2019年7月27日 更新

被害者意識とは?日本人が過剰に?強い人の特徴や手放す方法も

最近の日本人は、うつ病、アスペルガーなど、精神疾患を抱える人が多くなりました。女性や黒人にも多いと言われている被害者意識。この記事では被害者と被害者意識の違い、そして被害者意識が強い人の特徴や、被害者意識を手放す方法も解説していきます。

目次

それではここからは、被害者意識が強い人の心理を解説していきます。

文句や批判によって相手をコントロールしたい

Mixing Desk Mixer Slide Control - Free photo on Pixabay (507942)

被害者意識が強い人の心理として、「文句や批判によって相手をコントロールしたい」という心理があります。自分は責められたり、批判される存在だと妄想している、被害者意識が強い人というのは、自分に自信がありません。ですから、他人へ文句や批判をすることによって、相手をコントロールしたいと考えるのです。

無意識レベルで持っている心理ですから、本人はなかなか気付かないのですが、自分が弱い存在だからこそ、強がってそれを隠そうとしているのです。

自分を正当化したい

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被害者意識が強い人の心理として、「自分を正当化したい」という心理を挙げることができます。被害者意識が強い人というのは、責任を相手に押し付けるという事を解説しましたが、これも自分を正当化したいという事に繋がります。

自分は悪くない。攻めてくる相手が悪い。という事を自分自身で思いたくて、自分自身を正当化したくて、相手に責任を負わせようとしているのです。相手のせいにして、相手を悪者にしておけば、自分は変わらなくていいからなのです。

自分の周りにばかり大変な事が起こる

Smiley Emoticon Anger - Free photo on Pixabay (507950)

被害者意識が強い人の心理として、「自分の周りにばかり、大変なことが起こる」という心理があります。本当はそんなことがなくても、被害者意識が強い人というのは「妄想が激しい」ので、「自分の周りにばかり」と文句を言います。

その「大変なこと」というのも、自分の妄想で作り上げただけで、周囲からみれば全く大変ではないのですが、事を大きくすることで、いつでも自分の周りに大変なことが起こっている状況を作ることができるので、安心するのです。

他者や環境への感謝の気持ちはない

Stop Shy Cover - Free photo on Pixabay (507955)

被害者意識が強い人の心理として、「他者や環境への感謝の気持ちはない」という心理があります。被害者意識が強い人というのは、いつでも他者や環境の責任にしていますから、当然ですが感謝の気持ちは持ち合わせていません。

それどころか、他者や環境が悪いから、自分はこんなに大変な目に遭っているとさえ思っているのが大きな特長です。被害者意識が強い人というのは、全てにおいて「周囲のせい」なので、感謝の気持ちはありません。

双方に被害者意識を持っているとトラブルは解決しない

Domino Hand Stop - Free photo on Pixabay (507959)

ここからは、双方に被害者意識があると、トラブルは解決しないという例を紹介していきます。

正社員×非正規雇用

Home Office Workstation - Free photo on Pixabay (507962)

双方に被害者意識を持っていることによって解決しないトラブルとして、「正社員×非正規雇用」という例を挙げることができます。どちらが優れていてどちらが劣っているという話しではなくて、どんな場面であってもお互いに責任を転換していたら、トラブルは解決しません。

「正社員だからこう扱われる」「非正規雇用だからこう扱われる」という妄想をお互いに持ったままでは、現実は変わりません。人間は対等という自覚を持ち、どちらも歩み寄って解決していく事が大切です。

ワーママ×独身女性

Woman Blond Portrait - Free photo on Pixabay (507976)

双方に被害者意識を持っていると解決しないトラブルとして、「ワーママ×独身女性」のトラブルがあります。子どもがいる女性は、学校から呼ばれたり、子どもの体調などによって、仕事の量が変わってきます。そして、独身女性にはそれを理解することがなかなか日本ではできません。

この状況で、「私は子供がいるんだから」と思っていたり、「あの人だけずるい」と思っていたりすると、トラブルというのは一向に解決しません。お互いを妬んだままになってしまいます。

共働きの夫×妻

Coffee A Cup Of Potty The - Free photo on Pixabay (507983)

双方に被害者意識を持っていると解決しないトラブルとして、「共働きの夫×妻」を例に挙げることができます。「俺はこんなに働いているのに」「俺の方が残業が多いのに」という被害者意識と、「私は働きながら家事をしないといけないの?」「私のほうが負担が多すぎる」という被害者意識があれば、ずっとこじれたままです。

お互いを尊重して、出来ることを出来る人がやればいいというスタンスにならないと、解決しません。また、お互いが納得する形をしっかりと話し合う必要があります。

被害者意識を持つ人に考えられる原因

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (507989)

それではここからは、被害者意識を持つ人に考えられる原因を紹介していきます。

両親の影響

Parents And Children Happiness - Free photo on Pixabay (507992)

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