目次
- 身近にもいる「鼻くそを食べる子」
- 鼻くその仕組み
- 鼻くそを食べる心理・原因
- 塩分が足りていない
- 癖になってしまっている
- 愛着が沸いている
- 注目を浴びたい
- 勿体無い
- 安心感がある
- 鼻くそを食べ続けてしまう原因
- 教育不足
- 理性・自制心が欠如している
- やめたいと思っていない
- 子供が鼻くそを食べる癖をやめさせる方法
- 鼻くそは汚いものと教える
- バイターストップを使う
- こまめに鼻掃除を行う
- 別の癖に置き換える
- 鼻くそを食べるメリット
- 免疫力がつく
- 虫歯の予防
- 胃潰瘍の予防
- 塩分補給ができる
- 鼻くそを食べる身体へのリスク
- 鼻くそには有害なウイルスが含まれている
- 細菌が体内に侵入する
- 鼻のほじり過ぎで鼻血が出ることも
- 鼻ほじりが原因で死亡してしまった例も
- 鼻くそを食べていると告白した芸能人
- 金田朋子
- 有吉弘行
- マツコデラックス
- 正しい鼻くそ掃除のやり方
- お風呂に入ってふやかす
- 湿らせた綿棒で優しく取る
- 指でほじるのはNG
- 鼻うがいを行う
- 鼻くそが溜まらないようにする対策法
- 室内の空気を綺麗にする
- 加湿を行う
- 外出するときにはマスクをする
- 鼻くそを食べる他にもある「○○を食べる癖」
- 耳くそを食べる癖
- 爪を食べる癖
- 髪の毛を食べる癖
- かさぶたを食べる癖
- 癖に心理があらわれる!鼻くそを食べる理由を考えてみよう
鼻くそを食べ続けてしまう原因
小さなうちに鼻くそを食べていても、成長するにしたがって鼻くそを食べるのは汚いこと、恥ずかしいことだと分かり、自然とその癖はなくなっていきます。しかし中には、成長して大人になってからも鼻くそを食べ続け止められない人もいます。鼻くそを食べるのをやめられない理由をご紹介しましょう。
教育不足
赤ちゃんは自分の体に興味を持ち、体を色々見たり動かしたりします。そうすることによって自分の体を知り、適切にコントロールする方法を学ぶのです。また、何でも拾ったものは口に入れてしまいます。物の形や硬さ、味やにおいを学ぼうとする探求心の表れです。
鼻をほじって鼻くそを食べるのは、そういった赤ちゃんの特性からするとごく自然な行動です。「汚いことをしている」、「愛情不足かも」と、神経質になる必要はありません。成長に応じて適切なしつけや教育を受けることにより、鼻くそを食べることはなくなります。
しかし、親や先生から教育を受けられないと、鼻くそを食べる子供になり、さらにはそのまま大人になります。しつけはいつから始めても早過ぎることはありません。鼻くそを食べようとしていたら、優しく「ないないよ」と言って拭きとってあげましょう。そのうち自分から鼻くそのついた指を出してくるようになります。
鼻をほじって鼻くそを食べるのは、そういった赤ちゃんの特性からするとごく自然な行動です。「汚いことをしている」、「愛情不足かも」と、神経質になる必要はありません。成長に応じて適切なしつけや教育を受けることにより、鼻くそを食べることはなくなります。
しかし、親や先生から教育を受けられないと、鼻くそを食べる子供になり、さらにはそのまま大人になります。しつけはいつから始めても早過ぎることはありません。鼻くそを食べようとしていたら、優しく「ないないよ」と言って拭きとってあげましょう。そのうち自分から鼻くそのついた指を出してくるようになります。
理性・自制心が欠如している
教育を受けなくても、鼻くそをほじって食べては駄目、というのは分かります。しかし、誰にも注意されない場合、その悪癖をやめるには多大な理性や自制心が必要です。鼻くそを食べ続けてしまうのは、理性や自制心の欠如の表れとも言えます。
しかし、誰でもやめたいのにやめられないというものはあります。例えば痩せたいのに甘いものを食べてしまったり、禁煙したいのに煙草を吸ってしまったりして、自分が嫌になるということは誰にでもあります。
一度得た習慣を変えるのはとても大変です。鼻くそを食べる癖をやめられない、と悩んでいる人が身近にいたら、理性や自制心のなさを責めてはいけません。一番嫌だと思っているのは本人なのですから。
しかし、誰でもやめたいのにやめられないというものはあります。例えば痩せたいのに甘いものを食べてしまったり、禁煙したいのに煙草を吸ってしまったりして、自分が嫌になるということは誰にでもあります。
一度得た習慣を変えるのはとても大変です。鼻くそを食べる癖をやめられない、と悩んでいる人が身近にいたら、理性や自制心のなさを責めてはいけません。一番嫌だと思っているのは本人なのですから。
やめたいと思っていない
誰しも人に見られたくない恥ずかしい癖はあります。しかし、自分の健康を損ねず、また人前でやって人を不快にさせなければ、特に問題はありません。それどころか、そう言った恥ずかしい癖は安心感をもたらし、気持ちを落ち着けるのに役立ちます。
鼻くそを食べるのは確かに不潔で見苦しいですが、後述の通りメリットもあると考えられています。やめられない自分に嫌悪感を覚える方がよほど精神衛生に良くありません。堂々と人に隠れて鼻くそを食べましょう。
鼻くそを食べるのは確かに不潔で見苦しいですが、後述の通りメリットもあると考えられています。やめられない自分に嫌悪感を覚える方がよほど精神衛生に良くありません。堂々と人に隠れて鼻くそを食べましょう。
子供が鼻くそを食べる癖をやめさせる方法
自分の子供が人前で鼻をホジホジ、鼻くそをパクッ…というのは恥ずかしいものです。しつけは早く始めて困ることはありません。鼻くそを食べる癖をやめさせたいと思ったら、一日も早く行動しましょう。
ただ、ヒステリックに怒ったり体罰を与えてはいけません。また、癖だけを指摘するならともかく、「そんな汚い事をする子は嫌い!」と人格を否定するのは最悪な行動です。他のしつけと同じく、辛抱強く優しく諭していきましょう。また、「愛情が足りていないのかも」、「何か不満があるのでは?」と考え過ぎて、自分を責めてはいけません。
鼻くそを食べる理由なんて、本人にすら分かっていないのです。「まあそのうちやめるでしょ」くらいの気楽な気持ちでいることが大切です。
ただ、ヒステリックに怒ったり体罰を与えてはいけません。また、癖だけを指摘するならともかく、「そんな汚い事をする子は嫌い!」と人格を否定するのは最悪な行動です。他のしつけと同じく、辛抱強く優しく諭していきましょう。また、「愛情が足りていないのかも」、「何か不満があるのでは?」と考え過ぎて、自分を責めてはいけません。
鼻くそを食べる理由なんて、本人にすら分かっていないのです。「まあそのうちやめるでしょ」くらいの気楽な気持ちでいることが大切です。
鼻くそは汚いものと教える
歯磨きや予防注射など、「したくないのにしないといけないこと」の理由と大切さを説くための絵本が何冊も出ています。子供も成長とともに理屈が分かるようになり、そういった説明を受けることで嫌な事でも受け入れられるようになります。
鼻くそも同じことで、「鼻くそはばい菌がたくさん入っているのよ。食べたら病気になっちゃうよ」と説明することで、食べるのを止めさせることができます。説明が苦手なら、鼻くそについての絵本もありますので、読み聞かせると良いでしょう。
鼻くそも同じことで、「鼻くそはばい菌がたくさん入っているのよ。食べたら病気になっちゃうよ」と説明することで、食べるのを止めさせることができます。説明が苦手なら、鼻くそについての絵本もありますので、読み聞かせると良いでしょう。
「はなくそ」(アンジェール・ドロノワ著 たかの ゆう訳 竹書房)という本がおすすめです。フランスらしいおしゃれで可愛い絵で、鼻くそのしくみや、なぜ鼻くそを食べてはだめなのか、鼻くそや鼻水はどう始末したらいいのかを楽しく学ぶことができます。
しかし、同じタイトルだからと言って間違えて「はなくそ」(アラン・メッツ著 ふしみみさを訳 ロクリン社)を読み聞かせてしまうと逆効果かもしれません。とても可愛い絵でお話も面白いのですが、「鼻くそを食べたらこんないいことがあるんだ!」と喜ばせてしまうかもしれませんから。
しかし、同じタイトルだからと言って間違えて「はなくそ」(アラン・メッツ著 ふしみみさを訳 ロクリン社)を読み聞かせてしまうと逆効果かもしれません。とても可愛い絵でお話も面白いのですが、「鼻くそを食べたらこんないいことがあるんだ!」と喜ばせてしまうかもしれませんから。
バイターストップを使う
バイターストップは爪に塗って使うトップコートで、苦み成分が入っているために指しゃぶりや爪かみといった癖を直すことができます。使い方は簡単で、マニキュアのように爪に塗るだけです。苦み成分は大変苦いですが、子供のおもちゃにも使われているような安全な成分だということです。
味覚が発達し、なおかつなぜバイターストップを塗らないといけないのか理解できる4歳以上が対象年齢となっています。それより前に使ってしまうと、苦みをおいしいと認識してしまったり、なぜ不快な目に合わないといけないのか分からず情緒不安定になったりすることもあるようです。
また、おにぎりやパンなどを手づかみで食べると味が移る、苦過ぎて吐いた、という感想もありますので、使うときには注意しましょう。
味覚が発達し、なおかつなぜバイターストップを塗らないといけないのか理解できる4歳以上が対象年齢となっています。それより前に使ってしまうと、苦みをおいしいと認識してしまったり、なぜ不快な目に合わないといけないのか分からず情緒不安定になったりすることもあるようです。
また、おにぎりやパンなどを手づかみで食べると味が移る、苦過ぎて吐いた、という感想もありますので、使うときには注意しましょう。
こまめに鼻掃除を行う
鼻くそがあって鼻の中が気持ち悪いから鼻くそをほじる、ほじったら食べてしまうという場合には、鼻掃除をこまめにすると良いでしょう。柔らかな綿棒やガーゼを用意し、優しく鼻掃除をしてあげれば、親子のスキンシップにもなります。
また、鼻水が溜まっていると鼻くそもできやすいので、言葉が分かり始める2歳頃から、鼻のかみ方を教えましょう。今では鼻かみ練習機という便利なものもありますので、使ってみても良いでしょう。
小さなテーブルにティッシュ、綿棒、ごみ箱を用意して「〇〇ちゃんの場所」にすると鼻をかみやすいです。特に女の子の場合は鏡やブラシ、ヘアアクセサリーも一緒において小さなドレッサーにすると、喜んで身づくろいをしてくれるでしょう。生活の中で、楽しみながら自分を清潔に保つことの気持ち良さ、大切さを学ばせましょう。
また、鼻水が溜まっていると鼻くそもできやすいので、言葉が分かり始める2歳頃から、鼻のかみ方を教えましょう。今では鼻かみ練習機という便利なものもありますので、使ってみても良いでしょう。
小さなテーブルにティッシュ、綿棒、ごみ箱を用意して「〇〇ちゃんの場所」にすると鼻をかみやすいです。特に女の子の場合は鏡やブラシ、ヘアアクセサリーも一緒において小さなドレッサーにすると、喜んで身づくろいをしてくれるでしょう。生活の中で、楽しみながら自分を清潔に保つことの気持ち良さ、大切さを学ばせましょう。
別の癖に置き換える
癖は本来、ストレス解消や安心感を得るために必要な行動です。これを叱りつけたり罰を与えたりして無理に止めさせると、情緒不安定になる恐れもあります。
しかし、やはり健康やマナーの面で好ましくないことも考えなくてはなりません。そう言った場合には、他の癖に置き換えると良いでしょう。例えば、爪かみの癖がある子供には、「爪をかみたくなったら手をグーにしてね」と教えます。これが新しい癖として定着すれば、爪をかむことはなくなります。
鼻くそを食べる子の場合も、手をギュッと握るか、鼻の穴に指を入れたくなったら鼻に手を置く、鼻をかくように教えると良いかもしれません。それももちろん多少気になる癖ではありますが、鼻くそを食べるよりはずっとましです。鼻くそを食べるのはその子にとって大切なことなのだと理解し、少しずつ段階を踏んでやめさせるようにしましょう。
しかし、やはり健康やマナーの面で好ましくないことも考えなくてはなりません。そう言った場合には、他の癖に置き換えると良いでしょう。例えば、爪かみの癖がある子供には、「爪をかみたくなったら手をグーにしてね」と教えます。これが新しい癖として定着すれば、爪をかむことはなくなります。
鼻くそを食べる子の場合も、手をギュッと握るか、鼻の穴に指を入れたくなったら鼻に手を置く、鼻をかくように教えると良いかもしれません。それももちろん多少気になる癖ではありますが、鼻くそを食べるよりはずっとましです。鼻くそを食べるのはその子にとって大切なことなのだと理解し、少しずつ段階を踏んでやめさせるようにしましょう。
鼻くそを食べるメリット
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