2019年6月2日 更新

歯を食いしばる心理や原因は?セルフチェックの方法と改善法

知らず知らずのうちに歯を食いしばっていることはありませんか?無意識に歯を食いしばる理由はストレスや緊張等、人それぞれですが放っておくと大変です。改善法やマッサージ法など詳しく紹介してますので、歯ぎしり等気になっている方は要チェックです。

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顎関節症とは食いしばりが原因で耳の穴の前にある顎関節や下あごを動かす筋肉に負担がかかってしまい、食べ物を噛むと顎関節や咀嚼筋に痛みを感じたり口の開け閉めをするときに顎関節からカクカク・ゴリゴリと音がする、口が大きく開かなくなる、などの症状のことを言います。

顎関節症がひどくなると、常に傷みがでたり、食事をとれなくなってしまったりと生活する上でかなり不憫な事が増えてしまいます。

改善法はたくさんあります。いまから説明していくので是非参考にしてみてください。

歯を食いしばる時の改善法

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無意識に歯を食いしばっているので、改善するのは簡単ではありません。ですが、出来ることから少しずつでもやってみる事で、それが習慣化されると癖も直すことが出来ます。

改善法も、人それぞれですが今すぐ始められるものもあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

舌の位置を固定する

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夜、歯を食いしばっている方や、ストレスを多く抱えていたり、パソコン作業が多い方は日中からその癖が出ている方が多いです。そういった方は舌の位置を固定するのがオススメです。

舌を前歯と上顎のくぼみの間にそっと添えることです。そうする事で舌が、上と下の歯を噛みしめるストッパーとなってくれます。

ストッパーがあれば、強く噛み締めてしまう事も減るのでこの状態を日中から意識的に作り、顎に過剰な力がかからないようにしたいです。

落ち着いて深呼吸

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歯の食いしばりや歯ぎしりをしてしまう方に多いのは、呼吸の浅さです。人はイライラしたりストレスを感じると無意識に体に力が入ります。その時に歯を食いしばってしまうのです。

なんだか疲れたなと感じたり、イライラや憂鬱な気分になったときには、一旦落ち着いて深呼吸をしてみてください。深い呼吸をしてリセットする事で気持ちも落ち着きます。

意識して吐く息を長めに呼吸を繰り返してみてください。

意識して力を抜くようにする

Tea Time Break Morning - Free photo on Pixabay (346819)

食いしばり癖がある人は体に力を入れる癖があるので、力を抜く意識をしてみてください。何をしていても常に体に力が入っていないかを確認し、少しでも力んでいるなぁと感じたら肩の力を抜き1度深呼吸してみてください。

力を抜くという事を意識付ける事で、癖がなくなって行く事もあります。
出来ることから少しずつ、良い習慣を身に付けるようにしたいです。

注意書きのメモを周囲に貼っておく

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人は忘れっぽい生き物です。そのため意識的に力を抜く努力をしていても、いつしか意識する事を忘れてしまいます。そうなると食いしばり癖は進むばかりです。

忘れないために、注意書きのメモを貼っておくのがおススメです。どこか一箇所に貼るのではなく、普段からよく使う場所、例えば洗面所やキッチン、冷蔵庫などに注意書きを貼っておくと見て気付いた時に、リラックスして深呼吸をしたり意識して行動することが出来ます。

パソコン等のデスクワークの方は、パソコンのよく見える位置に貼るもの効果的です。
少しずつでも意識付けをして、悪い癖は治していきましょう。

ガムを噛む

Girl Portrait Face - Free photo on Pixabay (346822)

日中から意識せず簡単にできるのはガムを噛む事です。辞めよう!と努力しなくてもガムを噛んでいると自然と噛みしめは辞めれます。

ガムを噛む事でストレスも軽減されると実験結果も出ています。さらに1枚のガムの咀嚼回数は約550回といわれており、食事と同等の回数がありますが、カロリーはたったの10kcal程度です。

ダイエットをしている人にも持ってこいですし、噛む事でストレスも軽減され、噛みしめの癖も治るなら、すぐにでも始めたいです。

また、ガムを噛むことで唾液がたくさん出るため、歯の汚れを落としてくれ、さらに口臭を抑える効果もあるので是非お試しください。

顎付近のマッサージ

Massage Wellness Japanese - Free photo on Pixabay (346823)

噛みしめ癖を治すのには、マッサージも効果的です。噛みしめを続けてしまうと、顎の筋肉が張ってしまい、ひどくなるとエラ張りだけでなく顎の痛みにまで広がってしまいます。

そうならない為にも、マッサージをして張りを和らげ、顔全体の筋肉をほぐし柔らかくしてあげることが大切です。

マッサージのやり方は顎の中心から外に向かって、手の指で顎をつまむようにマッサージしていきます。耳のすぐ下まで順番につまんでいきます。この時少し痛いくらいの力でつまむ方が、より効果的です。この動作を1分ほど繰り返し行います。

マッサージをして、柔らかくする事で顔周りのシワやたるみも改善されるのでおススメです。

マウスピース

Teeth Implant Orthodontics - Free image on Pixabay (346827)

最後はマウスピースです。マウスピースは、主に寝ている間に歯ぎしりによる歯へのダメージを減らすために作られる事が多いですが、噛みしめ癖にも適しています。

ストレス等で噛みしめ癖のある方はマウスピースを使うことによって顎の関節に加わる力を和らげ、顎の痛みを軽減する効果があります。

また、上下の歯を擦り合わせることによって、歯が擦り減り短くなったりしてしまいますが、マウスピースをしていればそういった事もおこりません。

使い始めは違和感が大きく、慣れるまでが大変な場合もありますが、使い続けることで効果を実感できます。さらに噛みしめ癖にはマウスピースが1番良いと言う声も多いので気になる方は歯科医に相談してみてはいかがでしょうか。

食いしばりのコリをほぐすマッサージ法

Head Massage Treatment - Free photo on Pixabay (346828)

食いしばり癖のある方のほとんどが、顎まわり、首などにコリを感じています。すごい力で食いしばりをしていると、首や肩にもかなりの負担があり、ひどい人は肩が上がらなくなる程です。

食いしばりの癖が治るまでは、コリとも戦わなければいけません。ここから少しでも和らぐマッサージ法を紹介します。

是非参考にしてみてください。

首・顎周りのリンパをほぐす

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