647)

「長年付き合っていた恋人に浮気をされたあげく振られた」「野生動物が必死で逃げたのに他の野生動物に捕まって食べられた」などの、悲しい映像を見ると胸が苦しくなる場合はエンパスの可能性があります。また、ドラマやフィクションと分かっていても胸が苦しくなる場合は、エンパスの傾向が強いです。

ポイントは「胸が苦しくなる」のは比喩でも何でもなくて、本当に痛くなるかどうかです。失恋した時や好きな人の事を考えている時に起こる「胸の奥が締め付けられるような感覚」に近いものになります。

家族や知人が怪我をすると同じ場所が痛む

Child Sitting Jeans In The Door - Free photo on Pixabay (417650)

家族や知人など自分の大事な人が怪我をすると同じ場所が痛む場合はエンパスの傾向があります。相手の痛みを理解しようとして、無意識的に同じ痛みを想像しているというメカニズムです。相手と同程度の痛みを感じていなくても、同じ場所がピリピリするというだけで共感能力は高いです。

また、「自分の大切ではない人」「怪我の程度が小さい」など、共感ポイントが少ないにもかかわらず大きな痛みを覚える場合は、エンパスの傾向が強いです。

映画や小説の登場人物に感情移入し自身の感情に影響がでる

Cry Harm Accident Pain - Free photo on Pixabay (417653)

多くの人は「主人公がヒロインを助けるシーンに感動した」「小説で泣いた事ないのに涙が止まらなかった」など、映画や小説で心を動かされた経験があるでしょう。物語が終われば「良い作品だったな」という感想と共に日常に戻ります。

対してエンパスは登場人物に感情移入して、自身の感情にも影響を及ぼします。例えば「主人公同様に好きな人を想像して胸が痛くなる事がある」「普段はネガティブなのに明るい映画を見ると強い人間になった気がする」などが挙げられます。

相談役になることが多い

Office Meeting Business Partners - Free photo on Pixabay (417677)

人が他人に相談する時、アドバイスを求めているのではなく、「共感して欲しい」「自分を受け入れて欲しい」という気持ちを持っています。

相談役になることが多いという事は、周囲の人から「この人は自分を理解してくれる」「親身になって話を聞いてくれる」と思われているという事です。つまり人から相談される事が多い場合は、自身の共感能力が高く、エンパスの傾向があります。

「悩み相談されても聞いてるだけ」「特に気の利いた言葉はかけられない」と思っていても、相手は気持ちを分かってくれる事を一番に求めているので、相談される事が多いようです。

他者の気持ちを想像し先回りして行動することが多い

Write Plan Desk - Free photo on Pixabay (417680)

「仕事で職場の人に、お願いをされそうな事を見越して準備しておく」「友達と遊んでいる時に相手がデザートを欲しがる事を見越して店をリサーチしておく」など、他者の気持ちを想像し先回りして行動することが多い場合は、エンパスの傾向があります。

エンパスは「人の気持ちが分かる」のではなく、「人の気持ちを知ろうとする事」に本質があります。なので相手の気持ちが想像したものと違って、行動した事が外れたとしても「相手の気持ちを汲み取ろうとした」という点でエンパスの傾向があります。

自己中心的な言動をする人を苦手と感じる

Man Portrait Gloomy - Free photo on Pixabay (417689)

ほとんどの人は自己中心的な言動をする人が苦手ですが、その中でもエンパスは自己中心的な人を苦手とする理由が他の人とは異なります。

一般的には「予定を合わせていたのにドタキャンされる」「喜怒哀楽が激しく、一緒にいると疲れる」などの理由から、振り回される事をストレスに感じて、自己中心的な人を苦手としています。

対してエンパスは「自己中行動でストレスを感じる人がいる」「コミュニティの雰囲気が悪くなる」など、第三者の気持ちを考慮した上で、自己中心的な人を苦手とします。

ペットや動物・自然の気持ちが理解できる

Cat Young Animal Curious - Free photo on Pixabay (417691)

「ペットが遊ぶ事を求めている」「野生の猫が寂しそうにしている」「海がポイ捨てする人に怒っている」のように、ペットや動物・自然の気持ちが理解できる人はエンパスの傾向があります。

もちろん、対象の気持ちを間違って解釈している事も多いでしょうが、ポイントは「気持ちに寄り添う事」です。対象が人間だでなく、動物や自然の場合でも「今どんな気持ちかな」「おそらくこういう事を考えている」のように気持ちを察するという事から、共感能力の高いエンパスの傾向があります。

サイコパスのメリット

Juggler Trick Magician - Free photo on Pixabay (417693)

共感能力の低いサイコパスにも様々なメリットがあります。3つのメリットを紹介するので、参考にして下さい。

社会的成功者になりやすい

Email Business Smartphone - Free photo on Pixabay (417696)

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