目次
- 日本人の被害者意識が過剰になっている
- 被害者意識とは
- 男性よりも女性が持ちやすい感情
- 被害は実害であり被害者意識は妄想
- 被害者と被害者意識の違いは?
- 黒人や黄色人種といった人種で括られ差別される
- 夫に浮気された妻
- 詐欺グループに騙された人々
- 「黒人だから」受け入れられないという思い込み
- 他人の浮気報道を見る第三者の批判
- 嘘をついた事を過剰に叩き犯罪者扱いする世間
- 【診断】あなたの被害者意識は強い?
- 芸能人の不祥事に敏感
- 自身は弱者であり不当に搾取されていると感じている
- 現状に不平不満を持っている
- 他者の発言に度々傷つき不快感を持つことがある
- ネガティブな事柄が発生すると意図的に嫌がらせされたと感じる
- 得するよりも損したくないと感じている
- 自分は正当に評価されていないと感じている
- 他者と会話する際被害を受けた等のネガティブな内容が多い
- 被害者意識が強い人の特徴
- 他者の提案を批判だと捉え口調が荒くなる
- 自身を弱者だと思い込んでいる
- 打たれ弱い
- 他者批判が過剰
- プライドが高い
- コンプレックスが強い
- 社会的地位が低い
- 責任転換
- 被害者意識が強い人の心理
- 文句や批判によって相手をコントロールしたい
- 自分を正当化したい
- 自分の周りにばかり大変な事が起こる
- 他者や環境への感謝の気持ちはない
- 双方に被害者意識を持っているとトラブルは解決しない
- 正社員×非正規雇用
- ワーママ×独身女性
- 共働きの夫×妻
- 被害者意識を持つ人に考えられる原因
- 両親の影響
- 自己防衛
- 想像力のなさ
- 固定概念
- 他者への嫉妬
- 悲劇のヒロイン症候群
- うつ病
- アスペルガー
- パーソナリティ障害
- 被害者意識が強い人の末路
- 人生や自分に満足できない
- ネガティブ発言が増え他者から敬遠される
- 自分の過失に気付けず成長できない
- 過剰に他者を攻撃し孤立化
- 誰も理解してくれない事にストレスを溜めていく
- お門違いな怒りを感じ罰を与えたいと願うようになる
- 被害者意識が関連した事件
- 三鷹ストーカー殺人事件
- 池袋通り魔事件
- 相模原障害者施設殺傷事件
- 京都アニメーション放火事件
- 犯人には必ず「自分は被害者」という意識が存在する
- 被害者意識を手放す方法
- 現状は自身が創り出している事を理解する
- 状況を冷静に多方面から観察する
- 感情をすぐに発信せず考える癖を身に着ける
- 相手を理解する努力をする
- 「正しい」という考えはあくまでも自分基準であることを理解する
- 犯罪行為に繋がる過剰な被害者意識が自分にもないか確認してみよう
それではここからは、被害者意識が強い人の心理を解説していきます。
文句や批判によって相手をコントロールしたい
via pixabay.com
被害者意識が強い人の心理として、「文句や批判によって相手をコントロールしたい」という心理があります。自分は責められたり、批判される存在だと妄想している、被害者意識が強い人というのは、自分に自信がありません。ですから、他人へ文句や批判をすることによって、相手をコントロールしたいと考えるのです。
無意識レベルで持っている心理ですから、本人はなかなか気付かないのですが、自分が弱い存在だからこそ、強がってそれを隠そうとしているのです。
無意識レベルで持っている心理ですから、本人はなかなか気付かないのですが、自分が弱い存在だからこそ、強がってそれを隠そうとしているのです。
自分を正当化したい
via pixabay.com
被害者意識が強い人の心理として、「自分を正当化したい」という心理を挙げることができます。被害者意識が強い人というのは、責任を相手に押し付けるという事を解説しましたが、これも自分を正当化したいという事に繋がります。
自分は悪くない。攻めてくる相手が悪い。という事を自分自身で思いたくて、自分自身を正当化したくて、相手に責任を負わせようとしているのです。相手のせいにして、相手を悪者にしておけば、自分は変わらなくていいからなのです。
自分は悪くない。攻めてくる相手が悪い。という事を自分自身で思いたくて、自分自身を正当化したくて、相手に責任を負わせようとしているのです。相手のせいにして、相手を悪者にしておけば、自分は変わらなくていいからなのです。
自分の周りにばかり大変な事が起こる
via pixabay.com
被害者意識が強い人の心理として、「自分の周りにばかり、大変なことが起こる」という心理があります。本当はそんなことがなくても、被害者意識が強い人というのは「妄想が激しい」ので、「自分の周りにばかり」と文句を言います。
その「大変なこと」というのも、自分の妄想で作り上げただけで、周囲からみれば全く大変ではないのですが、事を大きくすることで、いつでも自分の周りに大変なことが起こっている状況を作ることができるので、安心するのです。
その「大変なこと」というのも、自分の妄想で作り上げただけで、周囲からみれば全く大変ではないのですが、事を大きくすることで、いつでも自分の周りに大変なことが起こっている状況を作ることができるので、安心するのです。
他者や環境への感謝の気持ちはない
via pixabay.com
被害者意識が強い人の心理として、「他者や環境への感謝の気持ちはない」という心理があります。被害者意識が強い人というのは、いつでも他者や環境の責任にしていますから、当然ですが感謝の気持ちは持ち合わせていません。
それどころか、他者や環境が悪いから、自分はこんなに大変な目に遭っているとさえ思っているのが大きな特長です。被害者意識が強い人というのは、全てにおいて「周囲のせい」なので、感謝の気持ちはありません。
それどころか、他者や環境が悪いから、自分はこんなに大変な目に遭っているとさえ思っているのが大きな特長です。被害者意識が強い人というのは、全てにおいて「周囲のせい」なので、感謝の気持ちはありません。
双方に被害者意識を持っているとトラブルは解決しない
via pixabay.com
ここからは、双方に被害者意識があると、トラブルは解決しないという例を紹介していきます。
正社員×非正規雇用
via pixabay.com
双方に被害者意識を持っていることによって解決しないトラブルとして、「正社員×非正規雇用」という例を挙げることができます。どちらが優れていてどちらが劣っているという話しではなくて、どんな場面であってもお互いに責任を転換していたら、トラブルは解決しません。
「正社員だからこう扱われる」「非正規雇用だからこう扱われる」という妄想をお互いに持ったままでは、現実は変わりません。人間は対等という自覚を持ち、どちらも歩み寄って解決していく事が大切です。
「正社員だからこう扱われる」「非正規雇用だからこう扱われる」という妄想をお互いに持ったままでは、現実は変わりません。人間は対等という自覚を持ち、どちらも歩み寄って解決していく事が大切です。
ワーママ×独身女性
via pixabay.com
双方に被害者意識を持っていると解決しないトラブルとして、「ワーママ×独身女性」のトラブルがあります。子どもがいる女性は、学校から呼ばれたり、子どもの体調などによって、仕事の量が変わってきます。そして、独身女性にはそれを理解することがなかなか日本ではできません。
この状況で、「私は子供がいるんだから」と思っていたり、「あの人だけずるい」と思っていたりすると、トラブルというのは一向に解決しません。お互いを妬んだままになってしまいます。
この状況で、「私は子供がいるんだから」と思っていたり、「あの人だけずるい」と思っていたりすると、トラブルというのは一向に解決しません。お互いを妬んだままになってしまいます。
共働きの夫×妻
via pixabay.com
双方に被害者意識を持っていると解決しないトラブルとして、「共働きの夫×妻」を例に挙げることができます。「俺はこんなに働いているのに」「俺の方が残業が多いのに」という被害者意識と、「私は働きながら家事をしないといけないの?」「私のほうが負担が多すぎる」という被害者意識があれば、ずっとこじれたままです。
お互いを尊重して、出来ることを出来る人がやればいいというスタンスにならないと、解決しません。また、お互いが納得する形をしっかりと話し合う必要があります。
お互いを尊重して、出来ることを出来る人がやればいいというスタンスにならないと、解決しません。また、お互いが納得する形をしっかりと話し合う必要があります。
被害者意識を持つ人に考えられる原因
via pixabay.com
それではここからは、被害者意識を持つ人に考えられる原因を紹介していきます。
両親の影響
via pixabay.com
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