2021年3月24日 更新

共感能力は低いのも高すぎるのもヤバイ?サイコパス・エンパスとは

共感能力が欠如している、あるいは高すぎると様々な弊害があります。当記事では低い共感能力を高める方法、高い共感能力を鎮める方法について紹介しています。また、共感能力が振り切っているサイコパスとエンパスを判断するための診断テストも用意しています。

目次

共感能力は高すぎても低すぎても私生活に弊害を及ぼす可能性があります。ではなぜ弊害があるのかを、それぞれ解説しているので参考にして下さい。

高すぎる共感能力の弊害

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日常生活に支障をきたすほど共感能力が高い人は「エンパス」と呼ばれています。エンパスは「自分のメンタルが強いわけでもないのに周囲に気を使い過ぎて自分が疲れてしまう」「アニメやドラマの暴力シーンや出血シーンを見て体調が悪くなる」など私生活であらゆる事に共感してしまいます。

また人の気持ちを考えるあまり、相手の心情を間違って捉えてしまう事もあります。例えば、「仕事頑張っているね」と褒められているのに「応援してくれるのは仕事のミスが多いからだ」「プライベートで何もない事を遠まわしに言われている」などです。

低すぎる共感能力の弊害

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共感能力が低すぎると、自分と他人の価値観が違う事を理解できないので、人の行動にイライラする事が多いです。また、周囲の人から「この人は空気が読めない」「言っている事が伝わらない」と思われます。

上記の点から人と理解し合う事が難しい為、友人や恋人と長期的な関係を継続するのが苦手です。仕事では、職場の人との連絡ミスが多く、業務に影響を与える事もあります。また共感能力が欠如していて、他人への思いやりを持てない人はサイコパスの可能性があります。

サイコパス診断テスト

Sparkler Holding Hands - Free photo on Pixabay (417625)

サイコパス診断テストを用意しました。以下の7つの項目に当てはまる数が多いほど、サイコパスの可能性が高くなります。ただし、あくまで簡易診断なので、サイコパスであると断定するものではありません。「自分はサイコパスかも」と不安であれば、専門機関に相談しましょう。

平然と嘘をつくことができる

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自分に非があったとしても、平然と嘘をつく事ができる場合はサイコパスの傾向があります。例えば、寝坊で遅刻したにもかかわらず「出勤途中に気分を悪そうにしている人がいたので、放っておけなくて遅刻しました。」のようにエピソードをすぐに考えて嘘をつきます。

また、仕事でミスをした時に「仕上げは○○さんがやってたので、伝えておきます」のように他人を犠牲にする嘘をつく場合はサイコパスの傾向が強いです。ポイントは他人の責任にする際に、本人にばれない嘘をつく事です。

他者に共感することがない

Woman Happiness Sunrise - Free photo on Pixabay (417629)

努力し続けた事で結果を残している人を目の当たりにすると、多くの人が感動します。例えば、営業の仕事で結果を残せなかった人が、本を読んで勉強したり、上司に意見をもらって「初めて成約を取れた」というエピソードは感動します。

しかしサイコパスは「努力したら結果に繋がるのは当然ですよね」「自分には関係がないからどうでもいい」といった感想で、相手に共感できません。サイコパスは自分の望む結果以外の事は「どうでもいい」という心理なので、他者に共感する事はありません。

目的の為なら社会のルールや秩序は守らない

Sunset Tree Silhouette - Free photo on Pixabay (417632)

サイコパスは社会のルールや秩序を知らないわけではなく、基本的には守ります。しかし自分の目標を達成する際に邪魔になる場合は、社会のルールや秩序を躊躇なくやぶります。

例えば、会社では「決められたルール」や「各社のノウハウ」に沿って業務を進めていく事が多いです。その中には効率の悪い方法もありますが、「多くの人が分かりやすい方法」「組織内で円滑に業務を遂行する為」として決められています。

ところがサイコパスは「会社は利益を上げる事が目的だから、方法は何でも構わない」という考えなので、ルールは無視して効率だけを求めます。

行動的だが責任感を感じたことがない

Boy Splashing Around Kid - Free photo on Pixabay (417634)

多くの人は責任感を覚えるので行動に繋がります。例えば「本当は働きたくないけど給料を貰っているから毎日出勤する」「人を動かす立場なのでやる気がない時も行動しなければいけない」と言った心理です。

対してサイコパスが行動するのは、責任感ではなく、自身の目標や好奇心です。自分に得がなかったり、興味のない事には責任感を覚えず、役割を真っ当しません。逆に言えばプレッシャーを感じないので、行動的です。なので、行動的だが責任感を感じた事がない場合は、サイコパスの傾向があります。

自身の言動に罪悪感を感じたことがない

Man Fishermen Nature - Free photo on Pixabay (417637)

自身の言動に罪悪感を感じた事がない場合は、サイコパスの傾向があります。誰しもが自分の発した言葉で誰かを傷つけた経験がありますが、「あの時は感情にまかせて言い過ぎた」「傷つけるつもりじゃなかったけど相手にとっては不快な言葉だったみたいだ」のように後から反省します。

対してサイコパスは共感能力が欠如している為、自分の言葉で相手を傷つけた事に気づいていません。たとえ周りの人が「それは言い過ぎです」と注意しても、相手の感情を理解できないので、自身の言動に罪悪感を感じないのです。

残虐な状況に興味がある・不快感を感じない

Fog Train Lights - Free photo on Pixabay (417639)

サイコパスは共感能力が低いので、「牛や豚が食肉処理される」「人が人を殴っている」など、残虐な状況に不快感を感じません。むしろ、「どうやって処理するんだろう」「殴られた人はどうなるんだろう」と興味を持っている人もいます。

共感能力が普通以上の人にとっての「お菓子ができるところを見てみたい」「大きなビルはどうやって解体するのだろう」のように興味を持つ心理と同様です。

残虐な状況かどうかは、主に対象が生きているかそうでないかで決まります。つまりサイコパスにとっては単なる好奇心として興味があるだけです。

結果至上主義

City Man Person - Free photo on Pixabay (417642)

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