目次
- 無意識に歯を食いしばっていませんか?
- 通常の歯の状態
- 上下の歯は触れ合っているかどうか
- 上下の歯の1日の平均接触時間
- 睡眠中の食いしばりにかかる力
- 人が歯を食いしばる心理
- 苦しみや辛さを耐える
- 全身を緊張させて力を入れる
- 怒りや悔しさの感情を抑える
- 寒さに耐えるため体温を上げる
- 歯列接触癖とは?
- グライディング
- クレンチング
- タッピング
- 食いしばり(クレンチング)セルフチェック
- 歯の噛み合わせ部分がすり減って平らになっている
- 舌に歯型がついている
- 頬の内側に白い線がある
- 顎の関節を押すと痛みがある
- 顎のエラ部分の筋肉に痛みがある
- 歯列接触癖の原因
- パソコンやスマホ
- ストレスや緊張
- 歯列接触癖があると睡眠中に食いしばりが起きやすい
- 歯を食いしばる癖が及ぼす影響
- 歯がすり減る
- 歯周病の治療効果が下がる
- 冷たいものがしみる
- 肩こりや頭痛
- 顎関節症
- 歯を食いしばる時の改善法
- 舌の位置を固定する
- 落ち着いて深呼吸
- 意識して力を抜くようにする
- 注意書きのメモを周囲に貼っておく
- ガムを噛む
- 顎付近のマッサージ
- マウスピース
- 食いしばりのコリをほぐすマッサージ法
- 首・顎周りのリンパをほぐす
- 咬筋をマッサージ
- 心当たりのある人はすぐに改善策!
via pixabay.com
先程同様、傷みが出てくるとかなり危険です。エラが張っている方は痛みがあるとたるみから、余計エラの張りが目立ってしまいます。
この「クレンチング症候群」というものを、ただの食いしばり癖のことかと侮ってはいけません。人体にさまざまな悪影響をもたらすこともあると言われています。
手遅れになる前に歯科医院に行き、自分の噛みあわせを確認してもらうことも有効です。
歯の上下が接触しないようにマウスピースを作ってもらうこともできますから、皆さんもぜひ一度お試しください。
この「クレンチング症候群」というものを、ただの食いしばり癖のことかと侮ってはいけません。人体にさまざまな悪影響をもたらすこともあると言われています。
手遅れになる前に歯科医院に行き、自分の噛みあわせを確認してもらうことも有効です。
歯の上下が接触しないようにマウスピースを作ってもらうこともできますから、皆さんもぜひ一度お試しください。
歯列接触癖の原因
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歯列接触癖の原因はたくさんあります。人それぞれの習慣や環境によって大きく変わりますが、1番多いと言われているのが、パソコンやスマホの操作に集中しすぎること、または緊張やストレスからくるとも言われています。
最近は仕事でパソコンやスマホを使うことが多い人がほとんどです。
これがどのような影響を及ぼしているのか詳しく説明していきます。
最近は仕事でパソコンやスマホを使うことが多い人がほとんどです。
これがどのような影響を及ぼしているのか詳しく説明していきます。
パソコンやスマホ
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まずはパソコン、スマホから歯列接触癖がついてしまう原因です。
パソコンはデスクに置いてある状態で作業をする事が多いですが、その際顎に頬杖をついている方が多く、頬に力が入ります。頬に力が入ると言うことは無意識に奥歯を食いしばってしまっている状態です。
さらに人は利き手があるので必ず決まってどちらかの手で頬杖をついているので、食いしばりを続けてしまうと、右か左どちらかに顎が歪んでしまいます。
顔の歪みは、浮腫みを引き起こし、左右の目の大きさ、頬の位置まで変えてしまうのです。
常日頃からパソコン作業等をしている方は自分に変な癖がないか、無意識のうちに頬杖をついていないか等、意識的にチェックしてみる事をオススメします。
パソコンはデスクに置いてある状態で作業をする事が多いですが、その際顎に頬杖をついている方が多く、頬に力が入ります。頬に力が入ると言うことは無意識に奥歯を食いしばってしまっている状態です。
さらに人は利き手があるので必ず決まってどちらかの手で頬杖をついているので、食いしばりを続けてしまうと、右か左どちらかに顎が歪んでしまいます。
顔の歪みは、浮腫みを引き起こし、左右の目の大きさ、頬の位置まで変えてしまうのです。
常日頃からパソコン作業等をしている方は自分に変な癖がないか、無意識のうちに頬杖をついていないか等、意識的にチェックしてみる事をオススメします。
ストレスや緊張
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ストレスや緊張から歯列接触癖がついてしまっている方もいます。人間はリラックスをしている時は自然に少し口が開いていると言われていて、口元が緩み顔全体もリラックスしている状態です。この状態は上下の歯の隙間が2〜3ミリで接触もしていないので1番良い状態です。
逆にストレスを抱えていたり、緊張している時は上下の歯のグッと食いしばっている事が多いのです。そもそも、なぜストレスが溜まると歯をくいしばるのでしょうか。
それはストレスがたまった時に無意識に貧乏ゆすりやペンをくるくる回すといったことをする人がいるかもしれませんが、その一環でイライラすると歯をくいしばり、筋肉を硬直させようとするからなのです。
ストレスが多くなるにつれて噛み合わせる時間が増えていき、最終的には起きている時も寝ている時も、常に無意識に食いしばっている状態になってしまうのです。
逆にストレスを抱えていたり、緊張している時は上下の歯のグッと食いしばっている事が多いのです。そもそも、なぜストレスが溜まると歯をくいしばるのでしょうか。
それはストレスがたまった時に無意識に貧乏ゆすりやペンをくるくる回すといったことをする人がいるかもしれませんが、その一環でイライラすると歯をくいしばり、筋肉を硬直させようとするからなのです。
ストレスが多くなるにつれて噛み合わせる時間が増えていき、最終的には起きている時も寝ている時も、常に無意識に食いしばっている状態になってしまうのです。
歯列接触癖があると睡眠中に食いしばりが起きやすい
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睡眠中の食いしばりはかなり危険と言われています。睡眠中は体のほとんどの機能が、お休みモードになるので無意識に食いしばりをしていても、他の機能は少しもケアをしてくれません。
起きている時なら無意識に食いしばりをしてしまっていても、ハッと気付いて辞める事もありますが、睡眠中は気付くことができません。そのため歯や歯茎、顎などに約60キロの力で2〜3時間もの間、負担をかけ続けてしまうのです。
起きた時には、顎や歯に傷みがあったり、ひどい時には頭痛までも引き起こしてしまいます。
また睡眠中の食いしばりは呼吸の妨げにもなり、無呼吸症候群などに陥る危険性もあるので睡眠中に歯ぎしりなどしてる可能性がある場合は早急に歯科医に相談することをオススメします。
起きている時なら無意識に食いしばりをしてしまっていても、ハッと気付いて辞める事もありますが、睡眠中は気付くことができません。そのため歯や歯茎、顎などに約60キロの力で2〜3時間もの間、負担をかけ続けてしまうのです。
起きた時には、顎や歯に傷みがあったり、ひどい時には頭痛までも引き起こしてしまいます。
また睡眠中の食いしばりは呼吸の妨げにもなり、無呼吸症候群などに陥る危険性もあるので睡眠中に歯ぎしりなどしてる可能性がある場合は早急に歯科医に相談することをオススメします。
歯を食いしばる癖が及ぼす影響
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歯の食いしばりを続けると体へ様々な悪影響があります。歯がすり減るなど、口内環境は悪化しますが、口内だけではなく顎や口、肩にも負担がかかり、ひどい時には頭痛の原因にもなります。
他にもどんな影響があるのか詳しく説明していきます。
他にもどんな影響があるのか詳しく説明していきます。
歯がすり減る
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まずは歯がすり減りです。先程も説明しましたが、人間の噛む力は想像以上で約60キロです。この力で食いしばりを続けると少しずつ、歯がこすれてすり減ってしまいます。
上下の噛み合わせ部分が平らになり歯並びまで悪くなってしまいます。
顎への負担も大きく、噛む力が低下し硬いものを食べるときに痛みを感じるようになります。そのせいで、だんだん硬いものを避けるようになり、顎や歯、口内環境は悪くなるばかりです。
上下の噛み合わせ部分が平らになり歯並びまで悪くなってしまいます。
顎への負担も大きく、噛む力が低下し硬いものを食べるときに痛みを感じるようになります。そのせいで、だんだん硬いものを避けるようになり、顎や歯、口内環境は悪くなるばかりです。
歯周病の治療効果が下がる
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歯周病とは、プラークや歯石の中にひそむ歯周病菌によって歯茎が腫れたり、骨が溶けていってしまう怖い病気です。
歯周病の治療には徹底的にプラークや歯石を取り除いて進行を抑えることが必要ですが、食いしばる癖がある人は骨に余計な力がかかってしまいます。
せっかく歯周病菌を取り除いても骨に負担がかかりどんどん減ってしまいます。
歯周病の治療には徹底的にプラークや歯石を取り除いて進行を抑えることが必要ですが、食いしばる癖がある人は骨に余計な力がかかってしまいます。
せっかく歯周病菌を取り除いても骨に負担がかかりどんどん減ってしまいます。
冷たいものがしみる
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食いしばりが原因で、歯の知覚が過敏になり、冷たいもの熱いものがしみたり、物を噛んだ時に痛みが出てしまいます。
歯の神経が冷たい刺激や熱い刺激に対して過敏に反応し、しみるという感覚を引き起こしているのです。歯の神経の反応は、体調、季節などによっても変わってきますので、しみたりしみなくなったりすることがあります。
食いしばり癖は想像以上に口内環境を悪くしてしまうと言う事がよく分かります。
肩こりや頭痛
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食いしばりや歯ぎしりによって咬筋などの筋肉に過剰な負荷がかかってしまいます。常に力を入れている状態になるので、それらの筋肉につながっている首や肩まわり、こめかみなどの筋肉にも炎症が起きやすくなります。
炎症が起きると筋肉痛や痛みを発症し、その結果、頭痛や肩こりといった症状が出ることがあります。
特に睡眠中に過剰な負担がかかっている事が多く、朝起きた時には酷い頭痛に悩まされるといったケースもあります。
炎症が起きると筋肉痛や痛みを発症し、その結果、頭痛や肩こりといった症状が出ることがあります。
特に睡眠中に過剰な負担がかかっている事が多く、朝起きた時には酷い頭痛に悩まされるといったケースもあります。
顎関節症
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